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    <title>「人」からはじまるインテリア『インテリアン Interior(n)』</title>
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    <updated>2012-03-29T05:00:19Z</updated>
    <subtitle>インテリアに関わる仕事している人へのインタビューやインテリアスタイリストがプロの視点でインテリアを語る対談など、「人」を切り口として、“インテリアがもっと好きになること”を取り上げています。</subtitle>
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    <title>【第10回/後編】連載｜赤松 珠抄子さん×橋本直征</title>
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    <published>2012-03-12T02:39:12Z</published>
    <updated>2012-03-29T05:00:19Z</updated>

    <summary> 連載「○○×橋本 直征」 赤松 珠抄子さん×橋本 直征 interior(n)...</summary>
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        <![CDATA[<div id="serial10-2">
<div class="h1_special"><h1>連載「○○×橋本 直征」 赤松 珠抄子さん×橋本 直征 interior(n)interview Vol.10-2</h1></div>

<div id="serial10-2Main">
<div class="read">
<p>橋本氏にとって"師匠"にあたる赤松 珠抄子さんとのトーク企画。<br />
前編ではご自身のことや橋本氏がアシスタントとしてやって来た頃のエピソード、手掛けた仕事、そしてお二人にとって縁のある"カメラ"をテーマにトークをしていただいた。<br />
<br />
続く後編では、空間、建築をテーマに世界各地へ足を運んでいる赤松さんに、もう少し"旅"のお話を聞かせていただこうと思う。<br />
<strong>"赤松さん流"旅のスタイルとは？旅を楽しくするためのヒントを交えながら、教えていただく。</strong></p>
<div class="vol"><img src="../img/serial/vol_icon.gif" width="20" height="15" align="top" /><a href="http://www.interiorn.jp/serial/serial10-1.html">「赤松 珠抄子さん×橋本 直征」前編はこちら</a></div>
</div>

<div id="menu">
<ul>
<li><a href="#m01">旅先で訪れるのは、名もなき名建築空間</a></li>
<li><a href="#m02">原点は、良い人に出会えていること</a></li>
<li><a href="#m03">旅先でその地らしさを楽しむヒント</a></li>
</ul>
</div>

<div class="special">
<a name="m01" id="m01"></a>
<div class="h2"><h2 id="h2_01">interior(n)interview 旅先で訪れるのは、名もなき名建築空間</h2></div>

<div class="txt">
<div class="txtLeft">
<p>
現在の赤松さんは、フォト・エッセイストとして取材旅行に出かけることが多い中、その仕事を終えたあと、予備日として数日取り、個人的に行ってみたい場所への旅も続けているのだとか。<br />
<br />
<strong>「地方の小さな村や国境の村、森や渓谷のさらに奥にある村など、同じ国内でも1日以上かかるような場所が好きですね。
<br />
とは言っても、ただ奥地だからというのではなく、そういった場所には、その地ならではの、その気候だからこそ生まれた、建築様式や暮らし方があって、それを自分の眼で見て、体感したくて行くのです」</strong><br />
<br />
田舎ばかりでなく都市でも、当時の職人さんの想いが手仕事として残る、数百年前のまま取り残されたような建物。建てた人の趣味が全面に出たオリジナリティを感じられる、個人的な建物。そういう空間には身震いするものがあり、非常に惹かれるという。<br />
赤松さんが旅先で訪れるのは、まさに"名もなき名建築空間"なのである。ではそういう貴重な場所を、どのように見つけるのだろうか？<br />
<br />
<strong>「個人的に現地を研究されている方のレポートなどがWEB上で公開されていることがあり、そういったところからも情報を集めます。<br />
そして時には、実際に書いた方とやり取りをして詳細を教えてもらうこともあります。とはいえ、もともと情報がそれほどあるわけではないので、いいと思えたら、実際に足を運ぶんです。<br />
だから行って良かったなと思うところもあれば、たとえば"秘境"とうたっている場所でも、行ってみるとイメージとは違ったというところもありました。立地はそうでも空気感が違うんですね」</strong><br />
<br />  "情報があまりない場所"というのは、旅先に選ぶ条件のひとつになっているそうなのだが、そのほかにも"国の名前を聞いてイメージできない場所"、"世界一○○な場所"というところにも惹かれるのだとか。<br />
実際に赤松さんが足を運ばれたことがある「ブルネイ」も、それがきっかけで興味を持ち、水上生活者の村を訪ねる旅へとつながったのだという。<br />
しかもブルネイに向かうところで、思いがけないハプニングに見舞われたことが、振り返ってみると良い思い出になっているのだそう。<br />
<div class="photo1">
<span class="guard"></span>
<img src="../img/serial/10-2/photos_special_01.jpg" width="300" height="200" class="img02" /><br /></div>
<div class="caption">写真：ラブアン島からブルネイへ行きの船<br />
&copy;MISACO　AKAMATSU（fynbos lab.）</div>
</p>
<p>
<strong><br />
「この時は、まずボルネオのコタキナバルから飛行機でラブアン島へ行き、そこから船でブルネイを目指したのですが、ラブアン島で足止めされてしまって。海が荒れてるから全日欠航だというんですね。全然そんな様子ではないんですが、今日船は出ないの一点張りなので仕方なく諦め、ここに一日滞在することにしました」</strong><br />
<br />
マレーシアにあるラブアン島は、日本と比べると物価が安いうえ、免税の島。せっかくだから贅沢に過ごしてみようか！と思い立った赤松さんは、ラブアン島での一日を満喫する方向へ切り替えていったという。<br />
<br />
<strong>「まず島内で一番、海沿いに建つ良い立地のホテルに電話をして、海沿いにテラスがパーッと広がる部屋を取りました。日本だと同じ条件ではとても泊まれない値段でしたね。<br />
そして酒屋さんへ行き、ピンクのシャンパンや地元のビール、ワインを購入。こちらもやっぱり頬が緩むほどの安さでしたよ。<br />
それからホテルに戻ってルームサービス。海の幸が新鮮なところなので、もちろんシーフードのサラダやピザをオーダーしました。窓を全開にすると風が心地良くて、思いがけず優雅な一日を過ごすことができました」</strong><br />
<br />
普段は、せっかく訪れるのに見落としてしまうのが嫌で、旅行前には綿密な予定を立てるという赤松さん。でもふいに空いた一日を思い切って方向転換して過ごすのも悪くないと語る。<br />
<br />
<strong>「良くも悪くも何か起これば、それごと受け入れていくと、結局旅を満喫できるものです。ハプニングが起こったことで、その時の思い出が印象深くなることもありますしね」</strong><br />
<br />
赤松さんは懐かしそうにその時のことを振り返る。結果的に、このラブアン島での一日があったことで、次の日からまたブルネイで歩き回り、いろんな場所を訪れる良い活力にもなったのだそう。<br />
そして話は、ブルネイの水上生活の村、カンポン・アイール（※）での出来事へと続く。<br />
<span style="font-size:90%;">（※カンポン・アイール...ブルネイ川の流域に広がる水上集落のこと）</span><br />
<div class="photo1">
<span class="guard"></span>
<img src="../img/serial/10-2/photos_special_02.jpg" width="300" height="200" class="img02" /><br /></div>
<div class="caption">写真：ブルネイの水上集落一帯<br />
&copy;MISACO　AKAMATSU（fynbos lab.）</div>
</p>
</div>

<div class="txtRight">
<p>
  <strong>「ずっと興味があった水上生活の村で、家の中も見せてもらえることになって。家自体は木造の高床式のようなものなのですが、中は割と豪華絢爛でした。液晶テレビも冷蔵庫もありましたよ。<br />
家同士は渡り廊下のように板でつながっていて、学校や教会、役所、消防署などもみんなこのカンポン・アイールにあります。だから住人に話を聞くと、ここは便利で引っ越せないと言うのです。ボルネオの水上生活者たちも同じことを言っていましたね」</strong></p>
<div class="photo3">
<span class="guard"></span>
<img src="../img/serial/10-2/photos_special_03.jpg" width="300" height="441" class="img02" /><br /></div>
<div class="caption">写真：水上生活者の家のリビング<br />
&copy;MISACO　AKAMATSU（fynbos lab.）</div>
<div class="photo1">
<span class="guard"></span>
<img src="../img/serial/10-2/photos_special_04.jpg" width="300" height="200" class="img02" /><br /></div>
<div class="caption">写真：渡り板で繋がっている家々<br />
  &copy;MISACO　AKAMATSU（fynbos lab.）</div>
</p>

<p>
<br />
台所から魚を釣ってすぐさばけるなど、水上生活ならではの利点を生かして暮らしているカンポン・アイールの住人たち。私たちのものさしで考えると驚くばかりだが、彼らの基準ではこれが居心地の良い生活。ここにしかない彼らならではの暮らしだ。<br />
<br />
旅先でも地元の人に話を聞いたり、建物や住宅の中を見せてもらったりと、アクティブに動くのが赤松さんの旅のスタイル。「日頃旅の様子を聞くたびに、先生の行動力には驚かされています」と橋本氏も話す。<br />
そんな赤松さんの旅で重宝しているのが、日本から持って行くちょっとしたおみやげだという。<br />
<br />
<strong>「現地で地元の人と知り合うことも多いので、日本のお茶や和菓子、飴、梅などを持って行きます。話のきっかけになるんですよ」</strong><br />
<br />
時には郵便局で、ロゴ入りボールペンを使っていたので見せてもらい、「かわいい！」と褒めたら、「あげるよ」ともらったこともあるのだそう。そういう時に日本のお菓子などをお礼としてあげるという。日本からのおみやげはどこの地でも喜ばれるのだとか。<br />
<br />
そのほかにも赤松さんにはいくつか旅の中でのスタイルやこだわりがあるという。<br />
まずは、宿泊するホテルについて。<br />
<br />
<strong>「泊まるホテルは行く前にものすごく調べて、先方にもメールをして、いくつかやり取りをしてから決めています。選ぶ基準は、まずは古く歴史があること。そして、個人または家族経営のようなタイプだと理想的ですね。なぜなら、ここにしかない個性あるインテリアの確率が高いからです。<br />
ちなみに自分がいいなと思えたら、星などの評価はまったく気にしません。逆に星が多くても、古き良き建物を無視して、ベタベタなリノベーションをしているホテルも多いので、そういうのに出会うと残念でなりません」<br />
</strong><br />
インテリアデザイナーの赤松さんらしい視点だ。<br />
実際、邸宅をリノベーションした5つ星ホテルにがっかりし、予約をキャンセルして他の小さなホテルに移った経験があるという。<br />
<br />
<br />
続いて、赤松さんが必ず足を運ぶ場所や旅先での食についても教えていただいた。<br />
<strong>「主要目的のほかに必ず行くのは、市場や郵便局、スーパーなど。その地でしか出会えないものを探しに行くのです。なるべく歩き、バスや電車にも乗りますね。<br />
また食事はローカルフードか、市場で買ったレタスとミニトマト。地元の料理がおいしいとつい食べ過ぎ飲み過ぎてしまうので危険。体調管理のために、常にレタスとミニトマトは持ち歩いています。これを夕食にすることもあります。<br />
そして、お茶は私にとって必需品なので、電気ポットを必ず携帯しています」</strong><br />
<br />
訪れた地でしかできない過ごし方で旅を満喫する赤松さんは、旅先で自分なりに快適に過ごす方法もしっかり熟知されている。私たちは旅をするとつい欲張りになってしまいがちだが、リラックスすることも旅先での有意義な過ごし方ではないだろうか。<br />
<br />
<br />
さて次の章では、もう少し赤松さんにとっての"旅"そのものに迫っていきたいと思う。<br />
学生時代、赤松さんが最初に訪れた国は、ギリシャだったという。そこから今の仕事につながっていったきっかけなどは、あったのだろうか？そのあたりについても語っていただく。
</p>
</div>

<div class="cClear"></div>
</div>
</div>

<div class="special">
<a name="m02" id="m02"></a>
<div class="h2"><h2 id="h2_02">interior(n)interview 原点は、良い人に出会えていること</h2></div>
<div class="txt">
<div class="txtLeft">
<p>
今では"旅をすること"が仕事にもなり、海外の魅力的な地へと足を運び続けている赤松さん。<br />
そんな赤松さんが最初に海外へ旅したのは、学生時代の頃。多くの人がそうであるように「日本以外の国を自分の眼で見てみたい」そんな想いを赤松さんも持っていたのだそう。<br />
ただ赤松さんは"旅に行く"というよりは、"ギリシャに行きたい"という想いが強かったと当時を振り返る。それほどまでにギリシャに魅力を感じていたわけとは何だったのだろうか？<br />
<br />
<strong>「美大受験の時に石膏像の絵を描くのですが、アポロ（石膏像）を描いた時に自分の画風が変わったくらい、アポロを感じられたのです。そんなアポロに会いたい、その想いから、最初に行く国は絶対ギリシャにしよう！と決めていました」</strong><br />
<br />
そして大学生になり、自分で貯めたお金で念願のギリシャへ。現地では"ホテルアポロ"に宿泊し、大好きなアポロの彫刻も買ってきたのだとか。アポロへの愛ひと筋で、ギリシャ行きを決めた赤松さんに、この旅での思い出深いエピソードをうかがった。<br />
<br />
<strong>「この時は学生でお金もなかったので、食にこだわるより遺跡や街を観てまわっていました。<br />
だから食事は、ホテルのとなりにあったハンバーガーショップ。毎日そこで買うのはハンバーガー1つだけでした。なのにある時から、帰って袋を開けるとポテトやチキンが入っているのです。店員さんがサービスで入れてくれていたんですね。<br />
それがきっかけで仲良くなり、旅の最後、一緒に記念写真を撮って連絡先を交換してから、今も文通が続いています」</strong><br />
<img src="../img/serial/10-2/photos_special_05.jpg" width="300" height="200" class="img03" /><br />
<br />
赤松さんが旅のあとに今でもやり取りが続いている方は、実はこのギリシャの方だけではない。その後の旅で訪れた先で出会った数カ国の方々と、20年にわたりつながっているのだという。<br />
中には飛行機の中で隣同士になった人とのつながりもあり、橋本氏も中目黒で一緒に食事をしたことがあるのだとか。</p>
</div>

<div class="txtRight">
<p>
<img src="../img/serial/10-2/photos_special_06.jpg" width="300" height="200" class="img03" /><br />
<strong><br />
「旅の中だけでなく終わってからも、何かしらの関係が続いているというのは、とてもステキな旅だった証拠だと思います。そういう旅は今までになかったので憧れますね」</strong> <br />
<br />
と橋本氏。そしてこのような人とのつながりが続いていることに対し、赤松さんは次のように話す。<br />
<br />
<strong>「今も文通が続くような良い人に出会えていることは、現在の仕事に関係しているのかなと思います。地元の人と仲良くなると、観光客が行かないような場所に連れて行ってくれるんです。そういう、その地ならではの魅力を知ったことも、今の取材テーマにつながっているのかもしれませんね」</strong><br />
<br />
一人旅をしていると、自分の身は自分で守らないといけない。赤松さんもその点では人を見る目を敏感にしているという。だからこそ、そういう中で彼らのような人たちに出会えることが旅の醍醐味だとも語る。<br />
こんなふうに、赤松さんにとって大切な出会いをもたらしてくれる旅。今は"仕事として"が大半だとは思うが、そもそも赤松さんが旅に出る理由とは何なのだろうか？<br />
<br />
<strong>「仕事を抜きにして考えると、自分の中の"自分"容量が減りすぎて、自分を見失いそうになった時、旅に出たいと思いますね。
<br />
前世の魂が世界中に落として行った自分の欠片、つまり今の自分に足りない部分を拾って歩くために出かけている気がしているのです。なのでそういう時は、行き先が何となく浮かんでくるんですよ」</strong><br />
<br />
私って何なんだろう？このままでいいのかな？など、自分と向き合い悩んだことは誰しもあるのではないだろうか。そういう時の復活の仕方は、人それぞれにあると思うが、赤松さんの「自分の欠片を拾って歩いている」は言い得て妙。まさに旅とともに生きている赤松さんらしい表現だ。</p>
</div>

<div class="cClear"></div>
</div>
</div>

<div class="special">
<a name="m03" id="m03"></a>
<div class="h2"><h2 id="h2_03">interior(n)interview 旅先でその地らしさを楽しむヒント</h2></div>
<div class="txt">
<div class="txtLeft">
<p>
赤松さんから旅の話を聞かせていただく中で、橋本氏は「自分は本当の意味での"旅"をしたことがないかもしれません」と語っていた。"その地の真の姿を体感する"ということで考えると、橋本氏と同じかもという方もいらっしゃるのではないだろうか。<br />
<br />
ここでは、旅のエキスパートともいえる赤松さんに、旅先でその地らしさを楽しむためのヒントをうかがっていく。
まず1つ目は、何かテーマを持って集めるということ。<br />
<br />
<strong>「ひとつでもいいので、何か撮り続けるものや集め続けるものがあると、単発の旅行でもつながってくるので楽しくなると思います。<br />
私は、たまごパック・紙袋・ビニール袋・缶・ボトル・牛乳パック・郵便局の箱などを集めているので、旅先では意外と忙しくなってしまいます（笑）。<br />
もう20年以上も集め続けていて、広げてみるとひとつひとつに歴史があり、思い出すことがたくさんあります」</strong><br />
<br />
人からは"ゴミ"と言われてしまうこともあるそうだが、赤松さんにとっては"宝物"。しかもそれらは粗雑な素材であることが多いので、今となっては貴重なものがあるのだという。日常の暮らしの中で使われている何気ないものを集めているというのは、旅先で"その地の真の姿を体感する"赤松さんらしい楽しみ方だ。<br />
実は取材当日、橋本氏が旅先で手に入れたので...と赤松さんに、あるペーパーナプキンを渡していた。今では自分で集めるだけでなく、周りの人からおみやげとしていただくこともあるのだとか。<br />
<br />
そしてもうひとつ、旅先で赤松さんが必ずやっていることがあるという。それは自分宛のハガキを出すということ。<br />
<br />
<strong>「自分宛に出すと、気に入ったハガキやスタンプを残すことができます。思い出にもなるので、オススメですよ」</strong><br />
<br />
何かを集めることも、現地から自分にハガキを出すことも、旅先でだけでなく帰ってからも楽しめ、次々と旅をすることが待ち遠しくなりそうだ。<br />
<br />
そして2つ目は、その地の情報を広く知るということ。フランス、モン・サン・ミッシェルを例にお話いただいた。<br />
<br />
<strong>「モン・サン・ミッシェルは、島内か島外か、どちらに泊まるのが良いか？という議論が多々行われています。
<br />
私は、外からの景色、そしてモン・サン・ミッシェルの地元のものに出会えることから、断然、島外派なのですが、皆さんにも島外のことをもっと知って欲しいと思っています。<br />
島外のお店には、地元の方のハンドメイドのものがたくさんあるんですよ。たとえば、あるお店で見つけた、ホタテが練り込まれたパテ。おみやげに買って帰ったところ、もっと欲しい！とリクエストされるくらい喜んでもらいました」</strong><br />
<div class="photo1">
<span class="guard"></span>
<img src="../img/serial/10-2/photos_special_07.jpg" width="300" height="200" class="img02" /><br /></div>
<div class="caption">写真：島外の"super MARCHE"で見つけた、魚介のパテ類<br />
&copy;MISACO　AKAMATSU（fynbos lab.）</div>
<div class="photo2">
<span class="guard"></span>
<img src="../img/serial/10-2/photos_special_08.jpg" width="300" height="304" class="img03" /><br /></div>
<div class="caption">写真：地元で作られている素朴なお菓子<br />
&copy;MISACO　AKAMATSU（fynbos lab.）</div>
</p>
</div>

<div class="txtRight">
<p>
またモン・サン・ミッシェルの名物料理として知られる"プレ・サレ"。何軒か食べてまわった中で、赤松さんイチ押しのレストランのお話をうかがった。<br />
ちなみに"プレ・サレ"とは、モン・サン・ミッシェルのふもとの草を食べて育った仔羊の肉料理。潮の満ち引きにより、ミネラルを豊富に含んだ草を食べて育った羊は、臭みが全然ないという。</p>

<div class="photo3">
<span class="guard"></span>
<img src="../img/serial/10-2/photos_special_09.jpg" width="300" height="441" class="img01" /><br /></div>
<div class="caption">写真：仔羊の骨付きロース肉のロースト ニンニク風味のクリーム　&copy;MISACO　AKAMATSU（fynbos lab.）</div>
</p>

<p>
<strong><br />
「ここのプレ・サレは、契約農家から仕入れているので、いつ行っても味が安定しています。<br />
よく"塩味がする"という方がいますが、海水に浸った草を食べているから塩味がするわけではありません。だからといって、焼く時に塩・こしょうを振ることもしていません。<br />
特別な草を食むことで、旨味が凝縮され締まった肉質になり、ただ焼くだけで味わい深い一品になります。だからこそ、焼き加減も難しいのです。<br />
島外で食べたプレ・サレは、いくつかの調理方法で提供されていて、ソースも何種類かあるので、気になる一皿を、ぜひ味わってみて欲しいですね」</strong><br />
<br />
<div class="photo2">
<span class="guard"></span>
<img src="../img/serial/10-2/photos_special_10.jpg" width="300" height="304" class="img03" /><br /></div>
<div class="caption">写真：潮が引いた時のモン・サン・ミッシェル裏側<br />
&copy;MISACO　AKAMATSU（fynbos lab.）</div>
</p>
<p><br />
第2の故郷と思えるくらい何度もモン・サン・ミッシェルへ足を運び、島内外どちらにも滞在し知り尽くしたうえで、率直に感じている魅力を皆さんにも広く知って欲しい。赤松さんはそう考えているという。<br />
<br />
<strong>「旅行へ行く前には、ガイドブックだけでなく、率直なコメントのあるブログを見たり、現地へ直接問い合わせたり、あらゆる手段で情報収集し、現地で雰囲気確認をします。<br />
日本でいくら良いと思っても、現地での空気感がパッとしなかったら、急遽変更することもあります。情報は必要ですが、それに惑わされることなく、自分の感性で選んで欲しいのです。<br />
ただ時間もかかることなので、そう簡単ではありません。そこで私は"この人が言うなら..."と思ってもらえるような、実際に行ってみて良いと思えたモノやコトを発信したいと思っています」</strong><br />
<br />
<br />
赤松さんが"旅先でその地らしさを楽しむ"ために教えてくださった、2つの秘訣。いろいろな場所へ旅をすればするほど、出かけることが楽しくなり、自分らしい旅ができるのではないだろうか。</p>
</div>

<div class="cClear"></div>
</div>
</div>

<div class="end">
<p style="margin-top: 20px;">
今回の取材の中で、死ぬまでに一度は行ってみたい場所について、話が挙がった。赤松さんが行きたいと思っているのは、イエメン、マダガスカル、ガラパゴスだという。<br />
<strong>「どこも行ったことがないですし、僕たちにはあまり馴染みがない国ばかりです。なぜ行ってみたいのですか？」</strong>と尋ねる橋本氏に、赤松さんは次のように答えた。<br />
<br />
<strong>「イエメンは砂漠地帯で、家や道路が土でできている街があります。建物や暮らしが非常に気になる国で未知な部分も多く、一度自分の目で観てみたいのですが、ひとりで行くにはちょっと治安が心配で。まだ足を運べていない国なのです。<br />
マダガスカルでは、バオバブの木が連なる草原を実際に観てみたいです。自分の中でイメージはありますが、実際に身を置いて体感してみたいです。頭で想像した世界にはない、熱気や音、匂いがあいまって、今まで感じたことのない空気に出会える気がするからです。<br />
そして、ガラパゴス。ここには、ガラパゴスリクイグアナに会いに行きたいのです。爬虫類が大好きで本当は飼いたいくらい（笑）<br />
動物では、爬虫類、植物ではシダ・コケ類が好きで、私たちには考えられない色や形をしているところに惹かれるのです。自然が生み出すデザインには、いつも叶わないなと思わされます」</strong><br />
<br />
どこも足を運ぶには、すんなりとは行かなそうな場所ばかりだが、赤松さんの話を聞いていると不思議と興味が湧いてくる。たくさんの国の中から特にと選んでいただいたこれらの国へ、赤松さんが足を運ばれた暁には、また旅のお話をうかがいたいものである。<br />
<br /><br />
取材の最後に、「今後、旅に関連してやってみたいことはありますか？」と赤松さんに尋ねてみた。<br />
<br />
<strong>「これまで出会って文通を続けている人たちに、もう一度会いに行きたいです。いつも旅先からハガキを出しているのですが、そうすると"私のところにはいつ来てくれるの？"と聞かれるのです。海外から日本に来てもらうにはなかなかハードルが高いので、私が訪ねていけたらいいですね」</strong><br />
<br />
赤松さんにとって、旅と人との出会いは切り離せないもの。まだまだその出会いは広がっていくだろう。そして赤松さんの言葉どおり、これまで続いてきた方々との再会もぜひ叶えて欲しいと思う。<br />
<br />
<br />
そして今回の取材を終え、橋本氏は次のように語っている。<br />
<strong>「人生はよく旅にたとえられることがありますが、先生の旅の話をうかがっていて、まさにそうだと思いました。"自分の欠片を拾って歩いている"という先生の言葉がとても印象に残っています。<br />
今の時代、海外へ行くことはとても簡単で、さまざまな国の人たちとコミュニケーションを取る方法もいくらでもあります。だからこそいろんな国へ行って、できるだけ多くの人たちと接してみたい。旅には多くの可能性が秘められています。<br />
今回の先生への取材を通して、僕もどこかへ旅に行きたくなったと同時に、懐かしい友人の顔が浮かび会いたくなりました。改めて人とのつながりの大切さを感じられた気がしています」</strong></p>
<div class="vol"><img src="../img/serial/vol_icon.gif" width="20" height="15" align="top" /><a href="http://www.interiorn.jp/serial/serial10-1.html">「赤松 珠抄子さん×橋本 直征」前編はこちら</a></div>
</div>

<div class="cClear"></div>


</div>

<div id="serial10-2Sub">
<div class="specialShop">
<div class="h2"><h2>インテリアデザイナー、フォト・エッセイストとしてご活躍中</h2></div>
<div class="txt">
<p>インテリアデザイナー、フォト・エッセイスト。<br />
  広島県安芸津町出身。武蔵野美術大学卒業後、出版社を経て、KiNG PROTEA （現 fynbos lab.ーフィボス　ラボ　株式会社）設立。<br />
インテリアデザイナーの視点で自ら写真を撮り、エッセイを寄稿している。インテリアや空間、建築をテーマに、世界中のその地ならではの住居や独特な建物を訪れている。特に、都市から離れた田舎や小さな村に残る独自の文化に魅せられている。<br />
<br />
</p>

<div class="event">
<p><strong>
記事内でご紹介した、赤松さんイチ押しのレストラン「ル・プレ・サレ」</strong></p>

<div class="caption">&copy;MISACO　AKAMATSU（fynbos lab.）</div>
<div class="photo4">
<span class="guard"></span>
<img src="../img/serial/10-2/presale01.jpg" width="215" height="160" alt="レストラン"ル・プレ・サレ"" class="img03" /></div>
<div class="caption">名物料理が店名に、レストラン"Le Pre Sale"外観</div>

<div class="photo5">
<span class="guard"></span>
<img src="../img/serial/10-2/presale02.jpg" width="215" height="287" alt="レストラン"ル・プレ・サレ" class="img04" /></div>
<div class="caption">お気に入りの前菜、近海で採れた帆立貝とサーモン</div>

<div class="photo6">
<span class="guard"></span>
<img src="../img/serial/10-2/presale03.jpg" width="215" height="327" alt="レストラン"ル・プレ・サレ" class="img05" /></div>
<div class="caption">仔羊骨付きロースは目の前で取り分けてくれる</div>

<p style="margin-top:20px;">メルキュール・ホテルに隣接しているレストラン。新鮮なシーフードが充実しているのは勿論、地元特産の肉料理もオススメ。<br />
ここで美味しかった料理が忘れられず、目の前にある"スーパー・マルシェ"で売っている瓶詰めを買って、お土産にしたことも。<br />
日本語メニューもあるので注文もしやすい。</p>

<p style="margin-top:20px;">
Le Pre Sale<br />
BP8 Route du Mont-Saint-Michel<br />
50170 Le Mont-Saint-Michel<br />
TEL.＋33.(0)2.33.60.14.18<br />
<span style="font-size:75%;"><a href="http://www.le-mont-saint-michel.com/en/home" target="_blank">http://www.le-mont-saint-michel.com/en/home</a></span>
</p>

</div>

</div>
<div class="footer"></div>
</div>


<!-- プロフィール -->
<div class="specialProfile">
<div class="h2"><h2></h2></div>
<div class="txt">
<p><strong>橋本直征氏 プロフィール</strong></p>
<img src="../img/hashimoto.jpg" width="243" height="162" title="橋本直征氏" alt="橋本直征氏" />
<p>赤松珠抄子氏に師事後、2004年独立。<br />
セットデザインから、プロップス、<br />
インテリアスタイリングまで手掛ける。<br />
主に広告、TV-CM美術、<br />
雑誌などの分野を中心に活動。<br />
また、ミュージックビデオや、<br />
セレブリティの邸宅等も手掛け、<br />
2009年からは、写真、立体作品、制作、<br />
発表にも精力的に取組み<br />
その活動は多岐にわたる。<br />
<a href="http://naoyuki-hashimoto.com/" target="_blank">http://naoyuki-hashimoto.com/</a></p>
</div>
<div class="footer"></div>
</div>
<!-- /プロフィール -->

</div>
<div class="cClear"></div>
</div>]]>
        
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>【第10回/前編】連載｜赤松 珠抄子さん×橋本直征</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.interiorn.jp/serial/serial10-1.html" />
    <id>tag:www.interiorn.jp,2012://1.340</id>

    <published>2012-01-31T02:28:57Z</published>
    <updated>2012-03-29T05:00:58Z</updated>

    <summary> 連載「○○×橋本 直征」 赤松 珠抄子さん×橋本 直征 interior(n)...</summary>
    <author>
        <name>interiorn_admin</name>
        
    </author>
    
        <category term="serial" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.interiorn.jp/">
        <![CDATA[<div id="serial10-1">
<div class="h1_special"><h1>連載「○○×橋本 直征」 赤松 珠抄子さん×橋本 直征 interior(n)interview Vol.10-1</h1></div>

<div id="serial10-1Main">
<div class="read">
<p><strong>「『インテリアン』に、いつか出ていただきたいと思っているんです」</strong><br />
橋本氏は以前からそのように話していた。その相手とは、今回ご登場いただく赤松 珠抄子さんだ。<br />
<br />
赤松さんと橋本氏の出会いは、約10年前のこと。彼はインテリアデザイナーである赤松さんのアシスタントとして、インテリア業界で働くためのイロハを学び、インテリアスタイリストとして歩み始めた。<br />
<br />
<strong>今回は、そんな彼にとって"師匠"にあたる赤松さんに、ご自身のこと、彼がアシスタントとしてやって来た頃のこと、当時一緒に手がけた仕事のことなどについて、お話をうかがった。<br />
そして、お二人の仕事に非常に縁深い"カメラ"トークも。お互いをよく知るお二人だからこそ飛び出すエピソードにもご注目を！</strong></p>
<div class="vol"><img src="../img/serial/vol_icon.gif" width="20" height="15" align="top" /><a href="http://www.interiorn.jp/serial/serial10-2.html">「赤松 珠抄子さん×橋本 直征」後編はこちら</a></div>
</div>

<div id="menu">
<ul>
<li><a href="#m01">現在につながる出会いは、"アシスタント募集"</a></li>
<li><a href="#m02">カメラはデジタル派？フィルム派？</a></li>
</ul>
</div>

<div class="special">
a name="m01" id="m01"></a>
<div class="h2"><h2 id="h2_01">interior(n)interview 現在につながる出会いは、"アシスタント募集"</h2></div>
<div class="txt">
<p>現在インテリアデザイナー、フォト・エッセイストとして、世界各地を飛び回っている赤松さん。<br />
建築やインテリアなど"空間"にフォーカスを当てた写真やエッセイを、雑誌やWEBなどで展開している。<br />
<div class="photo1">
<span class="guard"></span>
<img src="../img/serial/10-1/photos_special_01.jpg" alt="棟にアイリスが植えられた茅葺き屋根の家／フランス、オンフルール郊外" width="300" height="200" class="img01" />
<img src="../img/serial/10-1/photos_special_02.jpg" alt="棟にアイリスが植えられた茅葺き屋根の家／フランス、オンフルール郊外" width="300" height="200" class="img04" /><br /></div>
<div class="caption">写真左・右：棟にアイリスが植えられた茅葺き屋根の家／フランス、オンフルール郊外　&copy;MISACO　AKAMATSU（fynbos lab.）</div>
</p>
</div>

<div class="txt">
<div class="txtLeft">
<p><br />
  美大卒業後、婦人画報社（現、ハースト婦人画報社）で、インテリア・建築系の雑誌編集の仕事をされていたのだという。そしてその後独立。</p>
<p>『CASA BRUTUS』（現、『Casa BRUTUS』の前身）の立ち上げに携わりながら、独立前から手掛けていた壁画制作の分野へ、そしてインテリアデザイナーへと活動の幅が広がっていった。<br />
    <br />
    <strong>「ある仕事を通して、素敵な家で暮らしているのに居心地があまり良くない、使いづらいと感じている方々に出会いました。<br />
      また当時は、賃貸といえばたとえ納得いかない空間でも、我慢して住むしかなかったんです。インテリアショップも数軒しかなく、気に入ったものを部屋に...と思っても、なかなかなかったり、高額で買えませんでした。<br />
      でも、もし自分の手で改装やリノベーションができたなら、住む人にとって心地良い家・空間になるのでは？と。だったらまずは自分でやってみよう！と、木造一軒家に引っ越し、実験的に試してみました」</strong><br />
  <br />
  赤松さんの行動力には驚かされるものがあるが、その力が次のステップへと道を切りひらいていく。ご自身で改装した部屋で受賞、その後、『non-no』や『POPEYE』で"お部屋改造"の連載がスタートすることになる。<br />
<img src="../img/serial/10-1/photos_special_03.jpg" width="300" height="200" class="img02" /><br />
<strong>「雑誌連載がきっかけとなって、テレビ番組でのお部屋改装のコーナーを担当することにもなりました。次第に手がける仕事が増えてきたので、アシスタントを募集したんです。その時に来たのが、橋本でした」</strong><br />
  <br />
  アシスタント募集を知った橋本氏は、赤松さんのホームページから問い合わせをしたのだという。<br />
  <br />
  <strong>「仕事のお問い合わせはこちらというところから、メールしてみたんです。その後ご返信をいただき、たしか履歴書や作品、課題などを送ったと思います」</strong><br />
  <br />
  結果、橋本氏はアシスタントとして採用されることになる。赤松さんが彼を選んだのは、"やる気があって、おもしろそうだな"と思ったからなのだとか。<br />
  <br />
  <strong>「いわゆる美大生ではない彼らのセンスに興味があって、何かひとつでも"おもしろくなるかな？"と感じるものがある人と面接していたんです。彼もそのうちの一人でした。面接の時にも"スーツではなく、自分らしい服装で来てください"と言って、全体の雰囲気を見ていました」</strong><br />
  <br />
  そうして彼のインテリアスタイリスト人生がスタートすることとなった。 <br />
彼はアシスタント時代、さまざまな仕事を手伝いながら、インテリア業界について学んでいったという。その頃ともに手がけた仕事とはどんなものだったのだろうか？印象的なエピソードとともにお二人に振り返っていただいた。  
</p>
</div>

<div class="txtRight">
<p><br />
<strong>「宮城・鳴子温泉にある"<a href="http://www.yusaya.co.jp/" target="_blank">ゆさや旅館</a>"の改装でしょうか。元々私の事務所に改装の依頼があったのですが、番組のロケも合わせて行うことになり、皆でうかがいました。限られたスケジュールだったこともあり、作業と撮影を同時進行。2日完徹で朝までかかったのを覚えています」</strong><br />
<br />
前述のテレビ番組の夏のスペシャルとして行ったそうなのだが、事前準備からなかなかハードなスケジュールだったようで、現地へ向かうロケバスの中で、橋本氏は熟睡してしまったのだそう。<br />
<br />
<strong>「ふと前を見たら、橋本が豪快に寝ているのが見えて...。私は番組スタッフと打ち合わせ中だったので、慌てて傘か棒か何かで彼の脇腹をつついたんです。覚えてる？」<br />
</strong><br />
と、当時を思い出し語る赤松さん。さすがに橋本氏も覚えていたようで、<strong>「何があっても寝ちゃいけないですよね...」</strong>と思わず反省の弁でした。<br />
<br />
しかしそれ以上に、橋本氏には印象に残っていることがあるのだという。<br />
<strong>「撮影時の昼食で、先方が全員分の出前を取ってくださることになったのですが、自分はアシスタントだし...と、中でも一番安かったカツ丼を頼みました。そうしたら実物は想像以上に豪華で、結局先生に怒られてしまったんです。今でも忘れられないエピソードです（笑）」</strong><br />
<img src="../img/serial/10-1/photos_special_04.jpg" width="300" height="304" class="img02" /><br />
赤松さんもその時のことをよく覚えていると笑う。<br />
<br />
<strong>「あとで橋本の兄弟子にあたるアシスタントから真相を聞かされたんですが、実物は全然そう見えなくて、"橋本、やっちゃった..."と思ったんですよね（笑）<br />
アシスタントのうちは、勉強をさせてもらいながらお給料をもらっているわけです。そういう状況ですから、撮影の合間でいただく食事は好きなものを楽しく食べる時間ではなく、最低限であるべき。自分が一人前になったら、自分で稼いだお金で好きなものを食べればいいのです。<br /><br />
ただ一方で、いろんな空間を知るのも仕事ですから、事務所のスタッフだけで行く時は、レストランや食事も仕事のひとつとして、みんなが興味のあるお店へ行っていましたよ」</strong><br />
<br />
スタイリストとしての仕事はもちろん、アシスタントとしての立ち振る舞いについても学ぶことがたくさんあったようだが、今でも続くお二人の関係の原点が垣間見られるエピソードだ。ちなみに橋本氏は、今自分のアシスタントにもその頃学んだ"心構え"をそのまま教えているそうだ。
</p>
</div>

<div class="cClear"></div>
</div>
</div>

<div class="special">
<a name="m02" id="m02"></a>
<div class="h2"><h2 id="h2_02">カメラはデジタル派？フィルム派？</h2></div>
<div class="txt">
<div class="txtLeft">
<p>
お仕事柄、カメラや撮影などに縁があるお二人は、ご自身のカメラや写真にもこだわりをお持ちなのだそう。ここからは"カメラ"をテーマにトークを繰り広げていただく。<br />
<br /><br />
現在、フォト・エッセイストとしてご活躍の赤松さんは「RICOHのGXR」を、インテリアのスタイリングのみならず写真制作の活動も行っている橋本氏は複数のフィルムカメラを、それぞれ愛用しているという。<br />
<br />
<strong>「僕がアシスタントをしている頃は、赤松先生はパソコンもデジタルカメラも使っていなかったんです。基本、アナログで手書きでしたよね。だから先生がデジタルカメラで撮影をして、パソコンでレタッチまで行うようになるなんて、当時は想像もしていなかったです」</strong><br />
<br />
と語るのは、橋本氏。<strong>「私自身もびっくりよ！」</strong>と赤松さんも笑う。ではなぜ、デジタルカメラを手にすることになったのだろうか。<br />
<br />
<strong>「きっかけは、RICOHのGX100との出会いです。自分が、キレイだ、好きだと思わないモノは持っていたくないと、常々思っているんです。そんな私のこだわりを知っている、カメラマンのリュウ・イツキさんに薦められました。GX100に出会った時、これなら首から提げていてもいいと思ったのが、そもそもの入り口でした。<br />
さらに軽いということ、カメラ本体の比率が美しいこと、そして写真の色がすごく鮮明という点も気に入りました。<br />
それまでは、Nikonのフィルムカメラをずっと使っていたのですが、GX100に出会っていなければ、デジタルカメラを使うことはなかったと思います」</strong><br />
<br />
GX100、GX200と経て、現在はGXRをご愛用中。すっかり惚れ込んでいらっしゃる様子が伝わってくる。<br />
<strong>「海外でも各地のジャーナリストたちが、"何それ何それ！？"とGXRのレンズをシャカシャカと交換するたびにこのカメラに集まってくるんですよ。おもしろいみたいです」</strong><br />
<br />
現在はこのカメラとともに、世界を飛び回る日々だ。ワイド・望遠・高画質の3つのレンズを使い回し、世界各地で赤松さんが琴線に触れたものにシャッターを切る。</p>

<div class="photo2">
<span class="guard"></span>
<img src="../img/serial/10-1/photos_special_05.jpg" alt="ひび割れた地面に海水が残る水溜り／フランス、モン・サン・ミッシェル" width="300" height="200" class="img01" /></div>
<div class="caption">写真：ひび割れた地面に海水が残る水溜り／フランス、モン・サン・ミッシェル　&copy;MISACO　AKAMATSU（fynbos lab.）</div><br />

<div class="photo2">
<span class="guard"></span>
<img src="../img/serial/10-1/photos_special_06.jpg" alt="昔の製法で作るチーズ農家組合が育てている牛／フランス、リジュー近郊" width="300" height="200" class="img01" /></div>
<div class="caption">写真：昔の製法で作るチーズ農家組合が育てている牛／フランス、リジュー近郊　&copy;MISACO　AKAMATSU（fynbos lab.）</div><br />
<br /><br />

<p>そしてこれらのレンズとカメラは、愛して止まない"NUNO"のガマグチに入れて持ち歩くというのが、赤松さんのスタイルだ。</p>
<img src="../img/serial/10-1/photos_special_07.jpg" width="300" height="200" class="img03" /><br />

<p>
<strong>「いわゆるカメラケースが好きじゃないので、このガマグチを使っています。でも実はカメラ本体は通常NUNOで売っているガマグチには入らなくて。どうにか入らないかとお店であれこれ模索していると、NUNOを主宰されているテキスタイルデザイナーの須藤 玲子さんが、"あなたにピッタリのガマグチがあるわ"と、ご自分で購入して保管されていた大きなガマグチをゆずってくださいました。<br />
<br />
須藤さんの大切なガマグチを受け継ぐかと思うと、それだけで元気が出て、それからずっと愛用しています。<br />
私はあまり固執して、あの店、このブランドと思うことはないのですが、NUNOだけは特別ですね」</strong><br />
<br />
ご自身のこだわりは貫きながらも、"デジタルカメラ"という新たなスタイルを楽しんでいらっしゃる赤松さん。<br />
一方の橋本氏はというと、<strong>「デジタル世代なはずなのに、アナログ回帰していて、先生の逆を行っている気がする」</strong>と自身を語る。
</p>
</div>

<div class="txtRight">
<p>
以前の連載で取り上げたように、橋本氏はインテリアスタイリストとしての仕事と並行して、写真撮影の分野にも活動の幅を広げている。Miyamaの中判カメラやリンホフのカメラにシュナイダーレンズを付けた大判カメラのほか、スナップ用としてコンタックスT2を使うなど、撮影する際のメイン機は"フィルムカメラ"だ。<br />
<br />
<strong>「もともとは、赤松先生のところでアシスタントをやっていた頃にデジタルカメラを使い始め、独学で写真を学んでいたのですが、スタイリストの仕事を通じて写真家と一緒に仕事をするうちに、フィルムカメラのおもしろさに気付いたんです。そして自分で写真を焼くことにも興味を持ち、そこで"覆い焼き"という技術に出会いました。自分でもやってみて、すごく感動してしまって！すっかりフィルムカメラにハマっていますね」</strong><br />
<br />
覆い焼きとは、たとえば青い空の写真で空の色がイメージより足りないなと思った時に、部分的に焼いて色を濃くすることができるという手法なのだそう。橋本氏はその仕上がりの美しさに魅せられ、今でもその写真を自室に飾っているという。<br />
<br />
<strong>「写真は撮るだけでなく、現像してからも飾ったりアルバムにしたりという楽しみがあると思うんです。こういう楽しみ方はなくなって欲しくないなと。今、写真を撮ってもパソコンにしまったままという方が多いと思うので、もったいないと感じています」</strong><br />
<br />
と語るのは"フィルム派"橋本氏。それに対し、赤松さんは"デジタル派"として別の意見を持つ。<br />
<br />
<strong>「私は、もともと人物入りの記念写真などをアルバムにして残さないので、今は、ハードディスクに入れておけばいいので便利だなと思います。<br />
またフィルムや現像した写真は、温度や湿度での劣化などが心配です。その点はデジタルだと安心ですよね」</strong><br />
<br />
このような考えの違いには、それぞれの"写真"に対するスタンスが影響しているのでは？と橋本氏は考える。<br />
<br />
<strong>「自分にとって写真を撮るということは、趣味のようなものです。好きに撮って良いし、だからあえてフィルムで撮っている。でも先生の場合は、仕事として表現方法のひとつとして、撮影されていますよね。撮る必要があるから撮っている。特に旅先などで撮るのには、どうしたってデジタルカメラのほうが合理的だと思います」</strong><br />
<br />
もちろんむやみにシャッターを切っているわけではないと思うが、貴重なものに出会う機会も多い旅先では、心に留めたものはできるだけカメラに収めておきたいと考えるものではないだろうか。</p>

<div class="photo2">
<span class="guard"></span>
<img src="../img/serial/10-1/photos_special_08.jpg" alt="重要民俗資料に指定された実際に人が住んでいる集落／韓国、外岩里民俗村" width="300" height="200" class="img01" /></div>
<div class="photo2">
<span class="guard"></span>
<img src="../img/serial/10-1/photos_special_09.jpg" alt="重要民俗資料に指定された実際に人が住んでいる集落／韓国、外岩里民俗村" width="300" height="200" class="img01" /></div>
<div class="caption">写真上・下：重要民俗資料に指定された実際に人が住んでいる集落／韓国、外岩里民俗村　&copy;MISACO　AKAMATSU（fynbos lab.）</div><br />

<p>
それでも"写真を撮る"ということに対しては、共通の想いを持っている。<br />
<br />
<strong>「たとえば美しい景色に出会った時、すぐにカメラを構えてシャッターを切る方が多いですよね。でも撮ったことに納得して、その美しさをすぐ忘れてしまってはいないでしょうか。撮れば撮るほど記憶に残らない。記録していて、記憶していないんじゃないかな」<br />
</strong><br />
そう語る橋本氏の言葉に、赤松さんもこう続ける。<br />
<br />
<strong>「見る前に撮ってしまうと、ファーストインプレッションがレンズを通してになってしまうんですよね。たとえば、フランスのモン・サン・ミッシェルの早朝など、日の出前から出かけて行き、時間の流れとともにその場の空気ごと体感して欲しい。<br />
その場に着いた途端、"瞬間"を撮らなくてはいけない一瞬ももちろんありますが、実感が湧いてからの写真は何か違うと思います」</strong></p>
<div class="photo2">
<span class="guard"></span>
<img src="../img/serial/10-1/photos_special_10.jpg" alt="潮の流れが早く満潮の瞬間を実感できる早朝／フランス、モン・サン・ミッシェル" width="300" height="200" class="img01" /></div>
<div class="caption">写真：潮の流れが早く満潮の瞬間を実感できる早朝／フランス、モン・サン・ミッシェル　&copy;MISACO　AKAMATSU（fynbos lab.）</div>
</div>

<div class="cClear"></div>
</div>
</div>

<div class="end">
<p style="margin-top: 20px;">
カメラ談義の最後、<strong>「これから写真家になろうと思っているの？」</strong>と尋ねる赤松さんに、橋本氏は次のように自身の想いを語った。<br />
<br />
<strong>「写真を撮りたくて仕方がないくらいすごく夢中になっていた時期はありました。でも結局、スタイリストのほうが楽しいと思ったんです。スタイリストの仕事が好きだから写真を撮っていたところがあったんだろうなと。今は、作品を作るという写真芸術としては好きですが、自分の仕事はやっぱりインテリアスタイリストだなと思っています」</strong><br />
<br />
自分にとっての"インテリアスタイリスト"の魅力を再認識した橋本氏は、活動の場を広げながらさらに前へと進み続けている。<br />
<br />
<strong>「これまで雑誌など写真の仕事が多かったのですが、最近はCMや動画の分野での仕事が増えてきました。真っ白なところに、壁や床も含め一から作っていくのが楽しくて楽しくて。そのほかにも、これまでどこそこの何とか、インテリアのブランドやものにばかり目が行っていたんですけど、それほど興味がなくなってきたというか...自分でも考え方や視点が変わったなと思います」</strong><br />
<br />
そんな橋本氏の成長に驚くとともに、<strong>「大人になりましたね！」</strong>と声をかける赤松さん。教え子の成長を心から喜んでいる様子が、優しい表情からとても伝わってきた。<br />
<br />
<br />
さて続く後編では、空間、建築をテーマに各地へ足を運ぶ赤松さんに、"旅"についてじっくりとお話をうかがいます。旅を楽しむヒントが見つかる、そんな内容を予定していますのでお楽しみに！</p>
<div class="vol"><img src="../img/serial/vol_icon.gif" width="20" height="15" align="top" /><a href="http://www.interiorn.jp/serial/serial10-2.html">「赤松 珠抄子さん×橋本 直征」後編はこちら</a></div>
</div>

<div class="cClear"></div>


</div>

<div id="serial10-1Sub">
<div class="specialShop">
<div class="h2"><h2>インテリアデザイナー、フォト・エッセイストとしてご活躍中</h2></div>
<div class="txt">
<p>インテリアデザイナー、フォト・エッセイスト。<br />
  広島県安芸津町出身。武蔵野美術大学卒業後、出版社を経て、KiNG PROTEA （現 fynbos lab.ーフィボス　ラボ　株式会社）設立。<br />
インテリアデザイナーの視点で自ら写真を撮り、エッセイを寄稿している。インテリアや空間、建築をテーマに、世界中のその地ならではの住居や独特な建物を訪れている。特に、都市から離れた田舎や小さな村に残る独自の文化に魅せられている。<br />
<br />
</p>

<div class="event">
<p><strong>「サンデー毎日」に赤松さんの<br />
  最新フォト・エッセイが掲載されます。</strong></p> 
<p><br />
2/14発売号の巻末グラビアに、赤松さんの写真と文章でつづられた、スイスの古都であり世界遺産の街「ベルン」の記事が掲載されます。</p>

<p><br />
  <strong>◆前号で紹介された「ルツェルン」の写真</strong></p>
  <div class="caption">&copy;MISACO　AKAMATSU（fynbos lab.）</div>
<div class="photo3">
<span class="guard"></span>
<img src="../img/serial/10-1/swiss_01.jpg" width="215" height="145" alt="スイス・ルツェルン／カペル橋" class="img02" /></div>
<div class="caption">ヨーロッパ最古の屋根付き木造のカペル橋</div>

<div class="photo3">
<span class="guard"></span>
<img src="../img/serial/10-1/swiss_02.jpg" width="215" height="143" alt="スイス・ルツェルン／フレスコ画" class="img02" /></div>
<div class="caption">旧市街に現存している本物のフレスコ画</div>

<div class="photo3">
<span class="guard"></span>
<img src="../img/serial/10-1/swiss_03.jpg" width="215" height="143" alt="スイス・ルツェルン／イエズス教会" class="img02" /></div>
<div class="caption">スイス最古のバロック建築であるイエズス教会</div>
</div>

</div>
<div class="footer"></div>
</div>


<!-- プロフィール -->
<div class="specialProfile">
<div class="h2"><h2></h2></div>
<div class="txt">
<p><strong>橋本直征氏 プロフィール</strong></p>
<img src="../img/hashimoto.jpg" width="243" height="162" title="橋本直征氏" alt="橋本直征氏" />
<p>赤松珠抄子氏に師事後、2004年独立。<br />
セットデザインから、プロップス、<br />
インテリアスタイリングまで手掛ける。<br />
主に広告、TV-CM美術、<br />
雑誌などの分野を中心に活動。<br />
また、ミュージックビデオや、<br />
セレブリティの邸宅等も手掛け、<br />
2009年からは、写真、立体作品、制作、<br />
発表にも精力的に取組み<br />
その活動は多岐にわたる。<br />
<a href="http://naoyuki-hashimoto.com/" target="_blank">http://naoyuki-hashimoto.com/</a></p>
</div>
<div class="footer"></div>
</div>
<!-- /プロフィール -->

</div>
<div class="cClear"></div>
</div>]]>
        
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>【第９回】特集｜『照明デザイナー』LIGHTDESIGN INC.　東海林 弘靖さん</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.interiorn.jp/feature/feature09.html" />
    <id>tag:www.interiorn.jp,2011://1.331</id>

    <published>2011-09-30T03:27:26Z</published>
    <updated>2012-03-29T02:15:39Z</updated>

    <summary> People who are related to interior インテリ...</summary>
    <author>
        <name>interiorn_admin</name>
        
    </author>
    
        <category term="feature" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.interiorn.jp/">
        <![CDATA[<div id="feature09">
<div class="h1_feature"><h1>People who are related to interior インテリアンな人々 照明デザイナー　LIGHTDESIGN INC.　東海林 弘靖さん</h1></div>

<div id="feature09Main">
<div class="read">
<p><strong>今回ご紹介するのは、"建築照明"の分野で世界的にも活躍されている「照明デザイナー」、LIGHTDESIGN INC.（有限会社ライトデザイン）代表の東海林 弘靖さん。自らを著書の中で"光の料理人"と呼ぶ、その仕事内容とは？<br />
"建築照明"との運命的な出会いから、その後手掛けた仕事のエピソード、これから挑戦してみたいことまで、さまざまな話を聞かせていただいた。<br />
<br />
長くこの業界に身を置き、今も第一線を走り続ける東海林さんの、まずは出会いの部分から話を進めていこう。</strong></p>
</div>

<div id="menu">
<ul>
<li><a href="#m01">建築家としての強みになれば</a></li>
<li><a href="#m02">人の心をポジティブにする照明</a></li>
<li><a href="#m03">"照明"とは、力を持ったもの</a></li>
<li><a href="#m04">音楽のような光、"光楽"</a></li>
</ul>
</div>

<div class="feature">
<a name="m01" id="m01"></a>
<div class="h2"><h2 id="h2_01">interior(n)interview 建築家としての強みになれば</h2></div>
<div class="txt">
<div class="txtLeft">
<p>中学生の頃は文学少年だったという東海林さん。と同時に、半導体をハンダ付けしてラジオを作るなど工作も得意だったのだそう。そんな文学・工作好きの少年が高校生となり、文学好きも、科学・技術好きも満たしてくれると考えたのが、"建築"だったのである。<br />
<br />
<strong>「ローマのヴィトル・ヴィウスという人が書いた本に"建築家は、文学を愛し、音楽を奏で、詩を詠み、文学を学ばなくてはいけない"という一節があるのですが、それを読んで建築家ってカッコイイ！と思ったのです」</strong><br />
<br />
建築家に憧れた東海林さんが大学へ進学し専攻したのは、もちろん"建築"。建築家を目指して日夜勉学に励んだ。しかし勉強していくうちに「今後、建築家として自分はやっていけるのだろうか？なれる素質はあるのだろうか？」そう考えるようになっていった。<br />
<br />
<strong>「自分が思い描いているような建築家の巨匠には、自分は程遠い...。人に負けない何か強みになることが必要なんじゃないか？と思うようになったんです」</strong><br />
<img src="../img/feature/09/photos_feature_01.jpg" width="300" height="200" class="img01" /><br />
<br />
スペシャルな建築家に...そう考えている頃、偶然出会った"建築照明"という言葉に惹かれ、東海林さんは導かれていくこととなる。それはある雑誌の特集記事がきっかけだった。<br />
<br />
<strong>「鹿島出版会から出ている『SD』という建築雑誌で、新宿NSビルの特集を見たんです。そこで初めて"建築照明"という言葉、そしてジャンルがあることを知りました。"光も含めて空間をデザインする"建築照明ってカッコイイ！と思ったんです」</strong><br />
<br />
建築を設計する中で一緒に照明もデザインしていくという"建築照明"の考え方は、アメリカでは1950年代後半には確立されていたものの、日本に入って来たのは1980年初頭。1982年に完成した新宿NSビルは、日本で初めて建築照明の思想が取り入れられた建築物なのだそう。<br />
新宿NSビルの設計を行ったのは、日建設計。そしてアメリカから有名照明デザイナー クロード・エンゲルが招かれ、照明デザインを担当したのだという。そして日本サイドの照明担当として携わっていたのが、TLヤマギワ研究所だった。<br />
<br />
「雑誌で"TLヤマギワ研究所"の名前を見かけて、単純にそこへ行けばいいのかなと。そして実際に"照明をやりたいんです"と尋ねて行きました。そうしたらちょうど建築を勉強している人が欲しかったそうで、無事入社となりました」<br />
<br />
当時を振り返り、「その時のモチベーションの勢いだけで行ってますよ」と笑う東海林さんだが、その時々の決断力には驚かされるものがある。<br />
<br />
<strong>「この時点では照明についてしばらくじっくり学び、ゆくゆくは照明が得意な建築家になろうと考えていました。だけど照明について知れば知るほど、これは半端な気持ちではできないぞと。一生かけていこうと思いました」</strong></p>
</div>

<div class="txtRight">
<p>
こうして"建築照明"の世界にすっかり魅せられた東海林さんは、この道を究めていくこととなる。大学院の2年目、23歳の頃の出来事だった。<br />
<img src="../img/feature/09/photos_feature_02.jpg" width="300" height="200" class="img01" /><br />
<br />
<strong>「TLヤマギワ研究所に入ったものの、建築照明についての知識はほとんどなかったので、基礎からみっちり教えてもらいました。今でもお世話になっている先輩デザイナー 面出 薫さんと出会ったのもここでした」</strong><br />
<br />
TLヤマギワ研究所では、照度・輝度・色温度など光の基礎知識から、照明器具の構造や光と人間心理との関係など、とにかく"光・照明"についてひたすら学んだそう。必要なスキルとしては、大まかに分けて、技術的な知識が７割、感覚的なアレンジが３割だと東海林さんは話す。<br />
<br />
<strong>「計算することもありますし、物理的な思考も求められます。建築に関わる照明デザインは、とてもエンジニアリングな仕事ですね」</strong><br />
<br />
TLヤマギワ研究所で"光・照明"について一から学び、そして７年間働いたのち、東海林さんは新たな節目を迎える。<br />
<br />
<strong>「先輩デザイナーの面出さんが独立されることになり、一緒に退職したんです。そして面出さんが新たに設立された、Lighting Planners Associates（ライティング・プランナーズ・アソシエイツ）で働くことになりました」</strong><br />
<br />
さらにそこで10年間働いた東海林さん。ここでも面出さんからさまざまなことを教えていただいたと振り返る。"建築照明デザイナー"東海林さんにとって、面出 薫さんとの出会い、そして面出さんから学んだことは、かけがえのないものだったのだということが伝わってきた。<br />
<br />
そうして10年経った2000年に独立。東海林さんはご自身の会社、LIGHTDESIGN INC.（有限会社ライトデザイン）を設立した。それから11年が経過し、今に至るという。
<br />
<br />
<img src="../img/feature/09/photos_feature_03.jpg" alt="" width="300" height="300" class="img02" /><br />
"建築照明"に出会い、そこから照明デザイナーを志し、今もその道を究め続ける東海林さん。次の章では、東海林さんがこれまでに手掛けた仕事について、具体的にうかがっていく。</p>
</div>

<div class="cClear"></div>
</div>
</div>

<div class="feature">
<a name="m02" id="m02"></a>
<div class="h2"><h2 id="h2_02">interior(n)interview 人の心をポジティブにする照明</h2></div>
<div class="txt">
<div class="txtLeft">
<p>東海林さんが建築・インテリアに関わる照明デザインをする中で心がけているのは、建築家やデザイナーとともに考えるということ。その中で「どうしたいのか？」をくみ取り、自分のアイデアを膨らませているのだという。照明デザイナーは光・照明の立場で、建築家らと一緒に建築を作っているというわけだ。<br />
<br />
そんな東海林さんが今までに携わった仕事は数知れず。今でも年間40〜50のプロジェクトに携わり、その中から10〜15のプロジェクトが完成を迎えていく。現在進行形の東海林さんがこれまでで一番印象に残っているのはどんな仕事なのだろうか？<br />
東海林さんいはく、「物の見方がフレキシブルになり、自分の中でひとつ転換になった」という仕事をご紹介いただいた。<br />
<img src="../img/feature/09/photos_feature_04.jpg" width="300" height="200" class="img01" /><br />
<br />
<strong>「一番印象に残っているのは、2009年にOPENした『座・高円寺』という劇場で、建築家の伊東 豊雄さんとの仕事でした。気軽に集まることができるフレンドリーで温かみのある雰囲気の劇場なのですが、外観は鉄でできたテント小屋のような感じなんです。その不思議な雰囲気をより醸し出すために照明がどうあるべきか、イメージをいろいろと膨らませました」</strong><br />
<br />
そうして思いついたのは「木もれびのような光」。具体的にはどんなふうになったのだろうか？<br />
<br />
<strong>「大小の丸いたくさんの光を散りばめて、空間を埋め尽くしたのです。そこを歩くと、ポッとステージの上に押し出されてしまったような...。ちょっとドキドキする不思議な空間になりました。<br />
照明デザインの役割は、劇場に来てそこを通る人がどんな気持ちになるか？この空間がその人たちにとってどんな場所であると良いか？それを考えることだと思うのです」</strong><br />
<br />
「照明には、人の心に作用する力がある」とは東海林さんがおっしゃっていた言葉だが、まさにそこを訪れた人の気持ちをワクワクさせながら居心地の良さも提供する、そんな劇場に仕上がっているのではないだろうか。<br />
こちらの『座・高円寺』は、2010年のIALDデザイン特別賞を受賞している。<br />
<br />
<img src="../img/feature/09/photos_feature_05.jpg" width="300" height="200" class="img02" /><br />
また、伊豆・湯ヶ島の『arcana izu』というオーベルジュを手掛けた仕事にも、マイナスをプラスに変えた照明の力を感じるエピソードがある。<br />
<br />
<strong>「フレンチが楽しめる全16室規模のオーベルジュで、グラフデコラティブモードナンバースリーが基本設計・デザイン監修をした仕事です。『arcana izu』のある湯ヶ島は雨が多いところなんですが、旅で訪れた時に雨だと、何だかガッカリしてしまいますよね。だったら雨の日こそ美しい景色を光で作ろう！と思ったんです」</strong><br />
<br />
雨がどんな感じで窓に映るとキレイか？どういう角度で煌めくと美しいのか？東海林さんたちは照明実験を実際に行って、それを編み出したのだそう。その結果、雨の日にしか楽しめない最高の景色が生まれたのである。<br />
<br />
<strong>「"雨"という旅のうえではマイナスになりがちなことが、照明を組み込むことでプラスに転換できる。この『arcana izu』の仕事では、照明が持つ力を存分に発揮できたと思っています」</strong></p>
</div>
<div class="txtRight">
<p>
このほかにも、公共施設から個人の住宅まで、幅広く"照明デザイン"に携わる東海林さん。そんな彼にとって、照明デザイナー冥利に尽きるそんな仕事との出会いもあったのだそう。次はそのエピソードをご紹介したい。<br />
<br />
それは、大阪にある『fujiya1935』というフュージョン料理のミシュラン2つ星レストランでの仕事。このお店の改装にあわせて、照明デザインを担当することになったのだとか。<br />
<br />
<strong>「ここのシェフが『デリシャスライティング』（東海林さん著）のファンで、それがきっかけで依頼をいただきました。自分の料理をちゃんとおいしく見せる"おいしいあかり"を実現したいと。シェフの料理に対する姿勢や熱い想いに心を打たれ、お引き受けしました」</strong><br />
<br />
"おいしいあかり"とは、料理をおいしく見せることはもちろん、大切な人との食事の時間を豊かなものに、そしてリラックスしてくつろげる、そんな空間を作り出す光のことだ。このレストランには、"おいしいあかり"にこだわったシェフと東海林さんの想いがちりばめられている。<br />
<br />
<strong>「隠れ家のようなお店で、入り口を入るとウェイティングスペースがあり、さらに進むと厨房の前を通って、2階のテーブルへと向かいます。全部で20席くらいでしょうか。そちらでいただく料理は全16品のコース。3時間くらいかけてゆっくり食べるのです。その時間軸に合わせて、ゆっくり照明が変化していく。そんな空間を作ってみました」</strong><br />
<br />
人は周りが暗くなると自然とリラックスしていくもの。そこで食事を進めていくにつれ、少しずつ店内の明るさを落としていくようにしたのだとか。<br />
<br />
<strong>「照度計の数値では、食事を終える頃には最初のほぼ1/10くらいの明るさになっています。私も改装後こちらで食事をしてみましたが、感覚としては分からないくらい。気付かない間に心地良くなっている感じなんです」</strong><br />
<img src="../img/feature/09/photos_feature_06.jpg" alt="" width="300" height="300" class="img01" /><br />
<br />
おそらくこちらのレストランでのひとときは、大切な人とのとっておきの時間であることが多いだろう。その格別な時間を、最高の料理と空間でもてなしたい。シェフの素晴らしい心意気が伝わってくる。
またこれだけの空間が出来上がるまでには、東海林さんを思わず唸らせるようなシェフのあるひと言もあったのだという。<br />
<br />
<strong>「大枠出来上がる頃に、シェフから"自分の料理、最高においしく見えますか？"と改めて尋ねられたんです。もちろんそのランプでも料理は充分おいしく見えました。でも実はもっと料理がおいしく見えるランプがあったのです。コストや今後のメンテナンスを考えて、一般的なハロゲンランプを選んでいましたが、ここまでプロフェッショナルな仕事をしているシェフが"最高"を求めているわけです。自分も照明デザインのプロとして、それに応えるべきなんじゃないかと。結果、もっとピュアな光を放つランプに変更しました。この時は正直しびれました」</strong><br />
<br />
料理と照明、それぞれのプロがタッグを組み、こだわり抜いた極上の空間。ぜひ機会があれば、皆さんも体感してみて欲しいと思う。<br />
<br /><br />
"照明デザイン"の世界でプロフェッショナルな仕事を続ける東海林さんにとって、照明とはどういう存在なのか。次はそのあたりに触れてみたいと思う。
</p>
</div>

<div class="cClear"></div>
</div>
</div>

<div class="feature">
<a name="m03" id="m03"></a>
<div class="h2"><h2 id="h2_03">interior(n)interview "照明"とは、力を持ったもの</h2></div>
<div class="txt">
<div class="txtLeft">
<p>
東海林さんがこれまでに携わった照明デザインの仕事について、いくつかエピソードをご紹介させていただいたが、具体的にはどのように仕事が進められていくのか。その点についても教えていただいた。<br />
<br />
<strong>「まず図面をもらったら、それに黄色えんぴつで光のイメージを入れていきます。ここから見たらこういうふうに光が入ってくるとか、いろんな視点で見ていきます。それをもとにイメージを膨らませたら、次は模型を作って光の検証です。実際に模型に光ファイバーを入れて光を与え、イメージとすり合わせます。そして光の配置が決まったら、配置図の作成、そして現場で必要に応じて実験などを行い、最終調整をして完成させるのです」</strong><br />
<br />
インタビュー中、模型での検証風景などの様子を拝見させていただいたのだが、細部まで非常に精巧に作られていて大変驚いた。建築は、間違ったからここやり直しということが効かない仕事。照明デザインももちろん同じだ。大変緊張感のある仕事だということを、こういうところからも実感した。<br />
<br />
<img src="../img/feature/09/photos_feature_07.jpg" alt="" width="300" height="200" class="img02" /><br />
さて今回のインタビューでは、何度となく"照明とはポジティブなパワーを持ったもの"という言葉が出てきた。これまで東海林さんが手掛けた仕事のエピソードからもそれは伝わってくる。
そこで改めて東海林さんに"照明"についての想いを、ご自身の言葉で語っていただいた。<br />
<br />
<strong>「これまでお話してきたとおり、光・照明とは、人の心にポジティブに作用するものだと思っています。そういう力が照明にはあります。その力を引き出すのが私の仕事。自分が関わることで、どれだけ照明の力を引き出せるか？ということを最近はよく考えています。<br />
この仕事を始めた頃は、照明は"暗いところを明るくするもの"と思っていたんです。でも"明るくするもの＝照明"ではないと気づいてからは、照明の本質について考えることも増えて来ました。また特にこの5年くらいで"暗さを作る照明"を追求するようにもなりました」</strong><br />
<br />
"暗さを作る照明"とは何だか相反するような気がするが、ただ明るくするのではなく、必要なところにだけ明かりがあれば良いということなのだ。
</p>
</div>
<div class="txtRight">
<p>
このように"照明"に対する想いが今でも進化を続けている東海林さんは、2011年春、1つ貴重な体験をなさったのだという。それはテレビのドキュメンタリー番組で、パプアニューギニアへ行った時のことだ。<br />
<br />
<strong>「訪ねたある村では、ランプを灯すのにヤシの実の油を使っています。ヤシの実を搾って油を採るわけですが、採れる量はごくわずか。コップ1杯にも満たない量を1週間、集落のみんなで大事に使っているのです」</strong><br />
<br />
放送されたその番組を拝見させていただいたが、その時に搾っていたヤシの実は30個ちかくあっただろうか。結構な重労働で採れた油の量に、思わず驚いたほどだ。こうして採れた油に火が灯され、そこに家族みんなが集まる。わずかな明るさであるものの、彼らにとってそのあかりは"命の証し"でもあるというのだ。<br />
<br />
<strong>「村の長老に、あなたがたにとって明かりとは？ということを尋ねました。その答えは"命の証し"。一日を無事に過ごせたことに感謝しながら、ランプに火を灯しているというのです。もしある家にランプに火が灯っていなかったとしたら、何かあったのか？と心配すると。その話を聞いた時には、思わずこみあげてくるものがありました」</strong><br />
<br />
光・照明の本質がここにあると語る東海林さん。私たちにとっての光とは？本当に必要な光とは？ということを改めて考えさせる番組だったのではないだろうか。<br />
<img src="../img/feature/09/photos_feature_08.jpg" width="300" height="200" class="img01" /><br />
<br />
現在の私たちの暮らしには、たくさんの明るい光・照明が存在している。しかし、先の大震災を機に、この一様に照らす光が今見直され始めている。<br />
<br />
<strong>「日本人は昔から、密教の作り出す空間や茶の湯のように光による上手な演出方法を知っていて、そういう感性を持っていると思います。経済成長の中でどこもかしこも明るく照らすようになりましたが、今それが見直されている。私たちはこの50年で少し遠まわりをしたけれど、また元来のように戻っていくといいなと考えています」</strong>
</p>
</div>

<div class="cClear"></div>
</div>
</div>

<div class="feature">
<a name="m04" id="m04"></a>
<div class="h2"><h2 id="h2_04">interior(n)interview 音楽のような光、"光楽"</h2></div>
<div class="txt">
<div class="txtLeft">
<p>前章の最後にもあったように、これから日本の照明文化は少し見直されていくことだろう。その時に、照明デザイナーが求められる機会も増えるのではと東海林さんは話す。だからというわけではないけれど、一般の人が"照明""電球"に興味を持つきっかけになれば...と『電球ソムリエ講座　〜アカデミー・デュ・ランプール』というのを今夏、開催したのだという。<br />
<br />
<img src="../img/feature/09/photos_feature_09.jpg" width="300" height="200" class="img02" /><br />
<strong>「私はとてもワインが好きでワイン講座にも通っているのですが、ワインを選ぶソムリエっていますよね。そこからヒントを得て、ニーズやシーンに合わせて電球を選ぶ"電球のソムリエ"がいたら良いなと考えたんです。そこで広島の知人とともに、『アカデミー・デュ・ランプール』という電球ソムリエ講座を広島で開きました」</strong><br />
<br />
2011年6月末〜8月初めにかけて、全4回の講座。1回の講座は2時間で、東海林さんの講義と光のテイスティングなどが行われたのだとか。最終回には修了試験も行い、合格者は"電球ソムリエ初級"を認定されたのだそう。<br />
<br />
<strong>「白熱灯、蛍光灯、LED...さまざまな電球がありますが、それぞれの個性や味わいを知って、もっと楽しんで欲しいと思ってこの講座を開講しました。結構皆さんすぐに電球の違いを当てられるようになり、驚きましたね」</strong><br />
<br />
前述の『fujiya1935』でのハロゲンランプのエピソードにもあったが、同じランプでも種類によって、光の味わいは大きく違うのだという。そういうことを実際に知るだけでも、照明を楽しむ幅はもっと広がりそうだ。</p>
</div>
<div class="txtRight">
<p>
さて、照明デザインの第一線でご活躍されながら、照明に関する啓蒙活動も幅広く行っている東海林さんの挑戦は、まだまだ続きそうである。インタビューの最後に、これからのことについて尋ねてみた。<br />
<br />
<strong>「今挑戦してみたいなと思っているのは、音楽のような光を作ること。私はそれを『光楽』と呼んでいるのですが、人の心に作用する光の環境を、もっと作っていきたいのです。
まだアイデアではありますが、将来的に音楽CDのように、その時の雰囲気や気分に合う光をソフトなどにして、広く提供できるようになるとおもしろいなとも思います」</strong><br />
<br />
『fujiya1935』のように時間軸で光が変化しながら、人がリラックスする時間をより快適にする。そのミニ版のようなことができればと考えているのだそう。
自分でその時々に合わせた照明を作るのも楽しいけれど、そういうサンプルがあると照明をもっと身近に感じるヒントになりそうだ。
より良い照明をもっと多くの人に味わって欲しい。そんな東海林さんの想いが伝わってくるようだった。<br />
<br />
<img src="../img/feature/09/photos_feature_10.jpg" width="300" height="300" class="img02" /><br />
携わる照明デザインの仕事を通して、またより多くの人に照明を楽しんでもらうための普及活動を通して、照明の持つパワーを伝え続けている東海林さん。次にどんな「おいしい光」を考えていらっしゃるのか。その活躍からまだまだ目が離せそうにない。</p>
</div>

<div class="cClear"></div>
</div>
</div>

<!-- photocallery -->

<!-- //photocallery -->

</div>

<div id="feature09Sub">
<div class="featureShop">
<div class="h2"><h2></h2></div>
<div class="txt">
<p><strong> LIGHTDESIGN INC.<br />
  東海林 弘靖</strong><br />
  <a href="http://www.lightdesign.jp/" target="_blank">http://www.lightdesign.jp/</a><br />
</p>
<p>1958年生まれ。<br />
  工学院大学・大学院建築学専攻修士課程<br />
  修了。</p>
<p>光と建築空間との関係に興味をもち建築デザインから照明デザインの道に入る。<br />
  1990年より地球上の感動的な光と出会うために世界中を探索調査、アラスカのオーロラからサハラ砂漠の月夜など自然の美しい光を取材し続けている。光との出会いの感動を糧にして、超高層建築のファサードから美術館、図書館、商業施設、レストラン・バーなどの飲食空間まで幅広い光のデザインを行っている。<br />
  また、日本初の試みLJ(Light Jockey)など実験的光のパフォーマンスなどにも挑戦している。<br />
</p>
<p>1984〜1990<br />
  TLヤマギワ研究所にて中島龍興氏、面出薫氏に師事。照明技術の基礎と実務経験を積む。この間、槇文彦氏、伊東豊雄氏、内井昭蔵氏、原広司氏などの建築家の照明コンサルタントとして従事した。<br />
</p>
<p>1990〜1999<br />
  面出薫氏らと共にライティング プランナーズ アソシエーツを設立。取締役に就任。<br />
  この年FISHER MARANTZ事務所にてアメリカを代表するライティングデザイナー、ポール・マランツ氏に師事。建築照明の極意を体得する。以降、面出薫氏の片腕として数々の建築照明を担当した。<br />
</p>
<p>2000〜<br />
  東京銀座に有限会社ライトデザインを設立。<br />
  ニューヨークのSMLightingDesignInc.と業務協力体制を結ぶ</p>
</div>
<div class="footer"></div>
</div>

<div class="lifeBalance">
<div class="h2"><h2>東海林 弘靖さんのライフバランス</h2></div>
<div class="txt">
<p class="txtRight"><br />
出社<br />
  <br />
  <br />
  社内外との打ち合わせをしたり、<br />
現場へ足を運んだり<br />
<br />
<br />
<br />
照明実験<br />
日没後2時間くらいが<br />
照明実験のゴールデンタイム<br />
なのだとか<br />
<br />
<br />
事務所に戻って事務作業など<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
帰宅<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
就寝<br />
</p>
<p class="txtBottom">国内外問わず、出張で長期的に東京を離れて仕事をしていることも多いため、
その時々で一日の流れは、結構バラバラなのだそう（上記は都内にいらっしゃる場合のとある一日）。<br />
東海林さんいはく「毎日違う流れのほうが、個人的にはいいですね！」とのこと。</p>
</div>
<div class="footer"></div>
</div>

<div class="question">
<div class="h2"><h2>東海林 弘靖さんへQuastion</h2></div>
<div class="txt">
<dl class="border">
<dt class="questionQ">Q.</dt><dd><strong>仕事の上で欠かせないものは？</strong></dd>
<dt class="questionA">A.</dt>
<dd>照明デザイナーにとっての仕事道具なのですが、「サングラス」「照度計」「ストップウォッチ」「メジャー」です。どこへ行くにもこれらは必ず持って出かけます。<img src="../img/feature/09/tools.jpg" title="照明デザイナーの仕事道具" alt="照明デザイナーの仕事道具" width="230" height="153" /></dd>
</dl>
<dl class="border">
<dt class="questionQ">Q.</dt><dd><strong>気がつくと身の回りに集まっているものは？</strong></dd>
<dt class="questionA">A.</dt>
<dd>懐中電灯です。小さいのから大きいのまで、さまざま集めています。
<img src="../img/feature/09/light.jpg" title="東海林さんが集めている懐中電灯" alt="東海林さんが集めている懐中電灯" width="230" height="324" /></dd>
</dl>
<dl class="border">
<dt class="questionQ">Q.</dt><dd><strong>これから照明デザインの世界を目指したいと思っている方へメッセージをお願いします。</strong></dd>
<dt class="questionA">A.</dt>
<dd>空間やインテリアなどいいなと思うものに触れた時に、メモしていくトレーニングをオススメしています。<br />
  <br />
どういう時間が流れているのか？どういう場所でどう感じたか？など、細かくメモしておくのがポイント。その際に、メジャーで測った"数値"を入れておいたほうが良いです。様子を言葉で詳しくまとめておくことで、見返した時に何か気付きがあるはずです。</dd>
</dl>
<dl class="noBorder">
<p><strong>東海林 弘靖さんの著書</strong><br />
  <br />
    『<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4887062850/ref=as_li_tf_tl?ie=UTF8&tag=feelnotesllc-22&linkCode=as2&camp=247&creative=1211&creativeASIN=4887062850" target="_blank">デリシャスライティング</a>』（TOTO出版）<br />
    『<a href="http://www.amazon.co.jp/gp/product/4047103004/ref=as_li_ss_tl?ie=UTF8&amp;tag=feelnotesllc-22&amp;linkCode=as2&amp;camp=247&amp;creative=7399&amp;creativeASIN=4047103004&quot;&gt;" target="_blank">日本の照明はまぶしすぎるー節電生活の賢い照明術</a>』（角川oneテーマ21）<br />
<br />
<img src="../img/feature/09/book.jpg" title="東海林 弘靖さんの著書／『デリシャスライティング』『日本の照明はまぶしすぎるー節約生活の賢い照明術』" alt="東海林 弘靖さんの著書／『デリシャスライティング』『日本の照明はまぶしすぎるー節約生活の賢い照明術』" width="230" height="153" /></p>
</dl>


</div>
<div class="footer"></div>
</div>
</div>
<div class="cClear"></div>
</div>]]>
        
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>【第９回/後編】連載｜ICFF×橋本直征</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.interiorn.jp/serial/serial09-2.html" />
    <id>tag:www.interiorn.jp,2011://1.322</id>

    <published>2011-06-27T02:46:08Z</published>
    <updated>2012-03-29T03:56:26Z</updated>

    <summary> 連載「○○×橋本直征」 ICFF×橋本直征 interior(n)interv...</summary>
    <author>
        <name>interiorn_admin</name>
        
    </author>
    
        <category term="serial" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.interiorn.jp/">
        <![CDATA[<div id="serial09-2">
<div class="h1_special"><h1>連載「○○×橋本直征」 ICFF×橋本直征 interior(n)interview Vol.9-2</h1></div>

<div id="serial09-2Main">
<div class="read">
<p>連載第9回でピックアップしているのは、5月にニューヨークで開催された現代家具見本市『ICFF』。実際に足を運んだ橋本氏のイベントレポートでお届けしています。<br />
<br />
前編では、メイン会場での様子や、橋本氏が注目したブランドについてご紹介しました。<br />
今回の後編では、<strong>会期中にニューヨークのあちらこちらで行われていたイベントをクローズアップ</strong>していきたいと思います。写真を眺めるだけでも、その楽しそうな様子が伝わってきますよ！</p>
<div class="vol"><img src="../img/serial/vol_icon.gif" width="20" height="15" align="top" /><a href="http://www.interiorn.jp/serial/serial09-1.html">「ICFF×橋本直征」前編はこちら</a></div>
</div>

<div id="menu">
<ul>
<li><a href="#m01">ニューヨークの街中がイベントモードに</a></li>
<li><a href="#m02">今回ニューヨークへ行って...</a></li>
</ul>
</div>

<div class="special">
<a name="m01" id="m01"></a>
<div class="h2"><h2 id="h2_01">interior(n)interview ニューヨークの街中がイベントモードに</h2></div>
<div class="txt">
<p>
ICFFの会期に合わせて、SOHOなどに店舗を持つインテリアショップでは、毎晩パーティーが行われている。パーティードリンクにフード、DJと、とても華やかな雰囲気。このデザインイベントを皆とても楽しんでいる様子が伝わってくる。<br />
とはいえ、商談メインで来た人たちは、それどころではないだろうけれど...。<br />
写真は、いろんなショップでのイベント風景。どこも大盛況だった。
</p>
<div class="txtLeft">
<p><img src="../img/serial/09-2/photos_special_01.jpg" width="300" height="200" class="img01" /><br />
   <img src="../img/serial/09-2/photos_special_03.jpg" width="300" height="200" class="img01" /><br />
   <img src="../img/serial/09-2/photos_special_05.jpg" width="300" height="200" class="img01" />
</p>
</div>

<div class="txtRight">
<p><img src="../img/serial/09-2/photos_special_02.jpg" width="300" height="200" class="img01" /><br />
   <img src="../img/serial/09-2/photos_special_04.jpg" width="300" height="200" class="img01" /><br />
   <img src="../img/serial/09-2/photos_special_06.jpg" width="300" height="200" class="img01" />
</p>
</div>

<div class="cClear"></div>
</div>
</div>

<div class="special">
<a name="m02" id="m02"></a>
<div class="h2"><h2 id="h2_02">interior(n)interview 今回ニューヨークへ行って...</h2></div>
<div class="txt">
<p>
ニューヨークのSOHOやチェルシーは、数多くのインテリアショップが立ち並ぶエリアだ。世界規模の国際的なブランドから個性的な小規模ショップ、アンティークショップまで、さまざまな形態のショップやギャラリーが点在している。
</p>
<div class="txtLeft"><img src="../img/serial/09-2/photos_special_08.jpg" width="300" height="200" class="img01" />
</div>

<div class="txtRight">
<p>
一歩脇道に入れば新しい発見があり、土地勘がなくても適当に歩いているだけで、必ずといって良いほど、魅力的な何かに遭遇できる。それくらい多くのショップやギャラリーなどがあるので、ニューヨークを訪れた際には、ぜひ実際に足を運んでみて欲しい。<br />
<br />
今回ニューヨーク散策中、個人的に好きなショップなどを見つけることができ、概ね満足しているものの、ただひとつだけ心残りが...。それはJonathan Adlerのフラワーベースを買い損ねたこと。最終日に買いに行ったら、もう閉店時間を過ぎていた。また、ニューヨークへ来いということか...。</p>
</div>

<div class="cClear"></div>
</div>
</div>

<div class="end">
<p style="margin-top: 20px;">今回2度目のニューヨーク。移民の国というだけあって、とても刺激的な街だ。そこでは誰もが平等で、みんなチャンスを掴みにやって来る。<br />
<br />
『ICFF』では、さまざまな国からの出店があって、さすが国際見本市という印象を受けた。日本をはじめ、アジア各国の出店も目立って何となく嬉しい。特に日本のブースで知り合いの日本人に会うと、本当に頑張って！と思う。実際、『ICFF』がきっかけでブレイクしたブランドやデザイナーも少なくないだろう。<br />
<br />
イタリアのミラノサローネ、フランスのメゾン・エ・オブジェ、そして日本で行われるさまざまな展示会と、見本市はいろいろあり実際に足を運ぶことも多いが、中でもこのニューヨークでの『ICFF』が一番好きだ。メゾン・エ・オブジェにもいつか行ってみたい見本市のひとつではあるけれど、<strong>今は"ニューヨークを極めたい"という気持ちの方が若干強い。</strong><br />
<br />
ニューヨークはとても文化的な街で、デザインという観点からも大いに刺激を受ける。今回滞在したACE HOTEL（ページ右枠のフォトギャラリーに写真を紹介）も非常に良かった。<br />
滞在中、何となく思ったのは、<strong>ニューヨーカーは日常を楽しむのをとても大切にしている</strong>ということ。もしかしたら、<strong>趣味趣向というより、生活を楽しむためにグッドデザインを求めているのかもしれない</strong>。僕もどうしても目先の仕事に追われがちになるが、東京での生活をもっと楽しもう。そんなふうに思った。</p>
<div class="vol"><img src="../img/serial/vol_icon.gif" width="20" height="15" align="top" /><a href="http://www.interiorn.jp/serial/serial09-1.html">「ICFF×橋本直征」前編はこちら</a></div>
</div>

<div class="cClear"></div>


</div>

<div id="serial09-2Sub">
<div class="specialShop">
<div class="h2"><h2>会期中は街中のインテリアショップでもイベントが　ICFF</h2></div>
<div class="txt">
<img src="../img/serial/09-2/icff_gallery.jpg" title="ICFF会期中のとあるインテリアショップ" alt="ICFF会期中のとあるインテリアショップ" width="243" height="162" />
<p>ICFF　<a href="http://www.icff.com/" target="_blank">http://www.icff.com/</a><br />
  <br />
日程：2011年5月14日（土）〜17日（火）<br />
場所：New York City's Jacob K. Javits<br />
　　　Convention Center<br />
  <br />
<br /><br />
</p>

<!-- フォトギャラリー -->
<p><strong>フォトギャラリー</strong><br />
※写真をクリックすると拡大表示されます</p>
<a href="../img/serial/09-2/pg01.jpg" rel="lightbox[icff2]" title="チェルシーに点在するギャラリーのひとつ。"><img src="../img/serial/09-2/pg01_thum.jpg" alt="チェルシーに点在するギャラリー" width="243" height="162" border="0" class="img02" /></a>
<a href="../img/serial/09-2/pg02.jpg" rel="lightbox[icff2]" title="ICFFの会場に向かう途中、あまりにギャラリーが多く、片っ端から見ていたら到着したのがもう夕方という日も。。"><img src="../img/serial/09-2/pg02_thum.jpg" alt="チェルシーに点在するギャラリー" width="243" height="162" border="0" class="img02" /></a>
<a href="../img/serial/09-2/pg03.jpg" rel="lightbox[icff2]" title="SOHOのインテリアショップのパーティー。一段と華やかになる店内。"><img src="../img/serial/09-2/pg03_thum.jpg" alt="インテリアショップでのパーティーの様子" width="243" height="162" border="0" class="img02" /></a>
<a href="../img/serial/09-2/pg04.jpg" rel="lightbox[icff2]" title="貴重な情報収集や社交の場。"><img src="../img/serial/09-2/pg04_thum.jpg" alt="インテリアショップでのパーティーの様子" width="243" height="162" border="0" class="img02" /></a>
<a href="../img/serial/09-2/pg05.jpg" rel="lightbox[icff2]" title="ニューヨーク・SOHO の街並み。どこを切り取っても絵になる。"><img src="../img/serial/09-2/pg05_thum.jpg" alt="ニューヨークの街並み" width="243" height="162" border="0" class="img02" /></a>
<a href="../img/serial/09-2/pg06.jpg" rel="lightbox[icff2]" title="ニューヨークには、本当に何でもあるが、案外日本にも、何でもあるかもな...ということに気付いたり。"><img src="../img/serial/09-2/pg06_thum.jpg" alt="ニューヨークの街並み" width="243" height="162" border="0" class="img02" /></a>
<a href="../img/serial/09-2/pg07.jpg" rel="lightbox[icff2]" title="今回、滞在していたACE HOTEL（ http://www.acehotel.com/ ）。"><img src="../img/serial/09-2/pg07_thum.jpg" alt="ACE HOTEL" width="243" height="162" border="0" class="img02" /></a>
<a href="../img/serial/09-2/pg08.jpg" rel="lightbox[icff2]" title="ACE HOTEL のファザード。一歩中に入ると、とてもクリエイティブで楽しい雰囲気を感じさせてくれる。"><img src="../img/serial/09-2/pg08_thum.jpg" alt="ACE HOTEL" width="243" height="162" border="0" class="img02" /></a>
<!-- /フォトギャラリー -->
</div>
<div class="footer"></div>
</div>


<!-- プロフィール -->
<div class="specialProfile">
<div class="h2"><h2></h2></div>
<div class="txt">
<p><strong>橋本直征氏 プロフィール</strong></p>
<img src="../img/hashimoto.jpg" width="243" height="162" title="橋本直征氏" alt="橋本直征氏" />
<p>赤松珠抄子氏に師事後、2004年独立。<br />
セットデザインから、プロップス、<br />
インテリアスタイリングまで手掛ける。<br />
主に広告、TV-CM美術、<br />
雑誌などの分野を中心に活動。<br />
また、ミュージックビデオや、<br />
セレブリティの邸宅等も手掛け、<br />
2009年からは、写真、立体作品、制作、<br />
発表にも精力的に取組み<br />
その活動は多岐にわたる。<br />
<a href="http://naoyuki-hashimoto.com/" target="_blank">http://naoyuki-hashimoto.com/</a></p>
</div>
<div class="footer"></div>
</div>
<!-- /プロフィール -->

</div>
<div class="cClear"></div>
</div>]]>
        
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>【第９回/前編】連載｜ICFF×橋本直征</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.interiorn.jp/serial/serial09-1.html" />
    <id>tag:www.interiorn.jp,2011://1.318</id>

    <published>2011-06-17T01:21:14Z</published>
    <updated>2012-03-29T03:57:19Z</updated>

    <summary> 連載「○○×橋本直征」 ICFF×橋本直征 interior(n)interv...</summary>
    <author>
        <name>interiorn_admin</name>
        
    </author>
    
        <category term="serial" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.interiorn.jp/">
        <![CDATA[<div id="serial09-1">
<div class="h1_special"><h1>連載「○○×橋本直征」 ICFF×橋本直征 interior(n)interview Vol.9-1</h1></div>

<div id="serial09-1Main">
<div class="read">
<p>先日ニューヨークで行われた、国際現代家具見本市『ICFF』へ足を運んだという橋本氏。そこで今回は、普段なかなか見ることができない、海外のイベントの様子を取り上げたいと思います。<br />
<br />
『ICFF』は毎年5月にニューヨークで開催されている見本市。2011年の出展者は39カ国550社（アメリカ国内からは298社、国外からは252社）だったそうで、世界有数の都市ニューヨークらしく、国際的な見本市となったようですね。<br />
またこのICFFの会期中は、ニューヨークのあちこちでイベントやパーティーが目白押しだったそうで（東京デザイナーズウィークみたいですね）。今回の連載では、そちらにも注目したいと思っています。<br />
<br />
<br />
まず前編では、<strong>メイン会場のNew York City's Jacob K. Javits Convention Centerの様子をご紹介。橋本氏が注目した、まだ日本ではお目見えしていないブランドをピックアップしていきます。</strong>ユニークなラインアップですので、じっくりご覧ください！</p>
<div class="vol"><img src="../img/serial/vol_icon.gif" width="20" height="15" align="top" /><a href="http://www.interiorn.jp/serial/serial09-2.html">「ICFF×橋本直征」後編はこちら</a></div>
</div>

<div id="menu">
<ul>
<li><a href="#m01">ファブリック好きな橋本氏も大絶賛！テキスタイルブランド　Elastic Co.</a></li>
<li><a href="#m02">目を引くデザイン＆アイデアに圧倒！家具ブランド　BRC Designs</a></li>
<li><a href="#m03">チャーミングなプロダクトに会場も釘付け！<br />
家具/雑貨ブランド　BETTINA NISSEN DESIGN</a></li>
</ul>
</div>

<div class="special">
<a name="m01" id="m01"></a>
<div class="h3"><h3 id="h3_01">interior(n)interview ファブリック好きな橋本氏も大絶賛！テキスタイルブランド
Elastic Co.</h3></div>
<div class="txt">
<p>テキスタイルデザインや製造を専門に行っているという<strong>『Elastic Co.』</strong>。<br />
大型サイズの特注カーテンからソファやインテリア雑貨など既製品まで、さまざまプロダクトを取り扱っているのだとか。</p>
<div class="txtLeft">
<p><img src="../img/serial/09-1/photos_special_01.jpg" title="Elastic Co." alt="Elastic Co." width="300" height="200" class="img01" /><br />
<img src="../img/serial/09-1/photos_special_02.jpg" title="Elastic Co." alt="Elastic Co." width="300" height="200" class="img01" /><br />
<br />
<strong>【Information】</strong><br />
Elastic Co.　<a href="http://www.elasticco.com/" target="_blank">http://www.elasticco.com/</a>
</p>
</div>

<div class="txtRight">
<p>
デザイナーのElodie Blanchardさんは、フランス・グルノーブル出身。10代の頃から洋服のデザインなどを始め、ファッションショーなども開催。そして23歳の時には、南仏イエールでのファンション国際フェスティバル（International Fashion Arts Festival of Hyeres）で優秀な若手デザイナーとして表彰され、その時のラインアップはフランスの有名ショップで販売されたのだそうです。<br />
<br />
そんな彼女がフランスからアメリカに活動場所を移し、その後2005年に立ち上げたのがこちらのブランド『Elastic Co.』。ニューヨーク・ブルックリンにスタジオがあり、すべてのプロダクトはこちらのスタジオでハンドメイドされています。<br />
<br />
『Elastic Co.』を立ち上げたあとも、さまざまな賞を獲得。アメリカ国内の多数メディアからも注目を集めている精鋭デザイナーのブランドです。<br />
<br />
<br />
ファブリックがとても好きという橋本氏。特にこのブランドでも使われている"フェルト"が好きで、さらに好きな色である"グレー"が多用されているということも重なって、このブースには思わず長居してしまったのだそう。<br />
<br />
<strong>「ちょっとしたワッペンの配置やデザイン、またカーテン（上写真の左上）を上下させる仕掛けにはビックリ！何と"磁石"なんです。
個人的にかなり気に入ったブランドですね。自分がもしバイヤーだったら、きっとバイイングしていたと思います」</strong> <br />
と語る橋本氏。デザイン性の高さはもちろん、随所に散りばめられたアイデアに惹きつけられますね！
</p>
</div>

<div class="cClear"></div>
</div>
</div>

<div class="special">
<a name="m02" id="m02"></a>
<div class="h3"><h3 id="h3_02">目を引くデザイン＆アイデアに圧倒！家具ブランド
BRC Designs</h3></div>
<div class="txt">
<p>デニム生地を使ったラグ、米ドル紙幣が詰まったテーブル。
家具ブランド<strong>『BRC Designs』</strong>のプロダクトは、見た目にもユニークなデザインのものが多く、初めて目にする人を強く惹きつけます。しかしその魅力は、斬新なデザインだけではありません。</p>
<div class="txtLeft">
<p><img src="../img/serial/09-1/photos_special_03.jpg" title="BRC Designs" alt="BRC Designs" width="300" height="200" class="img01" /><br />
<img src="../img/serial/09-1/photos_special_04.jpg" title="BRC Designs" alt="BRC Designs" width="300" height="200" class="img01" /><br />
<br />
<strong>【Information】</strong><br />
BRC Designs　<a href="http://brcdesigns.com/" target="_blank">http://brcdesigns.com/</a>
</p>
</div>

<div class="txtRight">
<p>
『BRC Designs』では常識にとらわれず、さまざまな素材とシンプルな家具を組み合わせることに挑戦し続けているのだそう。柔軟なアイデアで新たなプロダクトを生み出すデザイナー、Benjamin Rollins Caldwellさんのもと、高い技術を持ったクラフトマンによるハンドメイドで、このブランドのプロダクトは作られています。質の高さもうかがえますね。<br />
<br />
このページだけでは紹介しきれないほど、たくさんのプロダクトがラインアップされているのですが、どれも使われているのは一見驚くような素材ばかり。それと家具を組み合わせちゃう！？という印象ですが、そのような固定概念にこだわらないポリシーが、『BRC Designs』らしさを生み出しているのかもしれません。<br />
<br />
<br />
実際ブースを見てきた橋本氏もこのブランドについて次のように語っています。<br />
<strong>「非日常であり、とても目を引くデザインやアイデアで見ていて飽きなかったです。そのひとつひとつは、まるで"現代アート"のようで、これらを生活の一部に組み込むことができたら、なんて楽しく素晴らしいだろうと思います。こんなプロダクトが普通に日本の一般住宅に浸透するようになったら、日本のインテリアもずいぶん変わるでしょうね」</strong><br />
<br />
"RE-THINK, RE-PURPOSE, RE-INVENT"
自身を"RE-INVENTOR（再発明者）"と語る、Caldwellさん。次はどんなアイデアを掛け合わせたプロダクトが生まれるのか。ワクワクするブランドです。
</p>
</div>

<div class="cClear"></div>
</div>
</div>

<div class="special">
<a name="m03" id="m03"></a>
<div class="h3"><h3 id="h3_03">interior(n)interview チャーミングなプロダクトに会場も釘付け！家具/雑貨ブランド
BETTINA NISSEN DESIGN</h3></div>
<div class="txt">
<p>ブースを訪ねると、デザイナーのBeiina Nissenさん本人がいろいろと説明をしてくださったという<strong>『BETTINA NISSEN DESIGN』</strong>。家具やインテリア雑貨、照明、ジュエリーなどを扱う、プロダクトデザインのブランドです。</p>
<div class="txtLeft">
<p><img src="../img/serial/09-1/photos_special_05.jpg" title="BETTINA NISSEN DESIGN" alt="BETTINA NISSEN DESIGN" width="300" height="200" class="img01" /><br />
<img src="../img/serial/09-1/photos_special_06.jpg" title-"BETTINA NISSEN DESIGN" alt="BETTINA NISSEN DESIGN" width="300" height="200" class="img01" /><br />
<br />
<strong>【Information】</strong><br />
BETTINA NISSEN DESIGN<br />
<a href="http://www.bettinanissen.com/" target="_blank">http://www.bettinanissen.com/</a></p>
</div>

<div class="txtRight">
<p>
ドイツ生まれのデザイナーNissenさんは、ドイツの大学やコペンハーゲンのデザインスクールで、インテリア/家具デザインを学んだのだとか。現在はイギリスをベースに活動していますが、ニューヨークやミラノ、ベルリンなどにも活動範囲を広げ、活躍しているそうです。<br />
<br />
女性らしいモチーフや色づかいで、日本でも注目を集めそうなラインアップ。<br />
その中から写真で紹介しているのは、「Make A Wish」というキャンドルホルダーと、「EKG」というテーブルです。ほかにもベンチやコースター、ボウルなど、幅広いプロダクトをデザインされているようですよ。<br />
<br />
<br />
<strong>「小さなブースではありましたが、とてもチャーミングなプロダクトばかりで。思わず手に取ってしまい、そして笑顔になってしまうんですよね。彼女のブースは人で溢れかえってましたよ」</strong><br />
と、会場での様子を語る橋本氏。確かに、写真からもその雰囲気が伝わってきます。<br />
早く日本でもお目見えして欲しいブランドですね。</p>
</div>

<div class="cClear"></div>
</div>
</div>

<div class="end">
<p style="margin-top: 20px;">とにかく会場を端から端まで、靴擦れしても歩いて歩いて...疲れ切ったという橋本氏。過去に足を運んだミラノサローネに比べれば規模は小さいそうですが、それでも見たいものはたくさんで、ポイントを絞っていかないと全部見られないほどだったようですよ。今回ご紹介したのは、そのたくさんのブースの中からの厳選3ブランドですが、そのほかにも橋本氏が写真を撮ってきてくださったブースがあるので、それらについては右枠の「フォトギャラリー」でご紹介したいと思います。<br />
<br />
さて<strong>後半では、メイン会場の外でもいろいろとICFFの会期に合わせてイベントが行われていたので、そちらについてご紹介する予定</strong>。<br />
「周辺イベントのほうが面白い発見がある！」という人もいるくらいなので、その様子も乞うご期待です！</p>
<div class="vol"><img src="../img/serial/vol_icon.gif" width="20" height="15" align="top" /><a href="http://www.interiorn.jp/serial/serial09-2.html">「ICFF×橋本直征」後編はこちら</a></div>
</div>

<div class="cClear"></div>


</div>

<div id="serial09-1Sub">
<div class="specialShop">
<div class="h2"><h2>アメリカ国内外から多数のブランドが集結した国際見本市　ICFF</h2></div>
<div class="txt">
<img src="../img/serial/09-1/icff.jpg" title="DECOLT" alt="ICFFメイン会場の様子" width="243" height="162" />
<p>ICFF?　<a href="http://www.icff.com/" target="_blank">http://www.icff.com/</a><br />
<br />
日程：2011年5月14日（土）〜17日（火）<br />
場所：New York City's Jacob K. Javits<br />
　　　Convention Center<br />
<br />
<br />
</p>

<!-- フォトギャラリー -->
<p><strong>フォトギャラリー</strong><br />
※写真をクリックすると拡大表示されます</p>
<a href="../img/serial/09-1/pg01.jpg" rel="lightbox[icff]" title="家をモチーフにした食器セット。バラしていくと、食器や、カップになる。見た目にも楽しいプロダクト。"><img src="../img/serial/09-1/pg01_thum.jpg" alt="SELETTI" width="243" height="162" border="0" class="img02" /></a>
<a href="../img/serial/09-1/pg02.jpg" rel="lightbox[icff]" title="このイラストのタッチやモチーフ、表情がたまらなく好き。"><img src="../img/serial/09-1/pg02_thum.jpg" alt="DUPENNY" width="243" height="162" border="0" class="img02" /></a>
<a href="../img/serial/09-1/pg03.jpg" rel="lightbox[icff]" title="壁紙のステッカーもずいぶん、日本でも浸透してきたが、テイストもクオリティーもとても良い。"><img src="../img/serial/09-1/pg03_thum.jpg" alt="Doborah Bowness" width="243" height="162" border="0" class="img02" /></a>
<a href="../img/serial/09-1/pg04.jpg" rel="lightbox[icff]" title="ちょっとしたアイデアにセンスがあり、日本の住宅にも取り入れやすいと思う。"><img src="../img/serial/09-1/pg04_thum.jpg" alt="Doborah Bowness" width="243" height="162" border="0" class="img02" /></a>
<a href="../img/serial/09-1/pg05.jpg" rel="lightbox[icff]" title="照明というより、アート作品といった感じ。このブランドのオフィシャルサイトの写真もとても素敵。"><img src="../img/serial/09-1/pg05_thum.jpg" alt="jeremycole" width="243" height="162" border="0" class="img02" /></a>
<a href="../img/serial/09-1/pg06.jpg" rel="lightbox[icff]" title="芸術的なひかりのラインは、見ていて飽きない。"><img src="../img/serial/09-1/pg06_thum.jpg" alt="jeremycole" width="243" height="162" border="0" class="img02" /></a>
<a href="../img/serial/09-1/pg07.jpg" rel="lightbox[icff]" title="自分の部屋がもっと大きかったら、天井から吊るしたい。"><img src="../img/serial/09-1/pg07_thum.jpg" alt="Consciousness" width="243" height="162" border="0" class="img02" /></a>
<a href="../img/serial/09-1/pg08.jpg" rel="lightbox[icff]" title="参加型の展示は、やっぱり参加するのが楽しみのひとつ。"><img src="../img/serial/09-1/pg08_thum.jpg" alt="Consciousness" width="243" height="162" border="0" class="img02" /></a>
<p>【写真掲載ブランド】<br />
  #01：<a href="http://www.seletti.it/" target="_blank">SELETTI</a><br />
#02：<a href="http://www.dupenny.com/" target="_blank">DUPENNY</a><br />
#03-04：<a href="http://www.deborahbowness.com/" target="_blank">Deborah Bowness</a><br />
#05-06：<a href="http://www.jeremycole.net/" target="_blank">JEREMY COLE</a><br />
#07-08：<a href="http://www.theconsciousnessfield.com/" target="_blank">The Consciousness Field</a></p>
<!-- /フォトギャラリー -->
</div>
<div class="footer"></div>
</div>


<!-- プロフィール -->
<div class="specialProfile">
<div class="h2"><h2></h2></div>
<div class="txt">
<p><strong>橋本直征氏 プロフィール</strong></p>
<img src="../img/hashimoto.jpg" width="243" height="162" title="橋本直征氏" alt="橋本直征氏" />
<p>赤松珠抄子氏に師事後、2004年独立。<br />
セットデザインから、プロップス、<br />
インテリアスタイリングまで手掛ける。<br />
主に広告、TV-CM美術、<br />
雑誌などの分野を中心に活動。<br />
また、ミュージックビデオや、<br />
セレブリティの邸宅等も手掛け、<br />
2009年からは、写真、立体作品、制作、<br />
発表にも精力的に取組み<br />
その活動は多岐にわたる。<br />
<a href="http://naoyuki-hashimoto.com/" target="_blank">http://naoyuki-hashimoto.com/</a></p>
</div>
<div class="footer"></div>
</div>
<!-- /プロフィール -->

</div>
<div class="cClear"></div>
</div>]]>
        
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>【第８回/後編】連載｜Dumilo＆DECOR×橋本直征</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.interiorn.jp/serial/serial08-2.html" />
    <id>tag:www.interiorn.jp,2011://1.294</id>

    <published>2011-02-23T01:52:32Z</published>
    <updated>2012-03-29T03:58:13Z</updated>

    <summary> 連載「○○×橋本直征」 Dumilo＆DECOR×橋本直征 interior(...</summary>
    <author>
        <name>interiorn_admin</name>
        
    </author>
    
        <category term="serial" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.interiorn.jp/">
        <![CDATA[<div id="serial08-2">
<div class="h1_special"><h1>連載「○○×橋本直征」 Dumilo＆DECOR×橋本直征 interior(n)interview Vol.8-2</h1></div>

<div id="serial08-2Main">
<div class="read">
<p>橋本氏が注目するショップとしてご紹介している「<a href="http://www.dumilo.com/" target="_blank">Dumilo＆DECOR</a>」の杉田さんと橋本氏による対談。前編では、杉田さん自身や仕事についてご紹介し、Dumiloを運営されている杉田さんの背景から、少しずつ杉田さんの考え方などに触れました。<br />
<br />
<strong>そして続く後編では、さらにその考え方について話を広げていこうと思います。現在、日本のインテリア業界に身を置く２人が、それぞれの視点でどのように感じ、捉えているのか、語っていただきます。</strong></p>
<div class="vol"><img src="../img/serial/vol_icon.gif" width="20" height="15" align="top" /><a href="http://www.interiorn.jp/serial/serial08-1.html">「 Dumilo＆DECOR×橋本直征」前編はこちら</a></div>
</div>

<div id="menu">
<ul>
<li><a href="#m01">家具は実用品。使われてこそ生きる。</a></li>
<li><a href="#m02">杉田さんの視点で見た、L.A.インテリア事情</a></li>
</ul>
</div>

<div class="special">
<a name="m01" id="m01"></a>
<div class="h2"><h2 id="h2_01">interior(n)interview 家具は実用品。使われてこそ生きる。</h2></div>
<div class="txt">
<div class="txtLeft">
<p><a href="http://www.interiorn.jp/serial/serial08-1.html">前編</a>の最後で触れたように、日本では日々の暮らしの中で"インテリア"自体の優先順位が、最後になるくらい低いと言われている。そう感じている皆さんも多いのではないだろうか。以前にも挙げたことがあるが、衣・食・住で考えると分かりやすいかもしれない。<br />
しかしインテリアに対しての優先順位が低いのは、なぜなのだろうか？<br />
<img src="../img/serial/08-2/photos_special_01.jpg" width="300" height="441" class="img01" />
<br />
<strong>「たとえば男性で言うと、10代の頃は洋服、そして20代になったらカバンや時計などの小物や車にも興味が出てくる人が多いと思います。だからそういうところにお金を使いたいので、インテリアに...というタイミングがない人もきっといると思うんです。インテリアに興味を持つのは、自分の家を持ってから...という人も多いでしょうね」</strong><br />
<br />
と語るのは橋本氏。かつてTVドラマで、オシャレにはとっても気をつかって値の張る洋服をたくさん持っているものの、自宅はちょっと周りが驚くような古アパートという設定の主人公がいたのを思い出す。それは極端な例ではあるが、あながち間違ってもいないのかもしれない。<br />
<br />
<strong>「車、ブランド品、見た目...とにかく人から見られた時にどう思われるか？を非常に気にするんだと思う。そしてどこか１点に集中してこだわりを見せる、"一点豪華主義"のような人が多いですよね」</strong><br />
<br />
と橋本氏は続ける。それに対して杉田さんも次のように話す。<br />
<br />
<strong>「アメリカ人と比べて、日本人はトータルバランスを取るのが苦手な気がします。衣・食・住、バランス良くこだわればいいと思うんですけどね」</strong><br />
<br />
これは日本人ならではの性分なのだろうか。みんながみんなそうとは言わないが、こだわりを強く見せる人の中には、そういう傾向があるのも確かだ。
とはいえインテリアに興味を持ち、自身の家や部屋についてこだわって考え、自分にとって快適な空間を上手に作っている人もいる。</p>
</div>

<div class="txtRight">
<p>
しかし一方で、気になっていることがあると杉田さんは語る。<br />
<img src="../img/serial/08-2/photos_special_02.jpg" width="300" height="200" class="img01" />
<br />
<strong>「インテリアにこだわっている人の中には、家具などを暮らしの中の実用品ではなく、装飾品・美術品として考えている方もいらっしゃると思います。特にアンティーク家具の輸入をしていると、そういうコレクターの方に多く出会うんです。でも良いものは使って、触れてみて初めて価値が分かる。自分としては、そのプロダクト（家具）が生まれた意義を全うできる場所に納品したい、というのが本音です。その場所こそ、プロダクトが生かされる環境だと思うので...」</strong><br />
<br />
物を大切にする気持ちは同じかもしれないが、大切にするあまり、使えない、使わない。それでは本来実用品であるはずの家具の良さが半減してしまう。
この考え方には橋本氏も同じ思いだと語る。また同じ家具を愛するのであれば、こうありたいという、憧れのエピソードがあるのだという。<br />
<img src="../img/serial/08-2/photos_special_03.jpg" width="300" height="304" class="img01" />
<br />
<strong>「独身の頃に、ハンス・ウェグナーのＹチェアを１脚購入した人がいて、その人が結婚後、妻のためにＹチェアを購入。ダイニングチェアとして使っていたのだそうです。そして子どもが生まれるごとにその椅子を買い足し、どんどんＹチェアが増えていくにつれ、自然と馴染み具合のグラデーションが出来ているという...。家族みんなで同じ椅子を使っているんですけど、夫婦、親子とそれぞれに風合いが違うわけです。
実は僕自身もＹチェアが好きで、自分がスタイリストになって初めてもらった給料で購入し、使っているんです。だからぜひとも自分でもこのエピソードのように実現できたらな...と考えています」</strong><br />
<br />
ひとつの椅子を愛し毎日使うからこそ、それぞれの風合いによるグラデーションができ、使う人に馴染んでいく。家具を愛するというのは、こういうことなのかも...と言葉での説明が必要ないくらいに伝わってくるエピソードだ。</p>
</div>

<div class="cClear"></div>
</div>
</div>

<div class="special">
<a name="m02" id="m02"></a>
<div class="h2"><h2 id="h2_02">interior(n)interview 杉田さんの視点で見た、L.A.インテリア事情</h2></div>
<div class="txt">
<div class="txtLeft">
<p>次に紹介するのは、杉田さんの視点から見たL.A.など海外のインテリア事情について。しばらくその地で暮らし、商売をしてきたからこそ見えることもあったのではないかと思い、尋ねてみた。<br />
<img src="../img/serial/08-2/photos_special_04.jpg" width="300" height="200" class="img01" /><br />
<strong>
<br />
「L.A.に限らず海外では、ライフステージに合わせて家や家具を買い換える人が多いです。これは日本とは大きく違う点ですよね。独身の頃、結婚したカップル、そして家族ができ、また子どもたちが独立したあと夫婦２人...そういうタイミングで変えるんです」</strong><br />
<br />
住宅事情の違いはあるとはいえ、こういうところからも暮らしとインテリア・家が密接なことがうかがえる。<br />
以前、イギリスでの暮らしについて澤さん（<a href="http://www.interiorn.jp/feature/feature06.html" target="_blank">インテリアンな人々 第6回</a>）が、"海外では引越をする時にいらないものを捨てるのではなく、誰かに譲ってから新しいものを手にする文化がある"という話をしていたが、アメリカでも同様なのだろう。そういう背景があるからこそ、その時々のライフステージに合わせて、家づくりができるのかもしれない。<br />
<img src="../img/serial/08-2/photos_special_05.jpg" width="300" height="200" class="img02" />
<strong>「日本では、こだわりを充分生かせるような広い家や土地を手に入れるのは、結構難しいことです。だからどうしても"家（住）"に対する比重が軽くなって、そこにこだわることをあきらめてしまっている傾向があるように感じます」</strong><br />
<br />
と語るのは橋本氏。
確かに今の日本には海外のようにライフステージで家を住み替えるという発想がそもそもないし、これまでの日本の住宅文化から考えても、果たして日本人に受け入れられるかどうかは難しい。</p>
</div>

<div class="txtRight">
<p>
また、杉田さんが仕事を通して見えてきたこともあるという。<br />
<br />
<strong>「仕事柄、セレブリティの方と仕事をする機会が多いですが、彼らは美意識が本当に高いです。これは国内外問わず。いいものに触れる機会が多いので、感覚やスタイルが研ぎ澄まされているんです。トータルバランスを取るのがうまいですし、良い情報をそれぞれが持っています。そしてそれをお互いに共有し合うので、より良い情報が彼らには常に入ってくるんですよね。これはぜひ見習いたい点ですね」</strong><br />
<br />
良い情報を共有し合うことで、さらに良い情報を得られるという環境は、すばらしい流れだと思う。セレブリティだから...というのではなく、インテリアが好きという人の間から、こういう流れがどんどんできていくといいなと、この話を聞いて感じた。<br />
<img src="../img/serial/08-2/photos_special_06.jpg" width="300" height="441" class="img01" />
<br />
そして対談の最後に、ひとりのビジネスパーソンとして今、杉田さんが思うことについてうかがった。<br />
<br />
<strong>「日本のビジネスパーソンには、もっと海外へ出ていろんなもの、ことを見ることをオススメしたいです。たとえば展示会。自分の専門ジャンルに限らず、興味を持ったものにどんどん足を運ぶといいと思います。海外の展示会は、来ている人もおもしろいんですよ。パワーに溢れていて、自分も足を運ぶとワクワクします」</strong><br />
<br />
橋本氏も海外で行われるインテリアの展示会へ実際に足を運び、そのパワーを肌で感じたと話す。いいものは、世界中にあるということ。グローバルに仕事をしている杉田さんは、世界中で仕事のタネを探し、チャンスを見つけているのだろう。</p>
</div>

<div class="cClear"></div>
</div>
</div>

<div class="end">
<p style="margin-top: 20px;"><strong>ご自身のことを"商売人"と話す、杉田さん。</strong>たまたま出会った"家具"に惹かれたのでインテリア業界で仕事をしているけれど、面白いものを見つけたら、何でも売っていきたいと語る。非常に意欲的な方だ。<br />
<br />
そんな杉田さんはまた数年後、L.A.に拠点を戻し仕事を続けていこうと考えているという。自分の思い描く夢に向かって、まだまだ突き進んでいる途中なのだとか。<br />
まずは2011年、Dumiloでは家具だけでなく、インテリア雑貨やガラス物などの販売を強化していくとともに、海外で仕入れて日本で販売を考えている人の役にも立ちたいと思っているということだ。<br />
<br />
<br />
<strong>今回、杉田さんとの対談を通して感じたのは、"インテリア"を新しい視点で捉えている方だということ。杉田さんの考え方はシンプルで、とてもストレートに伝わってくると思う。</strong>そんな彼の想いが"インテリア"業界へ新しい風となると、何か楽しいことが待っているんじゃないか。そんな気持ちになれた。<br />
何かに惚れ込むということのパワーを教えてもらったような気がする。</p>
<div class="vol"><img src="../img/serial/vol_icon.gif" width="20" height="15" align="top" /><a href="http://www.interiorn.jp/serial/serial08-1.html">「 Dumilo＆DECOR×橋本直征」前編はこちら</a></div>
</div>

<div class="cClear"></div>


</div>

<div id="serial08-2Sub">
<div class="specialShop">
<div class="h2"><h2>アンティークを持つこと＝リサイクル　Dumilo＆DECOR</h2></div>
<div class="txt">
<img src="../img/serial/08-1/dumilo_showroom.jpg" title="Dumilo＆DECOR" alt="Dumilo＆DECOR" width="243" height="162" />
<p>今回お話をうかがった、杉田さんが代表を務める「<strong><a href="http://www.dumilo.com/" target="_blank">Dumilo JAPAN</a></strong>」。そのDumiloのショールームが江東区青海にある「Dumilo＆DECOR」です。<br />
  <br />
<br /><br />
</p>

<!-- 取材場所 -->
<p><strong>今回の取材のひとコマ</strong></p>
<img src="../img/serial/08-2/dumilo01.jpg" width="243" height="162" title="取材中のひとコマ" alt="取材中のひとコマ" />
<img src="../img/serial/08-2/dumilo02.jpg" width="243" height="162" title="Dumiloさんにはたくさん海外インテリアの本がありました。" alt="Dumiloさんにはたくさん海外インテリアの本がありました。" />
<p>取材中、インテリアの本を見始めたお二人の様子。ずいぶん話が盛り上がっていたようでした。本は全部海外で購入されたものということでしたが、いろんなのがありましたよ！</p>
<!-- /取材場所 -->
</div>
<div class="footer"></div>
</div>


<!-- プロフィール -->
<div class="specialProfile">
<div class="h2"><h2></h2></div>
<div class="txt">
<p><strong>橋本直征氏 プロフィール</strong></p>
<img src="../img/hashimoto.jpg" width="243" height="162" title="橋本直征氏" alt="橋本直征氏" />
<p>赤松珠抄子氏に師事後、2004年独立。<br />
セットデザインから、プロップス、<br />
インテリアスタイリングまで手掛ける。<br />
主に広告、TV-CM美術、<br />
雑誌などの分野を中心に活動。<br />
また、ミュージックビデオや、<br />
セレブリティの邸宅等も手掛け、<br />
2009年からは、写真、立体作品、制作、<br />
発表にも精力的に取組み<br />
その活動は多岐にわたる。<br />
<a href="http://naoyuki-hashimoto.com/" target="_blank">http://naoyuki-hashimoto.com/</a></p>
</div>
<div class="footer"></div>
</div>
<!-- /プロフィール -->

</div>
<div class="cClear"></div>
</div>]]>
        
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>【第８回/前編】連載｜Dumilo＆DECOR×橋本直征</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.interiorn.jp/serial/serial08-1.html" />
    <id>tag:www.interiorn.jp,2011://1.291</id>

    <published>2011-02-08T11:27:42Z</published>
    <updated>2012-03-29T03:59:11Z</updated>

    <summary> 連載「○○×橋本直征」 Dumilo＆DECOR×橋本直征 interior(...</summary>
    <author>
        <name>interiorn_admin</name>
        
    </author>
    
        <category term="serial" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.interiorn.jp/">
        <![CDATA[<div id="serial08-1">
<div class="h1_special"><h1>連載「○○×橋本直征」 Dumilo＆DECOR×橋本直征 interior(n)interview Vol.8-1</h1></div>

<div id="serial08-1Main">
<div class="read">
<p>最近一緒に仕事をした方で、おもしろいショップをやっている方がいらっしゃるので、会ってみませんか？という橋本氏のお誘いで、今回の取材を敢行。
「Dumilo＆DECOR（デュマイロ＆デコ）」というビンテージ家具などを扱うショールームの代表 杉田さんとの対談です。<br />
<br />
まず、<strong>前編では杉田さんがロサンゼルスに渡り、のちに独立、そして帰国し現在までの話や、具体的にどういう仕事をされているのか？という杉田さんの背景や「Dumilo＆DECOR（デュマイロ＆デコ）」に迫ります。</strong><br />
そして、<strong>後編ではロサンゼルスでのインテリア事情や海外の視点から見た、今の日本の"インテリア"の立ち位置など、感じていることについても語っていただきます。</strong><br />
<br />
アメリカ・ロサンゼルスでの暮らしが長く、そちらで独立されたという杉田さんの視点は、非常に興味深く、新鮮でした。皆さんにも何か気付きのきっかけになればと思っています。</p>
<div class="vol"><img src="../img/serial/vol_icon.gif" width="20" height="15" align="top" /><a href="http://www.interiorn.jp/serial/serial08-2.html">「 Dumilo＆DECOR×橋本直征」後編はこちら</a></div>
</div>

<div id="menu">
<ul>
<li><a href="#m01">転職先は、ロサンゼルス。</a></li>
<li><a href="#m02">エコロジーを考えた、孫の代まで使える家具を</a></li>
</ul>
</div>

<div class="special">
<a name="m01" id="m01"></a>
<div class="h2"><h2 id="h2_01">interior(n)interview 転職先は、ロサンゼルス。</h2></div>
<div class="txt">
<div class="txtLeft">
<p>学校を卒業後、雑貨系の小売業界でバイヤーとして社会人生活をスタートさせた杉田さん。しばらく働いているうちに、海外で働いてみたい！と思うようになったのだそう。<br />
<br />
<strong>「今までやっていた仕事のスキルを生かせる分野で...と考えると仕事は限られていましたが、その中で選んだ職場が、日系のスーパーマーケットでした」</strong><br />
<br />
それまでも海外旅行に出かけることはあったが、仕事を含め生活の拠点を移すのは初めてのこと。それでも憧れの海外で働くチャンスを得た杉田さんは、迷うことなくロサンゼルスに渡った。28歳の時だったという。<br />
<img src="../img/serial/08-1/photos_special_01.jpg" width="300" height="441" class="img02" />
<br />
<strong>「そのスーパーマーケットでは、5年間働きましたね。その間に、古着の買い付けをやったり、向こうで仕入れた品をオークションで販売したり。そちらの仕事が充実してきたのでその後、独立しました」</strong><br />
<br />
独立後も引き続き、日本から依頼を受けたビンテージ家具や雑貨などのオークションに代理参加し、商品を購入。日本の依頼主へ送付するという仕事をメインに行っているのだそう。<br />
またそれらの仕事を通して出会ったのが「<a href="http://www.environmentfurniture.com/" target="_blank">Environment Furniture（エンバイラメント・ファニチャー）</a>」という家具メーカー。環境・エコロジーを考えているメーカーで、アメリカのショップは、環境イベントの会場にもなるくらいなのだという。<br />
<br />
<strong>「"Environment Furniture"では、アンティーク家具をそのまま横流しするのではなく、廃材などを家具として再生させています。新旧の融合ですね。そういう考え方にも非常に共感し、そして何より自分自身が欲しい！と直感的に思ったんです」</strong></p>
</div>

<div class="txtRight">
<p>
ぜひ日本でも売りたい、日本人にも紹介したいと惚れ込んだ杉田さん。さっそくオーナーの元に通い続け、日本の正規代理店にさせて欲しい！と頼み込んだのだという。非常にアグレッシブな彼の一面が伝わってくるエピソードである。<br />
<br />
Environment Furnitureのオーナーからの代理店になる条件は、<strong>「私たちの考え方に賛同し、ともに育ててくれる人」</strong>ということだった。結果、その条件を見事クリア。杉田さんは日本のみならずアジア圏を取り仕切る、正規代理店となったのである。<br />
<img src="../img/serial/08-1/photos_special_02.jpg" width="300" height="200" class="img02" />
<br />
そうして杉田さんが立ち上げたのが、Dumilo JAPAN。"アンティークを持つこと＝リサイクル"というコンセプトで、Environment Furnitureの家具をはじめ、インテリア雑貨等の販売を行っている。<br />
<br />
<strong>「日本でEnvironment Furnitureの家具を紹介するフラッグシップ店を、帰国して表参道にオープンしました。そこで1年半営業していましたが、2010年12月に江東区青海に移転してきました。アポイントメント制のショールームという形態に変更したんです」</strong><br />
<br />
Dumilo＆DECORを訪れるお客さんは、扱う商品ゆえ、セレブリティな方がメイン。なのであえて、予約制というスタイルにしてみたのだという。限られたターゲットに合わせた営業スタイル。これこそ知る人ぞ知る...な空間だ。<br />
<img src="../img/serial/08-1/photos_special_03.jpg" width="300" height="304" class="img02" />
今回は、そのアポイントメントした方しか入れないショールームに招いていただき、取材させていただいたのである。</p>
</div>

<div class="cClear"></div>
</div>
</div>

<div class="special">
<a name="m02" id="m02"></a>
<div class="h2"><h2 id="h2_02">interior(n)interview エコロジーを考えた、孫の代まで使える家具を</h2></div>
<div class="txt">
<div class="txtLeft">
<p>Dumiloが考える、"アンティークを持つこと＝リサイクル"についてもう少し詳しくご紹介していこう。<br />
なぜ、アンティーク家具を持つことがリサイクルにつながるのだろうか？<br />
<strong>
<br />
「Dumiloで扱っている"Environment Furniture"は、ブラジルの古材、廃材をインドネシアで加工、イタリア人デザイナーがデザインし、家具にしています。新たに木を切って木材に加工するのではなく、使える資源を加工して作る。そういうところがひとつ、リサイクルにつながっていると思います」</strong><br />
<br />
また、アンティーク家具などを選び使うということは、かつて作られてまだ家具として使えるものを選ぶわけなので、そういうところもリサイクルだと杉田さんは語る。<br />
<img src="../img/serial/08-1/photos_special_04.jpg" width="300" height="200" class="img01" /><br />
<br />
<strong>「いいものだから高くてもアンティーク家具を選ぶというのだけではなく、環境・エコロジーのことを考えて選ぶというアプローチで、私たちは家具を紹介し、販売していきたいと考えています」</strong></p>
</div>

<div class="txtRight">
<p>
このDumiloの考え方を聞き、"おもしろいアプローチだと思う"と語る橋本氏。<br />
<img src="../img/serial/08-1/photos_special_05.jpg" width="300" height="304" class="img01" />
<br />
<strong>「日本では多くの方が、アンティーク家具を美術品と同じように考えていないでしょうか。このデザイナーが好きだから、家具をコレクションしたいと。でもコレクションすると大事にしすぎてしまって、使えない場合が多いと思うんです」</strong><br />
<br />
<strong>「家具は実用品。使ってこそ家具は生きると思うんです。だから私たちが目指すのは、敷居の低いアンティークショップ。高価な美術品を売っているのではなく、使うための中古家具を扱っているんです」</strong><br />
杉田さんはそのように話す。<br />
<br />
その考えにはとても共感できるものがある。好きな家具を置いて、眺めるのもいいかもしれない。でもその家具の役割を考えると...どうなのだろうか？</p>
</div>

<div class="cClear"></div>
</div>
</div>

<div class="end">
<p style="margin-top: 20px;">さてここから先は、ぜひ後編でしっかりとご紹介したいと考えている。<strong>杉田さんの想い、そして日本のインテリア業界の現状を見つめる橋本氏の意見をそれぞれ交えながらまとめていこうと思う。</strong><br />
<br />
また以前にも何度か、インテリアンの中で話題に挙がったことがあり、橋本氏も繰り返し述べていることではあるが、日本では「インテリア」の優先順位がまだまだ低い。その件についても引き続き、後編で触れていきたいと思っている。</p>
<div class="vol"><img src="../img/serial/vol_icon.gif" width="20" height="15" align="top" /><a href="http://www.interiorn.jp/serial/serial08-2.html">「 Dumilo＆DECOR×橋本直征」後編はこちら</a></div>
</div>

<div class="cClear"></div>


</div>

<div id="serial08-1Sub">
<div class="specialShop">
<div class="h2"><h2>アンティークを持つこと＝リサイクル　Dumilo＆DECOR</h2></div>
<div class="txt">
<img src="../img/serial/08-1/dumilo_showroom.jpg" title="Dumilo＆DECOR" alt="Dumilo＆DECOR" width="243" height="162" />
<p>今回お話をうかがった、杉田さんが代表を務める「<strong><a href="http://www.dumilo.com/" target="_blank">Dumilo JAPAN</a></strong>」。そのDumiloのショールームが江東区青海にある「Dumilo＆DECOR」です。<br />
  <br />
<br /><br />
</p>

<!-- 取材場所 -->
<p><strong>今回の取材の場所<br />
  「Dumilo＆DECOR」ショールーム</strong></p>
<img src="../img/serial/08-1/dumilo01.jpg" width="243" height="162" title="今回の取材の場所「Dumilo＆DECOR」ショールーム" alt="今回の取材の場所「Dumilo＆DECOR」ショールーム" />
<img src="../img/serial/08-1/dumilo02.jpg" width="243" height="162" title="今回の取材の場所「Dumilo＆DECOR」ショールーム" alt="今回の取材の場所「Dumilo＆DECOR」ショールーム" />
<img src="../img/serial/08-1/dumilo03.jpg" width="243" height="162" title="今回の取材の場所「Dumilo＆DECOR」ショールーム" alt="今回の取材の場所「Dumilo＆DECOR」ショールーム" />
<p>こちらのショールームは、事前アポイントメント制という、ユニークな形態で運営されています。<br />
お問い合わせ先など詳しい情報は、<a href="http://www.dumilo.com/" target="_blank">Dumiloオフィシャルサイト</a>にてご確認ください。</p>
<!-- /取材場所 -->
</div>
<div class="footer"></div>
</div>


<!-- プロフィール -->
<div class="specialProfile">
<div class="h2"><h2></h2></div>
<div class="txt">
<p><strong>橋本直征氏 プロフィール</strong></p>
<img src="../img/hashimoto.jpg" width="243" height="162" title="橋本直征氏" alt="橋本直征氏" />
<p>赤松珠抄子氏に師事後、2004年独立。<br />
セットデザインから、プロップス、<br />
インテリアスタイリングまで手掛ける。<br />
主に広告、TV-CM美術、<br />
雑誌などの分野を中心に活動。<br />
また、ミュージックビデオや、<br />
セレブリティの邸宅等も手掛け、<br />
2009年からは、写真、立体作品、制作、<br />
発表にも精力的に取組み<br />
その活動は多岐にわたる。<br />
<a href="http://naoyuki-hashimoto.com/" target="_blank">http://naoyuki-hashimoto.com/</a></p>
</div>
<div class="footer"></div>
</div>
<!-- /プロフィール -->

</div>
<div class="cClear"></div>
</div>]]>
        
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>【第８回】特集｜『インテリアプランナー』株式会社フィールドフォー・デザインオフィス　志村 美治さん</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.interiorn.jp/feature/feature08.html" />
    <id>tag:www.interiorn.jp,2010://1.255</id>

    <published>2010-10-27T01:18:58Z</published>
    <updated>2012-03-28T11:45:26Z</updated>

    <summary> People who are related to interior インテリ...</summary>
    <author>
        <name>interiorn_admin</name>
        
    </author>
    
        <category term="feature" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.interiorn.jp/">
        <![CDATA[<div id="feature08">
<div class="h1_feature"><h1>People who are related to interior インテリアンな人々 インテリアプランナー　株式会社フィールドフォー・デザインオフィス　志村 美治さん</h1></div>

<div id="feature08Main">
<div class="read">
<p><strong>インテリアデザイナーとしてこの世界で仕事を始め、今ではもう少し視野を広げた立場でインテリアに関わる「インテリアプランナー」として活躍する、株式会社フィールドフォー・デザインオフィス　志村 美治さん。業界ではすでに大ベテランの志村さんだが、新しいことへの好奇心や挑戦はさらに広がっているという。また、今だからこそ見えてきたこともたくさんあるのだとか。<br />
<br />
日本が「インテリアデザイン」を意識し始めたその頃からともに歩んできた志村さんが、これまでに影響を受けたことや考えてきたこと、そして手がけた仕事は、この業界に身を置く人にとって非常に興味深いことだろう。
<br />
またそうでない人にとっても、自分のやりたいことを実現するということについて、心に留めるものがきっとあるはずである。</strong></p>
</div>

<div id="menu">
<ul>
<li><a href="#m01">インテリアをプランニングする</a></li>
<li><a href="#m02">何かを生み出すという楽しさに出会う</a></li>
<li><a href="#m03">人とセッションする時のワクワク感</a></li>
<li><a href="#m04">仕事を遊びに置き換え、とにかく楽しむ</a></li>
</ul>
</div>

<div class="feature">
<a name="m01" id="m01"></a>
<div class="h2"><h2 id="h2_01">interior(n)interview インテリアをプランニングする</h2></div>
<div class="txt">
<div class="txtLeft">
<p>今回の取材の冒頭で、「志村さんの仕事は何と表記しましょうか？」とお尋ねした。「○○デザイナー」という名称の○○に入るものをご相談しようと思っていたのだが、志村さんからの答えは「"インテリアプランナー"でお願いします」ということだった。<br />
「インテリアプランナー」。聞いたことがあるような、ないような...。まずはそこから話をうかがうことにした。<br />
<br />
"インテリアデザイン"とひと口に言っても、手がけることはさまざまである。家具やカラーをセレクト・コーディネートしたり、設計・デザインしたり、あるいは建築家とプロジェクトの上流から話をしたり、その仕事の境界は実に曖昧であるという。確かに、建築家・グラフィックデザイナーのようにその作業範囲を明確にイメージするのは非常に難しい。そこで"インテリアデザイン"を大きく捉え考えていく存在として確立したのが「インテリアプランナー」なのである。<br />
<br />
<strong>「昔は、建築家が建物の設計からインテリアまで、すべてやっていたんです。その後"インテリアデザイン"というものが考えられるようになり、仕事が細分化してきました。しかし今また、デザインの多様化により回帰してきているように思います。<br />
では、"インテリアデザイン"とは何か？私は、建築と人をつなぐものだと考えています。つまり、その空間で過ごす人がどうしたら居心地良いと感じるか？そういうことを考え、実現するのが"インテリアデザイン"であり、それを考えるのがインテリアプランナー、インテリアデザイナーの仕事なのです」</strong><br />
<img src="../img/feature/08/photos_feature_01.jpg" width="300" height="200" class="img01" /><br />
<br />
では、インテリアプランナーとインテリアデザイナーの違いは何なのだろうか？<br />
<br />
<strong>「インテリアプランナーは、その名のとおり"プランニングする"のが仕事です。色・形などのデザインだけでなく、人間が過ごしやすい空間をゼロから作り上げる。建築に近いところにある仕事かもしれません。一方インテリアデザイナーは、デザインを設計し、訴求していくのが仕事。手法や技術を磨き、実際にカタチにしていく立場です」</strong><br />
<br />
"インテリアデザイン"を捉える時の視点の違いというのが両者の大きく違うところだろうか。その視点の違いということでいうと、建築家ともまた似て非なる視点を持つと志村さんは話す。<br />
<br />
「建築家は、都市の中での風や光、インフラの流れから建物の構成を考えていきますが、インテリアプランナーはそこに居て感じる手触りから、そのプランが始まります。私自身も、たとえば天井高10mの空間を考える時、足裏に感じるディテールはどうだろう？ということを思い巡らします。こういうふうに両極が離れているのは私のファームの特色かもしれませんね。<br />
そういうふうに考えていくと、洋服とインテリアは同じなのでは？とも思います。洋服がずっとひろがったら空間になる。だったら狭小のインテリアは洋服なのかもしれないねという話を友人とすることがあります」
</p>
</div>

<div class="txtRight">
<p>
<img src="../img/feature/08/photos_feature_02.jpg" width="300" height="200" class="img02" /><br />
そんなふうにインテリアを捉えている志村さんに、その魅力を尋ねてみた。<br />
<br />
<strong>「インテリアとは、人との"間"を埋めてくれるものだと思っています。なので、人が関わることにより、機能し動き始めます。そこにとても魅力を感じますね。人がいなければ、"間"はただ空っぽなだけなんです」</strong><br />
<br />
志村さんは、インテリアをプランニングする時にも「人がそこに居る時にどう感じるか？」ということをまず最初に考えるという。<br />
<br />
<strong>「たとえば病院のインテリアを考える時、そこでどれだけ患者さんが癒されるか？また、会議室や学校の場合であれば、どれだけ皆のモチベーションが上がるか？そういうことは、技術や手法などハード面だけで実現できるものではなく、その空間の役割や相手がどうしたいか？を考えることが大切なんです。でもそういうふうに考えられるようになったのも最近なんですけどね...（笑）」</strong><br />
<br />
現在50代の志村さんは、40代までは技術や手法などハード面を率先して取り入れ磨いてきたという。しかしいろんな分野のプロフェッショナルと仕事する機会が増えてきた今、そこから生まれるセッションに新しい喜びを見つけ、前述のソフト面を第一に...という考え方へシフトしてきたのだと話す。<br />
<br />
<img src="../img/feature/08/photos_feature_03.jpg" alt="" width="300" height="300" class="img02" /><br />
<br />
<strong>「こうやっていろんな人とセッションが組めるのも、この仕事の醍醐味ですね」</strong><br />
<br />
笑顔で語る彼の表情から、その新しい取り組みに可能性を見出し、楽しんでいる様子が伝わってきた。<br />
<br />
<br />
では、これまでのどういう出来事が今の志村さんにつながっているのだろうか？<br />
幼い頃の話から、学生時代、そして社会人になってからの留学経験などについて、引き続き話を進めていこう。
</p>
</div>

<div class="cClear"></div>
</div>
</div>

<div class="feature">
<a name="m02" id="m02"></a>
<div class="h2"><h2 id="h2_02">interior(n)interview 何かを生み出すという楽しさに出会う</h2></div>
<div class="txt">
<div class="txtLeft">
<p>志村さんが生まれ育った環境には、「何かを生み出す」ことが常にそばにあったのだそうだ。<br />
<img src="../img/feature/08/photos_feature_04.jpg" width="300" height="200" class="img01" /><br />
<br />
<strong>「母方の祖父は戦前からの宮大工で、戦後もその傍ら家大工としても仕事をしていたんです。大工さんには、材料を加工する仕事場があるんですが、そこが幼い頃の遊び場でした。またその頃家が鎌倉にあったので、松竹の大船撮影所がすぐ近くだったんです。祖父はそこへも仕事で行っていました。だから撮影所も私にとっての遊び場。黒幕をくぐって撮影所に入ると、普段とは全く違う世界がそこに作り上げられているところに、グッと引き込まれましたね」</strong><br />
<br />
仕事場では、木っ端という木の切れ端がたくさん出るので、それを使って自分なりに見よう見まねで、小さい家や車を作っていたのだそう。そういう自分の世界に入って物を作ることが、とても楽しかったと振り返る。<br />
<br />
<strong>「生み出てくる楽しさを知ったのは、この時期でしょうね。今思うと、恵まれていたんですね」</strong><br />
<br />
小学校に上がる前の時期は、いろんな体験をしたほうがいいと言われる。そういう感受性の豊かな時期の経験が、今の志村さんのベースになっているのだろう。<br />
<br />
<strong>
「小学校に上がってからのことで鮮明に覚えているのは、ドナルドダックの絵を描いて、祖母に褒められたことですね。それがとても嬉しくて、将来は絵を描く仕事、イラストレーターになろう！と思っていました」</strong><br />
<br />
その後、中学生の頃にはファッションデザイナーに、高校生になるとカーデザイナーに...と多少描く夢は変化していくものの、"何かを生み出す"ということは一貫して彼の中に生き続けていた。<br />
そうして大学に上がる前、ついに志村さんは"インテリア"の世界に触れることとなる。それは、父親が実家を建てることになった時のこと。「自分の部屋をデザインしてみろ」そう言われた彼は、本屋でインテリアの本を手に取ったのだという。<br />
<br />
<strong>「インテリアの本を見ていたら、"パース"というもので表現することを知りました。パースってステキだなと思ったんです。創造する部屋がパースで描くことで空間となって現れることに夢中になりました。今思うと、インテリアを本格的に意識し始めたのはこの時だったのかもしれませんね」</strong><br />
<br />
<img src="../img/feature/08/photos_feature_05.jpg" width="300" height="200" class="img02" /><br />
その後、大学に進学した志村さんが選んだのは、家具をはじめとするインテリアデザインの世界。この頃は木を削り、実際に家具を作っていたのだそうだ。そうして大学を卒業する頃、次に彼が目指したステージは、建築デザインの世界だった。
</p>
</div>
<div class="txtRight">
<p>
<strong>「実は建築学科の友だちに誘われて清水建設を受けてみたんです。その時は、名だたる建築家も有名な施工会社も全然知らないほど...。でも縁あって、入社することができました」</strong><br />
<br />
入社時のエピソードからも分かるように、志村さんが建築について本格的に学び始めたのは、入社後のこと。会社には建築に関するあらゆる資料・書籍があり、それらを通して学ぶうちに"建築って美しくておもしろい！"そう思うようになっていったのだという。
こうして始まった社会人生活は、彼が29歳の時に転機を迎える。<br />
<br />
<strong>「ある日、海外留学のチャンスが来たのです。海外設計部で仕事をする先輩が呼んでくれて、"インテリアデザイナー"として勉強する機会をいただきました。シンガポールへ行くことになったのですが、当時英語がしゃべれなくて...。１カ月間、みっちり勉強してから行きましたよ（笑）」</strong><br />
<br />
そこでの経験や吸収したことは、今の志村さんに大きく影響しているようだ。彼の人生を左右する大きなエピソードであったと言っても過言ではないだろう。<br />
<br />
<strong>「当時、日本ではホテルなどを設計する時に、建築家とインテリアデザイナーの立場が曖昧でした。しかし、海外ではインテリアデザイナーの立場がしっかりと確立されていました。"これからは日本でもインテリアデザインの価値が変わっていくだろう"そう考えたその先輩は、私を呼んでくれたのです」</strong><br />
<img src="../img/feature/08/photos_feature_06.jpg" alt="" width="300" height="300" class="img01" /><br />
<br />
"インテリアデザイン"は実際にその後、日本でどんどん広まっていったという。「先輩は先見の明があったのですね」と志村さんは語っていたが、それを第一線で学べたことも、大変貴重な経験だったはずである。<br />
シンガポールへ行ってからは、実際にクライアントや建築家とのミーティングに参加。インテリアデザイナーはクライアントと近い存在なんだということ、また建築家とどのように話をするのかということなどを、体験しながら学んでいったのだという。<br />
<br />
<strong>「相手のやりたいことをその立場になって考え、相手が考えている以上のことを提案する。いわゆるサプライズですよね。それがデザインをする人に必要なやさしさだと思います。そうすることで、相手を"やってみたいな！"という気持ちにさせるんです。これこそが本当のホスピタリティだと私は思っています」</strong><br />
<br />
現在、インテリアプランナーとして活躍する志村さんの"インテリアデザイン"の核は、この時の経験にあるのだろう。<br />
その留学から帰国したあとの平成元年、志村さんが今も所属する株式会社フィールドフォー・デザインオフィス設立。<br />
そこでの活躍については、次でじっくりご紹介していこう。</p>
</div>

<div class="cClear"></div>
</div>
</div>

<div class="feature">
<a name="m03" id="m03"></a>
<div class="h2"><h2 id="h2_03">interior(n)interview 人とセッションする時のワクワク感</h2></div>
<div class="txt">
<div class="txtLeft">
<p>
インテリアデザイナーからその経歴は始まり、現在ではインテリアプランナーとして活躍する志村さんが携わった仕事は、ホテル、病院、学校、オフィス、レストラン...とジャンルは多岐にわたる。その中で彼が心がけているのは、あらゆるものをやってみるということ。どれかひとつだけを極めるというやり方ではなく、いろいろやってみることで一本の筋が見えてくるはず。そういうふうに考えているのだそう。<br />
<img src="../img/feature/08/photos_feature_07.jpg" alt="" width="300" height="300" class="img01" /><br />
<br />
<strong>「プロダクトデザインの思想にもあるのですが、ひとつずつは違っていてもいろいろやると共通点が見えてくるものなんです。その点がぶれないのが、一本芯が通っている真のスペシャリストだと思っています」</strong><br />
<br />
そういう信念でさまざまな案件に携わった中で、今一番彼の中で印象深い仕事とはどのようなものなのだろうか？<br />
<br />
<strong>「2004年に携わった、MOKUZAI.comというショールームの仕事です。浜松に本社を置く内装用無垢木材専門メーカー マルホンさんの東京のショールームで、新宿のOZONEの中にあります。OZONEは、いわゆるプロフェッショナルアマチュアの方が足を運ばれる場所なので、このショールームでは多種多様のニーズに応え、ざまざまな種類の木材が見られるようになっています。50平方メートルくらいのスペースしかないのですが、あらゆるスタンスで木材に触れられるよう、天井・床・壁・椅子に多様な木材を使い、商品以外のエレメントを最少にしてデザインしています」</strong><br />
<br />
<img src="../img/feature/08/photos_feature_08.jpg" alt="" width="300" height="200" class="img02" /><br />
ショールームの概要は上記のとおりなのだが、これが出来上がるまでの過程に、彼にとっての印象深いエピソードがあったのだそうだ。
</p>
</div>
<div class="txtRight">
<p>
<strong>「この仕事では、プロジェクトの一番初めの段階から、クライアント・プロデューサー・マーケティングコンサルタント・グラフィックデザイナー・インテリアデザイナーなどざまざまなプロフェッショナルが一同に集まり、仕事をスタートさせたんです。それぞれの立場でセクショナリズムに入ることなく、"インテリアデザイン"のアイデアを出し合いました。ひとりひとりの才能がセッションすることで、ひとつの新しいかたちが生まれ、出来上がっていく。それを初めて体験したんです。今でもその緊張感や感動が忘れられないですね」</strong><br />
<br />
それまでの常識にとらわれることのない新しいアイデアが、このやり方を通して生まれたのだそう。<br />
<br />
<strong>「昔は、自分のポテンシャルでひとりひとりにきっちり指示をして、仕事を進めていました。だから自分が思ったものが出てこないと、どうしてなんだ？と思うこともありましたね。でも今、それぞれのプロが各々のポテンシャルで生み出すものを合わせると、思いも寄らないものが生まれる。一見合いそうにないな...と思っても、見事にマッチすることもあるんですよね。これは新たな発見でした。その発見を逃さないことも大事なことです」</strong><br />
<br />
そういう作り手のワクワクがクライアントにも伝わったのだろうか。これに続いて、浜松にあるマルホン本社のショールームの仕事も手掛けることになったのだという。<br />
<img src="../img/feature/08/photos_feature_09.jpg" width="300" height="200" class="img01" /><br />
<br />
<strong>「本社のショールームは、東京のショールームとは別のコンセプトで考えていきました。800平方メートルの広さに、ぎっしり木を敷き詰めたんです。ショールームって、商品が小さくてちょっとしかないイメージがありませんか？でもここでは、フルサイズで全部見せます！というものにしました。コンテナをイメージした入り口のドアをくぐると、そこには一面の木材。仲間同士で来ていても、皆さん無心で見て回ると言います。カニを食べている時に無言になるみたいな感覚です（笑）人が行動することをデザインしたそんなショールームになっています」</strong><br />
<br />
ショールームは、商品を見せる場所だから商品が主役。そう考える人も多いかもしれない。しかし志村さんの考えには常に"人"が中心にある。人が商品を見て回る時にどうしたらワクワク楽しめるか。その答えがこのショールームに詰まっている。<br />
<br />
今回ご紹介したのは、これまで志村さんが手掛けた仕事のごく一部である。もちろん今現在も、新しい仕事が進行中とのことだ。まだここではご紹介できないが、志村さんの日々の好奇心から生み出された新しいアイデアが随所にちりばめられていることだろう。</p>
</div>

<div class="cClear"></div>
</div>
</div>

<div class="feature">
<a name="m04" id="m04"></a>
<div class="h2"><h2 id="h2_04">interior(n)interview 仕事を遊びに置き換え、とにかく楽しむ</h2></div>
<div class="txt">
<div class="txtLeft">
<p>今回の取材中、何度か話に挙がったのは「仕事は楽しく遊び、遊びは真剣に集中」ということ。「仕事と思うと、その瞬間から全てが楽しくなくなってしまうでしょう」と志村さんは語る。<br />
とはいえ、実際のところ９割はツライ仕事であり、心から楽しめることなんて残りの１割くらいしかないだろう...と皆さん思うのではないだろうか。<br />
<br />
<img src="../img/feature/08/photos_feature_10.jpg" width="300" height="300" class="img02" /><br />
<strong>「では、どうやって楽しくするか？私は、うまくいった時のイマジネーションが、そのほかの時のモチベーションにすべてつながっていると思っています。まず遊んでみることで、新しいものが生まれるということを、今の自分は体感して知っている。だから遊びモードになれるのかもしれません」</strong><br />
<br />
仕事を遊びに置き換える。そしてまた逆も然り。<br />
<br />
<strong>「私の中では、仕事をONだとすると遊びはOFFではなく、CHARGE。視野が広がっている分、いろんなことを取り入れやすくなっている時だと自分で思っています。刺激を受けることが好きなので、普段からよく歩き回っていますよ」</strong><br />
<br />
夜のショーウィンドウが好きで、デジタルカメラ片手によく歩き回るという志村さん。また奥さんに付き合ってのウィンドウショッピングも大好きだそうで、一緒に出かけては、気になる物をたくさんコレクションしているのだそう。<br />
<br />
<strong>「ハガキやパンフレットなど、"シンプルに誰かに何かを伝えるもの"に非常に惹かれますね。ショーウィンドウも同じ。そこに伝えたいこと、コンセプトが凝縮されてるんです。今はもっとシンプルに表現できたら...と思っているので、そのポイントを見極めることを大事にしています」</strong><br />
<br />
海外に行った時にも２週間くらいの滞在で、街全体を網羅するほど歩き回るのだという。全身好奇心でいっぱいなので、まったく疲れを感じないくらいなのだとか。<br />
<br />
<strong>「日頃から、何にでも好奇心を持って好きになり、まずは食わず嫌いせず飲み込んでみるということを心がけています。どんなジャンルでも積極的に目のシャッターを切り続けている感じですね」<br />
</strong><br />
取り入れる時には、選り好みせずどんどん吸収する。そうして集めたアイデアは蓄積して、アウトプットする段階でそれらをどう組み立てようか？と考えるのだという。<br />
<br />
<strong>「私たちの仕事は、クライアントの夢を叶えること。だから求められる条件はその時々で変わります。提示された条件に合わせて、自分の中に蓄積されたものをどう組み合わせるか？もちろん手法もありますが、そこに思想や物の考え方が加わることで、そのアイデアに深みが出てくるということを、最近実感しています」</strong></p>
</div>
<div class="txtRight">
<p>
<img src="../img/feature/08/photos_feature_11.jpg" width="300" height="200" class="img02" /><br />
相手の要望に対して、その想像を超えるサプライズをもって応える。その姿勢を貫く裏側には、こうした日々の積み重ねがあるということなのだ。<br />
とはいえ、時に忙しくなると忘れがちになることもあるだろう。しかし、志村さんはそれに対してこう語る。<br />
<br />
<strong>「そうまでして忙しくしたいとは思わないですね。情報を自分の中にインプットする余裕がないと、気持ちまで疲れてしまいます。こういうことは最後にきちっと取っておくためにやるわけです。だから日々の仕事を効率よくするということも大切ですよ」</strong><br />
<br />
そうは言っても、若い頃はやりたいようにはできないことも多い。しかしそういう時期だからこそ、インプットする時間は積極的に取るべきだとも話す。<br />
<br />
<strong>「不満ではなく、こうしたい、ああしたいという想いがあれば、それができる時期になってから生きてくるんです」</strong><br />
<br />
アイデアを生かして実現できる時がなかなか来なくても、自分の中に蓄積された物は消えることはない。その時にしか得られない情報、瞬間を大切に。今の若い人たちへ、志村さんからのメッセージになるだろうか。<br />
<br />
<img src="../img/feature/08/photos_feature_12.jpg" width="300" height="200" class="img02" /><br />
では最後に、志村さんがこれから挑戦してみたいということについて語っていただいた。<br />
<br />
<strong>「木を使った仕事をどんどんやっていきたいですね。木は扱いが難しいですし、実際のところ費用もかかります。でも、自然からもらえる栄養や感覚を、それを必要とする人たちへ届けていきたいんです。ひとつのホスピタリティですね」</strong><br />
<br />
私たち人間は、自然によって支えられ生きている。その中で私たち人間が作り出したものは、所詮自然を超えられないということは、もう古くから言われていることでもある。しかしそれであきらめてしまうのではなく、木と上手く付き合っていくということを考え、その活動を広げていきたいのだそうだ。<br />
<br />
自分のベースは家具と語る、志村さん。実際、木を削り、家具を作るというところから"インテリアデザイン"との関わりは始まっている。そんな彼がいろんな仕事に携わった結果、原点の「木」に行き着いたということなのだろう。<br />
<br />
<br />
いつでも好奇心溢れる志村さんが、どんなアイデアで、新しい物を生み出すのか。それを待つこちらも、今からワクワク待ち遠しい。</p>
</div>

<div class="cClear"></div>
</div>
</div>

<!-- photocallery -->
<div class="gallery">
<div class="txt">
<p><img src="../img/photogallery_tit.jpg" alt="Photo Gallery" width="150" height="25" align="absmiddle" />写真をクリックすると、拡大表示でご覧いただけます</p>
<a href="../img/feature/08/gphoto_01.jpg" rel="lightbox[shimura]" title="志村さんが描いたスケッチ画と、スクエア型（珍しい！）のスケッチブック"><img src="../img/feature/08/gphoto_01_thum.jpg" width="150" height="100" border="0" class="img02" /></a>
<a href="../img/feature/08/gphoto_02.jpg" rel="lightbox[shimura]" title="志村さんが普段仕事をしているデスク。大好きなものに囲まれて仕事をしているそう"><img src="../img/feature/08/gphoto_02_thum.jpg" width="150" height="100" border="0" class="img02" /></a>
<a href="../img/feature/08/gphoto_03.jpg" rel="lightbox[shimura]" title="志村さんのデスクの後ろにある、コミュニケーションスペース。木製のベンチは、"縁側"をモチーフにしたという「en（エン）」（志村さん作）"><img src="../img/feature/08/gphoto_03_thum.jpg" width="150" height="100" border="0" class="img02" /></a>
<a href="../img/feature/08/gphoto_04.jpg" rel="lightbox[shimura]" title="志村さんが実行委員長を務めるインテリアプランナー協会主催の「IPEC 2009」で使われたキャラクター。これをズラーッと会場に並べて飾り、また会期後には来場者にプレゼントしたのだとか"><img src="../img/feature/08/gphoto_04_thum.jpg" width="150" height="100" border="0" class="img02" /></a>
<a href="../img/feature/08/gphoto_05.jpg" rel="lightbox[shimura]" title="工場をセミナーハウスにした「アルケア」（2008年）。セミナーが行われる６、７時間、それぞれの時間帯や目的に応じて光をコントロールする仕組みを作り、人の心を動かす空間としたのだそう。この仕事で７つほど賞を獲得されたのだとか"><img src="../img/feature/08/gphoto_05_thum.jpg" width="150" height="100" border="0" class="img02" /></a>
<a href="../img/feature/08/gphoto_06.jpg" rel="lightbox[shimura]" title="佐藤 卓さんとコラボレーションして作った「なだ万 讃アプローズ」（2006年）。墨と杉を使い、自然の創造力を感じる空間に..."><img src="../img/feature/08/gphoto_06_thum.jpg" width="150" height="100" border="0" class="img02" /></a>
<a href="../img/feature/08/gphoto_07.jpg" rel="lightbox[shimura]" title="「浄土宗 妙定院」の新築、移築を担当（2007年）。北欧のチャペルをイメージし、開かれた寺院をコンセプトに、歴史ある建物・文化財を多くの方に楽しんでいただきたいという思いをかたちにしたのだとか"><img src="../img/feature/08/gphoto_07_thum.jpg" width="150" height="100" border="0" class="img02" /></a>
<a href="../img/feature/08/gphoto_08.jpg" rel="lightbox[shimura]" title="「昇華学園中学校・高等学校」のチャペルデザインを担当（2005年）。景色を光に変化させ、「そと」と「うち」の境界を溶かすようなデザインに。移ろう自然の中に置かれているようなそんな雰囲気が味わえる"><img src="../img/feature/08/gphoto_08_thum.jpg" width="150" height="100" border="0" class="img02" /></a></div>
</div>
<!-- //photocallery -->

</div>

<div id="feature08Sub">
<div class="featureShop">
<div class="h2"><h2></h2></div>
<div class="txt">
<p><strong> 株式会社<br />
  フィールドフォー・デザインオフィス<br />
  志村 美治</strong><br />
<a href="http://www.field4.co.jp/" target="_blank">http://www.field4.co.jp/</a><br />
</p>
<p>
1954年 神奈川県鎌倉生まれ。<br />
1979年<br />
武蔵野美術大学 大学院 造形研究科修了<br />
（工芸・工業デザイン学科）<br />
1979-89年<br />
清水建設株式会社 建築設計本部勤務<br />
1985-86年<br />
チャダ,シィエンビエナアソシエイツ<br />
（シンガポール）<br />
1989-05年<br />
フィールドフォー・デザインオフィス<br />
取締役デザイン部長<br />
2006-現在<br />
清水建設株式会社 設計・プロポーザル統括設計本部主査、フィールドフォー・デザインオフィス 取締役デザインディレクター兼任<br />
<br />
そのほか、武蔵野美術大学（工芸工業デザイン学科特別講師）や共立女子大学（非常勤講師）で教える傍ら、東京インテリアプランナー協会会長も務めている。</p>
</div>
<div class="footer"></div>
</div>

<div class="lifeBalance">
<div class="h2"><h2>志村 美治さんのライフバランス</h2></div>
<div class="txt">
<p class="txtRight"><br />
  起床<br />
  <br />
  <br />
  <br />
  パーソナルワーク<br />
個人完結型の仕事をこなす時間<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
コラボワーク<br />
オフィス内でスタッフとの<br />
セッションタイム<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
パブリックワーク<br />
外部の仲間との次へ活かせる<br />
種まきワーク<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
就寝<br />
</p>
</div>
<div class="footer"></div>
</div>

<div class="question">
<div class="h2"><h2>志村 美治さんへQuastion</h2></div>
<div class="txt">
<dl class="border">
<dt class="questionQ">Q.</dt><dd><strong>行き詰まった時の解消方法とは？</strong></dd>
<dt class="questionA">A.</dt>
<dd>長く考えないことです。他のことを考えてみると案外解消できるものです。<br />
でも昔、そうして同席していた現場監督に叱られたことがあります。自分の中では、そこに戻すために別のことを考えているという感じなんですけどね。それが伝わらなかったのかもしれません...。</dd>
</dl>
<dl class="border">
<dt class="questionQ">Q.</dt><dd><strong>仕事のうえで欠かせないものは？</strong></dd>
<dt class="questionA">A.</dt>
<dd>単発的な「集中力」と、自らを壊すための「モチベーション」ですね。自分は短距離走者向きなので、パッパッと短く集中してやるのが向いていると思います。<br />
また実際の"モノ"自体は特にないです。何か描く時にも、そこらの紙と鉛筆で描いちゃいます。</dd>
</dl>
<dl class="border">
<dt class="questionQ">Q.</dt><dd><strong>気がつくと身の回りに集まっているものは？</strong></dd>
<dt class="questionA">A.</dt>
<dd>普段歩き回って集めたものたちです。アドバタイジングアイテムやちび本、カード、タグなど...。いろいろあります。海外へ行ってその内容が分からなくても「いいな！」と思ったものはもらって来ます。だから帰りのスーツケースがとても重いのです。
<img src="../img/feature/08/mini_book.jpg" title="集めているアドバタイジングアイテムやちび本、カード、タグなど..." alt="集めているアドバタイジングアイテムやちび本、カード、タグなど..." width="230" height="153" /></dd>
</dl>
<dl class="noBorder">
<dt class="questionQ">Q.</dt><dd><strong>最近読んだ本は？</strong></dd>
<dt class="questionA">A.</dt>
<dd>
<img src="../img/feature/08/book.jpg" title="『間ー20年後の帰還』" alt="『間ー20年後の帰還』" width="230" height="153" />
<strong>『間ー20年後の帰還』</strong>という本です。<br />
この『間』という展覧会は、1970年代にパリやニューヨークで行われて好評だったものが再構成され、2000年に東京芸術大学の美術館で行われたんです。その時に販売されていた図録です。<br />
日本の文化が詰まった一冊。私たちのDNA、根底に流れているものを感じます。</dd>
</dl>

</div>
<div class="footer"></div>

<!-- BRUSHウィジェット -->
<div id="brush_widget2">
<script type="text/javascript" src="http://jp.glammedia.com/widgets/bwidgets.js?width=240" charset="UTF-8"></script>
</div>
<!-- //BRUSHウィジェット -->


</div>
</div>
<div class="cClear"></div>
</div>]]>
        
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>【第７回】特集｜『デザイナー』小林 幹也さん</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.interiorn.jp/feature/feature07.html" />
    <id>tag:www.interiorn.jp,2010://1.213</id>

    <published>2010-08-13T01:05:12Z</published>
    <updated>2012-03-28T11:42:28Z</updated>

    <summary> People who are related to interior インテリ...</summary>
    <author>
        <name>interiorn_admin</name>
        
    </author>
    
        <category term="feature" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.interiorn.jp/">
        <![CDATA[<div id="feature07">
<div class="h1_feature"><h1>People who are related to interior インテリアンな人々 デザイナー　小林 幹也さん</h1></div>

<div id="feature07Main">
<div class="read">
<p><strong>「デザイナー」という職業は、さまざまなジャンルで携わる人がいる。たとえばグラフィックやウェブ、そしてファッションなど、ここには挙げきれないほどの領域で、「デザイナー」は活躍している。むしろ、どんなジャンルでも必要とされるのが「デザイナー」なのかもしれない。<br />
<br />
今回ご紹介する、小林 幹也さんはその中でも"プロダクト"や"家具"のデザインを得意とされている方。私たちの暮らしに身近なものをデザインしていらっしゃるので、彼のプロダクトを目にしたことがある、使ったことがあるという方は、きっと多いと思う。
<br />
そんな彼が「デザイナー」を志したのは、18歳の頃。それまではサッカーひと筋だったという彼がこの仕事を志すきっかけとなったのは何だったのか？
まずはそこから話を進めていきたい。</strong></p>
</div>

<div id="menu">
<ul>
<li><a href="#m01">人の生活をさりげなく支える仕事がしたい</a></li>
<li><a href="#m02">デザイナーとしてのステップアップ期間</a></li>
<li><a href="#m03">人と出会い、つながっていく</a></li>
<li><a href="#m04">喜びと同時に自分を追い込むことも...</a></li>
</ul>
</div>

<div class="feature">
<a name="m01" id="m01"></a>
<div class="h2"><h2 id="h2_01">interior(n)interview 人の生活をさりげなく支える仕事がしたい</h2></div>
<div class="txt">
<div class="txtLeft">
<p>冒頭のとおり、小林さんが「デザイン」や「デザイナー」という仕事を意識したのは、高校３年生、18歳の頃。これから進路を考えるという段階になった時に、彼はある雑誌記事と出会った。それは本当に偶然だったと、当時を振り返る。<br />
<br />
<strong>「当時、武蔵野美術大学の教授だった島崎 信先生（現同大学名誉教授）の椅子に関する記事を拝見しました。人は一日の中で椅子に座っている時間って長いですよね。椅子は人の生活をさりげなく支える道具なんだということを知って、それから"椅子"に非常に興味を持ちました」</strong><br />
<img src="../img/feature/07/photos_feature_01.jpg" width="300" height="200" class="img01" /><br />
<br />
これまでも、"人の暮らしや生活に影響を与える仕事"を意識していたという小林さん。<br />
たとえば高校時代にプロを目指すほど打ち込んでいたサッカー。そのサッカーもまた、人の暮らしに少なからず影響を与えるものだった。欧州や南米では、毎週試合が行われ、それを地元の人たちがこぞって応援に駆けつけるというくらい愛されているスポーツだ。そのためか、結果によっては地元の皆さんが迎える１週間をハッピーに過ごせるか？を左右するくらいの存在でもあるのだそう。そんな大げさに言えばファンの１週間に影響を与えるほどの"サッカー"のプロ選手になり、みんなに元気やパワーを与えたい。前述の雑誌記事に出会うまでは、そんなふうに考えることもあったのだという。<br />
<img src="../img/feature/07/photos_feature_02.jpg" width="300" height="200" class="img01" /></p>
</div>

<div class="txtRight">
<p>
<strong>「島崎先生の記事を読んで、"人の生活を支える仕事"であるデザイナーという職業を知りました。そして、あらゆるものが誰かによって"デザイン"されている。それも初めて気がついたことでした」</strong><br />
<br />
しかしなぜ「デザイナー」だったのだろうか？"椅子"を作るのであれば、椅子を作る家具職人などを目指すという選択肢もあったのではないだろうか？<br />
<br />
<strong>「家具だけに限らず、それを使う空間のデザインもしたいと考えていたからです。また、木素材だけでなく、いろんな素材に触れていきたいと考えていたのも理由のひとつです」</strong><br />
<br />
彼自身が考える「デザイン」とは、自分が作ったモノや空間で、使う人にポジティブな感情や作用を生み出すということ。元々彼の想いにある"人の暮らしを支える"ということが、インテリアの魅力でもあると彼は語る。<br />
<br />
<img src="../img/feature/07/photos_feature_03.jpg" alt="" width="300" height="300" class="img02" /><br />
<br />
こうしてデザイナーの道を進み始めた小林さん。<br />
進路を決めた高校３年生から予備校に通い、その１年後に武蔵野美術大学に進学。念願のデザインの勉強に励む日々を迎える。そうして2003年、在学中に手掛けたある椅子がコンペで入賞。その賞をきっかけとして、さらにデザイナーの道が切りひらかれていくこととなる。
</p>
</div>

<div class="cClear"></div>
</div>
</div>

<div class="feature">
<a name="m02" id="m02"></a>
<div class="h2"><h2 id="h2_02">interior(n)interview デザイナーとしてのステップアップ期間</h2></div>
<div class="txt">
<div class="txtLeft">
<p>前述のとおり、今の小林さんの活動につながる一歩は、ひとつの椅子がきっかけだったのだそうだ。それは「MOV（モヴ）」というユニークなかたちの椅子。<br />
<img src="../img/feature/07/photos_feature_04.jpg" alt="" width="300" height="200" class="img01" /><br />
<br />
<strong>「"すわるかたち"というテーマのコンペのために製作した椅子です。海で子どもが使うということを想定して作りました」</strong><br />
<br />
ひと目見ただけでは、椅子とは思えないかたち。けれども砂浜に差すと簡単に椅子に変身する。また座面を下にして置けばカラーコーンとしても使える。２本立てて使えば砂浜でサッカーなどをするときのゴールにもなる。これは子どもならずとも目を引きそうな印象だ。<br />
何だろう？と使う人の心が動かされる（＝move）というところにコンセプトがあり、名前の由来にもなっているという。<br />
<br />
<img src="../img/feature/07/photos_feature_05.jpg" width="300" height="300" class="img02" /><br />
<strong>
「この椅子を作る時には、職人さんとの関わりで勉強させていただいたことがたくさんありました。この椅子を一緒に作っていただいた職人さんは、大学の先輩。車関係の仕事をされる機会が多く、プラスチックのプロフェッショナルのような方です。そういう方と一緒に仕事するということで、学生の自分には学ぶことが非常に多くありました」</strong>
</p>
</div>
<div class="txtRight">
<p>
デザインすることだけでなく、職人さんと一緒になって作り上げていく楽しさも知った小林さんは、その頃を振り返り次のように語る。<br />
<br />
<strong>「今思うと、この椅子が自分のデザイナーとしての道を広げてくれたんじゃないかと思うんです。この椅子が2007年のミラノサローネサテリテでDESIGN REPORT AWARDのファイナリストに。その後、海外で仕事をするきっかけにもなっていますね」</strong><br />
<br />
上の言葉のとおり、今や国内だけでなく海外でも仕事をする機会があるという小林さん。大学を卒業してからこれまでには、どのような道を辿ってきたのだろうか？<br />
<img src="../img/feature/07/photos_feature_06.jpg" width="300" height="200" class="img01" /><br />
<br />
<strong>「卒業後は、フィールドフォー・デザインオフィスというインテリアデザインの会社に入り、アシスタントとして働いていましたが、在籍中に"UKI HASHI"のプロジェクトが始まり独立する方向に進んで行きました」</strong><br />
<br />
そこでの仕事を経て、2006年に独立。社会に出てわずか１年ほどで独立することになったわけだが、そこにも「UKI HASHI」というプロダクトが大きく関わっていたのだという。<br />
<br />
<img src="../img/feature/07/photos_feature_07.jpg" alt="" width="300" height="200" class="img02" /><br />
プロダクトを通して道を拓くきっかけをつかんでいるという印象を受けたのだが、そこには人との出会いやつながりがあり、そのおかげだと彼は話す。<br />
<br />
次は、独立後彼が携わった仕事や印象深いエピソードを紹介していこう。</p>
</div>

<div class="cClear"></div>
</div>
</div>

<div class="feature">
<a name="m03" id="m03"></a>
<div class="h2"><h2 id="h2_03">interior(n)interview 人と出会い、つながっていく</h2></div>
<div class="txt">
<div class="txtLeft">
<p>
小林さんがこれまでに手掛けた仕事のジャンルは、実に幅広い。大まかに分けると、家具やプロダクトがメインなのだが、使う素材はもちろん、それが作られた目的なども多岐にわたる。<br />
<img src="../img/feature/07/photos_feature_09.jpg" alt="" width="300" height="200" class="img01" /><br />
<br />
ひとつひとつ写真を見ながら説明していただいたのだが、非常に興味深い。奇をてらったものというよりは、人に寄り添うようなものが多いと感じたのだが、そんな中から特に印象的なものをいくつかご紹介していきたいと思う。<br />
<br />
「そよ風が撫でて削り取ったようなディテールで構成しました」と小林さんが語るのは、SOYO Shelfというシェルフ。本を読む時に隣にあったらいいな。そんなふうに思えるシェルフを作りたかったのだという<br />
<br />
<strong>「外で心地よい風に吹かれながら本を読みたい。それを実現するため、そよ風が撫でて削り取ったように、さりげなく部材の内側の角を曲面で面取りすることでそれを表現しました。また、置かれる室内での収まりも考え、外側のフォルムは真っすぐなままのフォルムとし、内側のみ加工を施しました。実際に本など物を入れる部分の面は水平垂直なので機能面でも問題ありません」</strong><br />
<br />
<img src="../img/feature/07/photos_feature_08.jpg" width="300" height="300" class="img02" /><br />
<img src="../img/feature/07/photos_feature_15.jpg" width="300" height="200" class="img02" /><br />
丸みがあり、優しいイメージを持ちながら、きちんと使う場面を考えた家具作りが行われているのである。<br />
彼のこのシェルフは、2008年、国際家具デザインコンペティション旭川で入選を果たしている。<br />
<br />
しかしこのシェルフに隠されたエピソードはまだ続く。実は2010年秋に、小林さんがデザインとディレクターを務める「HARU（陽）」という新ブランドとして、カリモク家具から発売が予定されているのだが、そこにつながるまでには、偶然の、そしてデザイナー冥利に尽きるエピソードが待っていたのである。<br />
<br />
<strong>「旭川のコンペで入選した後、旭川の家具メーカーさんとの商品化を考えていましたが、思った以上に高価な家具になってしまうなどネックになることが出てきてしまって。結果、商品化を見送ることになりました。<br />
そんな時に、東浦カリモクの加藤 洋社長からコンタクトをいただきました。旭川で行われたコンペの作品展でSOYO Shelfを見かけて名前を控えていてくださっていたそうなんです。<br />
また、お互い一番好きな椅子がハンス・ウェグナーの"CH-20"ということにも、縁を感じましたね」</strong>
</p>
</div>
<div class="txtRight">
<p>
そんな思いがけない出会いと縁により、SOYO Shelfのカリモク家具での商品化の話が進んでいった。前述のとおり、この秋にSOYO Shelfをはじめ、彼のコンセプトを継承した椅子やソファなど10アイテム以上のシリーズが発売される予定だ。<br />
<br />
<img src="../img/feature/07/photos_feature_10.jpg" alt="" width="300" height="300" class="img02" /><br />
すると、またここでひとつの出会いがあったと語る小林さん。<br />
<br />
<strong>「カリモク家具からの商品化が決まった頃、旭川の匠工芸さんから、SOYO Shelfのことで連絡がありました。しかも匠工芸さんは、わざわざ旭川から東京まで駆けつけてくださったんです。驚いたと同時に嬉しかったです。その後、匠工芸さんとはダイニングチェアやテーブルの開発を行いました」</strong><br />
<br />
SOYO Shelfが運んできた次につながるチャンス。彼は"縁に恵まれている"と話すが、きっと彼自身の実力による賜物なのだろう。<br />
<br />
また、旭川つながりというわけではないが、2010年に発表されたばかりの「<a href="http://www.dreamyperson.com/" target="_blank">kime</a>」もぜひご紹介しておこう。<br />
<br />
「<a href="http://www.dreamyperson.com/" target="_blank">kime</a>」は、小林さんが旭川のドリーミーパーソンという会社とともに取り組んでいるブランド。その名のとおり、木の魅力を生かしたモノづくりを行っている。<br />
<img src="../img/feature/07/photos_feature_16.jpg" width="300" height="200" class="img01" /><br />
<br />
<strong>「kimeには、"肌理"と"木目"という２つの意味があります。靴べらや栓抜き、爪楊枝立てなどがラインアップにありますが、すべて木の"肌理"と"木目"を生かして作られています」</strong><br />
<br />
木はひとつひとつ違い、同じ顔はないと語る小林さん。取材中、時計を手に取って説明してくださったのだが、確かに同じプロダクトでも、生かされた"木目"がひとつひとつ違うので、プロダクト自体の表情も微妙に変わる。もちろん触り心地もそれぞれに違う。<br />
<br />
<strong>「木を知り尽くした旭川の職人さんが、丹誠込めて作っているプロダクトです」</strong><br />
<br />
見て触ってその魅力を感じる。「<a href="http://www.dreamyperson.com/" target="_blank">kime</a>」ブランドの良さはそこにあるのではないだろうか。<br />
<img src="../img/feature/07/photos_feature_11.jpg" width="300" height="200" class="img01" /><br />
<br />
このように人の暮らしの中にさりげなく存在する家具やプロダクトを作り続ける小林さんは、自分の仕事「デザイナー」について、どう捉え、感じているのだろうか？</p>
</div>

<div class="cClear"></div>
</div>
</div>

<div class="feature">
<a name="m04" id="m04"></a>
<div class="h2"><h2 id="h2_04">interior(n)interview 喜びと同時に自分を追い込むことも...</h2></div>
<div class="txt">
<div class="txtLeft">
<p>「デザイナー」という仕事は、一般的に華やかな印象があると思う。しかし小林さんの話をうかがっていると、それだけではないのかもしれないと感じた。<br />
それは彼に尋ねた「仕事をする中での嬉しい瞬間は？」という質問の答えにあった。<br />
<br />
<img src="../img/feature/07/photos_feature_12.jpg" width="300" height="300" class="img02" /><br />
<strong>「自分が考えたデザインが商品になり、そしてそれがユーザーさんの手元に渡って、いろんな反応や声を聞けた時が嬉しいですね。でも同時に、商品を作るまでに多くの方が関わっていますので、しっかりと長く売り続けられるものを作り上げていきたいです」</strong><br />
<br />
常に全力で真面目に向かい合うからこそ、自分を追い込む気持ちにもなってくるのだろう。気持ちが上がる瞬間と自分を追い込む焦りは、紙一重ということである。デザイナーに限らず、売るためのモノを作る人というのは、そういう気持ちになることは必至なのかもしれない。</p>
</div>
<div class="txtRight">
<p>
では今後、小林さんが挑戦してみたいことというのは、どんなことなのだろうか？インタビューの最後に尋ねてみた。<br />
<br />
<strong>「乗り物のインテリアに興味があるので、リニアモーターカーのインテリアなどをやってみたいと思います。仕事柄、東京から地方に出張することも多いので、乗り物はよく使うんですよね。また、元々サッカーが大好きなので、スポーツ関係の仕事はぜひ取り組みたいです！以前、サッカーボールを手掛けたことがありますが、そのほかにも道具や競技場のデザイン...など、いろいろやってみたいです」</strong><br />
<br />
乗り物や競技場の空間は、人と直接つながる場所だから...と語る小林さん。彼がデザイナーを志した頃から持ち続けている「人の生活を支える」という想いは、これから彼が目指す夢にも生き続けているようだ。<br />
<img src="../img/feature/07/photos_feature_14.jpg" width="300" height="200" class="img01" /><br />
<br />
<strong>「作って終わりではなく、そのモノづくりの背景をしっかりとユーザーの皆さんに伝えて共感してもらい、長く使ってもらえるようなモノづくりをしていければと思います」</strong><br />
<br />
ワクワクすること、心が温かくなること、いつまでも使いたいと思うこと。<br />
使う人にポジティブな感情を生み出すモノづくりを目指す小林さんの挑戦はまだまだ続く。</p>
</div>

<div class="cClear"></div>
</div>
</div>

<!-- photocallery -->
<div class="gallery">
<div class="txt">
<p><img src="../img/photogallery_tit.jpg" alt="Photo Gallery" width="150" height="25" align="absmiddle" />写真をクリックすると、拡大表示でご覧いただけます</p>
<a href="../img/feature/07/gphoto_01.jpg" rel="lightbox[kobayashi]" title="通勤などにも使っているという自転車"><img src="../img/feature/07/gphoto_01_thum.jpg" width="150" height="100" border="0" class="img02" /></a>
<a href="../img/feature/07/gphoto_02.jpg" rel="lightbox[kobayashi]" title="オフィスに入って木の香りが...と思ったら、こんなにいろいろな木のサンプルが！"><img src="../img/feature/07/gphoto_02_thum.jpg" width="150" height="100" border="0" class="img02" /></a>
<a href="../img/feature/07/gphoto_03.jpg" rel="lightbox[kobayashi]" title="「kime」シリーズのプロダクトが並ぶ"><img src="../img/feature/07/gphoto_03_thum.jpg" width="150" height="100" border="0" class="img02" /></a>
<a href="../img/feature/07/gphoto_04.jpg" rel="lightbox[kobayashi]" title="「UKI HASHI」のラインアップ。奥に見えるのは、ドイツの「IF PRODUCT DESIGN AWARD 2010」で金賞を受賞した際の証書"><img src="../img/feature/07/gphoto_04_thum.jpg" width="150" height="100" border="0" class="img02" /></a>
<a href="../img/feature/07/gphoto_05.jpg" rel="lightbox[kobayashi]" title="壁一面に並ぶ本棚。かなりたくさんの本があります"><img src="../img/feature/07/gphoto_05_thum.jpg" width="150" height="100" border="0" class="img02" /></a>
<a href="../img/feature/07/gphoto_06.jpg" rel="lightbox[kobayashi]" title="棚の上にたくさん置かれていた椅子などのサンプル。ここから実際の椅子が生まれていきます。ちなみに写っているのは、今秋カリモク家具から発売予定の「HARU」のダイニングチェア"><img src="../img/feature/07/gphoto_06_thum.jpg" width="150" height="100" border="0" class="img02" /></a>
<a href="../img/feature/07/gphoto_07.jpg" rel="lightbox[kobayashi]" title="匠工芸さんと一緒に開発したという「LAND Chair」"><img src="../img/feature/07/gphoto_07_thum.jpg" width="150" height="100" border="0" class="img02" /></a>
<a href="../img/feature/07/gphoto_08.jpg" rel="lightbox[kobayashi]" title="「MIRAGE」というシェルフ。素材にパンチングメタルを使うことで、見る角度や中に入れるものによってシェルフの表情が変わるのが特徴。"><img src="../img/feature/07/gphoto_08_thum.jpg" width="150" height="100" border="0" class="img02" /></a></div>
</div>
<!-- //photocallery -->

</div>

<div id="feature07Sub">
<div class="featureShop">
<div class="h2"><h2></h2></div>
<div class="txt">
<p><strong>デザイナー 小林 幹也</strong><br />
<a href="http://www.mikiyakobayashi.com/" target="_blank">http://www.mikiyakobayashi.com/</a><br />
</p>
<p>
1981年東京都生まれ。<br />
2005年武蔵野美術大学<br />
工芸工業デザイン学科卒業、<br />
インテリアデザイン会社勤務後、<br />
MIKIYA KOBAYASHI DESIGN設立。<br />
家具、プロダクトからインテリアデザインまで幅広く活動。国内外の様々な企業と<br />
プロジェクトを手掛ける。<br />
2010年ドイツIF DESIGN AWARDにて<br />
金賞を受賞。<br />
ドイツRED DOT AWARD受賞など<br />
受賞歴多数。 </p>
<img src="../img/feature/07/office.jpg" title="デザイナー 小林 幹也さんのオフィス" alt="デザイナー 小林 幹也さんのオフィス" width="243" height="162" class="img02" /></div>
<div class="footer"></div>
</div>

<div class="lifeBalance">
<div class="h2"><h2>小林 幹也さんのライフバランス</h2></div>
<div class="txt">
<p class="txtRight"><br />
  起床<br />
  <br />
  <br />
  <br />
<br />
<br />
出社<br />
打ち合わせやデザイン作業<br />
<br />
<br />
<br />
事務所下の１階<br />
ビストロcoupeで昼食<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br /> 
21:00-24:00の間に業務終了
<br />
</p>
</div>
<div class="footer"></div>
</div>

<div class="question">
<div class="h2"><h2>小林 幹也さんへQuastion</h2></div>
<div class="txt">
<dl class="border">
<dt class="questionQ">Q.</dt><dd><strong>ON/OFF問わず、大事にしていることとは？</strong></dd>
<dt class="questionA">A.</dt>
<dd>時間のメリハリをつけるということです。<br />
ごはんをしっかり食べるとか、人と会うとか、そういう仕事以外の時間を大事にするようにしています。<br />
<br />
あとは溜めないということですね。リフレッシュする時間も大事にしています。<br />
リフレッシュするには、やはり体を動かすこと。サッカーは今でも週に１〜３回くらいはやっています。また２年前からサーフィンも始めたんです。<br />
そして体を動かした後に、温泉があれば言うことはありません。</dd>
</dl>
<dl class="border">
<dt class="questionQ">Q.</dt><dd><strong>仕事のうえで欠かせないものは？</strong></dd>
<dt class="questionA">A.</dt>
<dd>芯ホルダーと紙、そしてメジャーです。ファーバーカステルの芯ホルダーは6Bの3ミリ芯を使っています。もう使ってずいぶん長いですね。<br />
メジャーは、今は「kime」のを使っています。
<img src="../img/feature/07/note_pen_measure.jpg" title="普段使っている芯ホルダーと紙、メジャー" alt="普段使っている芯ホルダーと紙、メジャー" width="230" height="153" /></dd>
</dl>
<dl class="border">
<dt class="questionQ">Q.</dt><dd><strong>気がつくと身の回りに集まっているものは？</strong></dd>
<dt class="questionA">A.</dt>
<dd>石や貝、ガラスなど、海や川で削られて自然にそうなったものや無垢感の残るものに惹かれて、つい集めてしまいます。色や質感もさまざまです。
<img src="../img/feature/07/stone.jpg" title="集めている石やガラス" alt="集めている石やガラス" width="230" height="153" /><br />
また、今ガラス食器に興味があるので器なども集めています。</dd>
</dl>
<dl class="noBorder">
<dt class="questionQ">Q.</dt><dd><strong>最近読んだ本は？</strong></dd>
<dt class="questionA">A.</dt>
<dd>
<img src="../img/feature/07/book.jpg" title="「柳宗理 エッセイ」「名作椅子大全」「Venice:3 Vision in Glass」" alt="「柳宗理 エッセイ」「名作椅子大全」「Venice:3 Vision in Glass」" width="230" height="153" />
最近というわけではないですが、迷った時に手に取るのが<strong>「柳宗理 エッセイ」</strong>です。<br />
また、<strong>「名作椅子大全」</strong>という本もお気に入りの１冊です。織田慶嗣さんが「室内」という雑誌に連載されていたものがまとまった本なのですが、椅子好きにはたまらないですね。あらゆる椅子が織田さんのイラスト付きで詳しく解説されています。<br />
<br />
そして<strong>「Venice:3 Vision in Glass」</strong>というガラスの作品集も最近手に入れて眺めています。</dd>
</dl>

</div>
<div class="footer"></div>

<!-- BRUSHウィジェット -->
<div id="brush_widget2">
<script type="text/javascript" src="http://jp.glammedia.com/widgets/bwidgets.js?width=240" charset="UTF-8"></script>
</div>
<!-- //BRUSHウィジェット -->


</div>
</div>
<div class="cClear"></div>
</div>]]>
        
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>【第７回/後編】連載｜光・照明×橋本直征</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.interiorn.jp/serial/serial07-2.html" />
    <id>tag:www.interiorn.jp,2010://1.178</id>

    <published>2010-06-25T01:00:18Z</published>
    <updated>2012-03-29T04:00:18Z</updated>

    <summary> 連載「○○×橋本直征」 光・照明×橋本直征 interior(n)interv...</summary>
    <author>
        <name>interiorn_admin</name>
        
    </author>
    
        <category term="serial" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.interiorn.jp/">
        <![CDATA[<div id="serial07-2">
<div class="h1_special"><h1>連載「○○×橋本直征」 光・照明×橋本直征 interior(n)interview Vol.7-2</h1></div>

<div id="serial07-2Main">
<div class="read">
<p>今回は、「光・照明」にクローズアップする企画の後編。<br />
<br />
前編では、「光・照明」のこれまでについてのお話を、湯田さんに教えていただきましたが、<strong>後編では、これから先の「光・照明」について、橋本氏とともに語っていただきます。今注目のLED照明の話から、日本の照明文化の未来の話へ。<br />
また、湯田さんが照明のこれからを少しでも変えられたら...と活動されている光の運動体「TREND OF LIGHT」についてもご紹介いただきます！</strong><br />
<br />
「光」「照明」を身近に感じ、知るきっかけをぜひつかんでいただければと思います。</p>
<div class="vol"><img src="../img/serial/vol_icon.gif" width="20" height="15" align="top" /><a href="http://www.interiorn.jp/serial/serial07-1.html">「光・照明×橋本直征」前編はこちら</a></div>
</div>

<div id="menu">
<ul>
<li><a href="#m01">これからの光、LED</a></li>
<li><a href="#m02">ユーザーが正しい目で選べるように</a></li>
<li><a href="#m03">私たちと照明の付き合い方</a></li>
<li><a href="#m04">皆さんからいただいた質問にお答え！</a></li>
</ul>
</div>

<div class="special">
<a name="m01" id="m01"></a>
<div class="h2"><h2 id="h2_01">interior(n)interview これからの光、LED</h2></div>
<div class="txt">
<div class="txtLeft">
<p>前編で見てきたとおり、日本にはかつて独自の照明文化があった。それが大きく変化したのは、戦後のこと。日本では"蛍光灯"が一般的な照明として広がり、最近では"LED照明"にその主軸が移り始めている。<br />
今回の企画を練っている時にも、「LEDについて知りたい」という声はインテリアン読者の皆さんからもいただいていた。今、ユーザーにとって非常に注目度が高い話題のようだ。<br />
<br />
日本の照明のこれからを語るうえで、避けては通れない"LED照明"について。まずはそこから話を始めていこうと思う。<br />
<img src="../img/serial/07-2/photos_special_01.jpg" width="300" height="441" class="img02" />
<br />
<strong>「LED照明がいいと言われますが、どういう点がいいところだと思いますか？」</strong><br />
<br />
インタビュー中、湯田さんからそんな質問を受けた。<br />
CO2削減、電気代を下げる...つまり"エコ"の面から考えていいと言われているのが、LED照明。そんな認識だった。<br />
<br />
<strong>「エコを実現するなら、極端な話、照明を使わないことが一番です。まずは消すことから始めない...と」</strong><br />
<br />
そこが本来、照明ができる環境貢献で啓蒙すべきポイントだと湯田さんは話す。
そしてさらに、エコを実現するための蛍光ランプやLEDへの切り替え促進において、長寿命や省エネといった利点は電気を使うことが大前提になっているとも話す。
</p>
</div>

<div class="txtRight">
<p>
<strong>「たとえば、LED照明を１日10時間以上使って10年保つと言われても、一般の住宅環境でのメリットはどうだろう？と疑問が残るんです。一方、メンテナンスしづらい、常に使う環境というような商業施設、オフィスなどでは効果が感じやすいのではないかと思っています」</strong><br />
<br />
また、LEDは半導体の一種。ということは、新しくバージョンアップしていく可能性もあるだろう。そうすると、耐久年数の10年を待っている間に、技術はどんどん進化し、更に性能の良いLEDが次々に登場するのではないかとも考えられるそうなのだ。<br />
<br />
<strong>「LEDは、実はまだイノベーション途中の光源。現状まだ正式に規格化されてなく、作るメーカー各社によって明るさなどの性質が全く違うという現状もあり、知識のない一般消費者は惑わされてしまいます。LEDは今後まだまだ開発されていく、これからの光源だと思います」</strong><br />
<img src="../img/serial/07-2/photos_special_02.jpg" width="300" height="304" class="img02" />
<br />
今"LED"が推されているので、まさかそんな背景があるとは...！橋本氏も編集部も驚きの事実だった。<br />
知識がないというのは、いろいろ間違った方向に進みがちである。湯田さんも次のように語る。<br />
<br />
<strong>「LEDに関して言えば、前述のような理由から今はまだ技術の発展途上だからこそ知識を持って使っていくことが必要だと思います。特に住宅環境ではそうしないと、本来私たちが必要とする適した光・照明として使えないからです」</strong><br />
<br />
湯田さん自身、照明に関する"さまざまな知識を伝える場"の必要性を感じているという。そうして実際に活動しているのが、「TREND OF LIGHT」だ。
そこでは、正しい照明の情報・使い方を照明のプロフェッショナルとして良いことも悪いことも伝える場としているのだそう。<br />
<br /> 
次はその「TREND OF LIGHT」の活動について紹介していこう。</p>
</div>

<div class="cClear"></div>
</div>
</div>

<div class="special">
<a name="m02" id="m02"></a>
<div class="h2"><h2 id="h2_02">interior(n)interview ユーザーが正しい目で選べるように</h2></div>
<div class="txt">
<div class="txtLeft">
<p>湯田さんが主宰する「TREND OF LIGHT（以下、TOL）」。こちらでは、照明を中心に光に関わる正しい情報を伝え、エンドユーザーである消費者が正しい目で選べる環境を作るということを目指し、活動しているという。<br />
<br />
この活動を通して、湯田さんたちが最終的に目指したいのは、エンドユーザーのために...というところだそうだが、その前段階として現在は、照明に関わる仕事をしている人たち、つまりエンドユーザーと関わるプロフェッショナルたちにも、情報発信を行っているという。<br />
<img src="../img/serial/07-2/photos_special_03.jpg" width="300" height="200" class="img02" /><br />
<strong>
<br />
「自分たちが疑問視していることだけ伝えても、エンドユーザーには伝わりにくい。だからかみ砕いて丁寧に、プロフェッショナルたちが伝えて、正しい仕事をしていくべきだと考えているんです」</strong><br />
<br />
プロフェッショナルたちにも、まだまだ細かい情報までは行き届いていないと感じている湯田さん。まずはTOLの存在・活動を知ってもらい、一緒になってユーザーに向けて「上質な光・照明」を提供して行けたらと考えているのだとか。<br />
<br />
そのために湯田さんが大事にしているのは、"エンドユーザーが選ぶ時の選択肢を狭めてしまわない"ということ。照明にはいろんなものがあって、それぞれにメリット・デメリットがある。それらをユーザー自身が目的、スタイルに合わせて選べる環境を作るというのが、彼らの想いであり、目標であるのだという。<br />
<br />
たとえば次の話もそんな情報のひとつである。<br />
<img src="../img/serial/07-2/photos_special_04.jpg" width="300" height="200" class="img01" /><br />
<strong><br />
「今、温暖化対策の一環として白熱電球が世界的にどんどん廃止されていっています。それにともない日本では、蛍光ランプそしてLEDへと置き換えが進んでいる一方で、ヨーロッパなどでは、効率の良いハロゲンランプも台頭してきています。実は、ハロゲン電球も白熱電球と同じようなつくりではありますが、エコの面から考えても、光の環境を守る面を考えても、とても有効な電球なんですよ。でも日本の住宅環境ではほとんど使われていないのではないでしょうか」</strong><br />
<br />
蛍光ランプ、LEDへの切り替えが推奨されている日本では、ハロゲン電球は肩身の狭い存在だ。実際、日本でも作られてはいるそうなのだが、あまり目にしたことがないという方も多いのではないだろうか。<br />
</p>
</div>

<div class="txtRight">
<p><img src="../img/serial/07-2/photos_special_08.jpg" width="300" height="200" class="img02" /><br />
  ではなぜヨーロッパでは高効率タイプのハロゲン電球が台頭してきているのだろう？<br />
<br />
<strong>「ハロゲン電球はパワーが強く、同じ電力量でも白熱電球より明るさがあります。ですので、電力量を抑えつつも明るさを確保できるのです。さらにライトコントロールにも0％〜100％まで対応しますので光の環境を作りやすいのです。蛍光ランプやLEDも、調光できるタイプもありますが、ちらつきが生じたり、いきなり消えてしまったりと白熱電球やハロゲン電球のようにスムーズな調光ができないんです」</strong><br />
<br />
自分たちで光・照明を作る文化を持つヨーロッパに対し、日本では現在、あまりそういう文化は根付いていない。そこに蛍光ランプやLEDが支持される訳があるのだろう。<br />
<img src="../img/serial/07-2/photos_special_05.jpg" width="300" height="304" class="img01" />
<br />
<strong>「実は電球のフィラメントへの影響を考えると、ON/OFFだけの環境というのは、一気に0→100となるので負荷がかかっているんです。だから、蛍光ランプはつけたり消したりしていくうちに、どんどん光速（光のパワー、明るさ）が落ちていきます。その点、ライトコントロールできるハロゲン電球は光を徐々に滑らかに上げていくことができるので、その分電球への負荷が減り長寿命に繋がることもあるのです」</strong><br />
<br />
事実、湯田さんがご自宅の寝室で使っているハロゲン電球は、ライトコントロールすることで、５年以上経った今も交換せず使えているのだという。調光の度合いにより、電球の寿命が何倍にもなるのだそうだ。<br />
<br />
<strong>「ライトコントロールして使うのであれば、本当ならハロゲン電球も皆さんにとってメリットがある電球なんです。でもこういう情報を知らないと選べませんよね」</strong><br />
<br />
TOLの活動では、ユーザーが正しい情報を持って必要な光・照明を選択できる。そのためのさまざまな情報を、メリット・デメリットを含め伝えて行く活動を、幅広く行っているのである。</p>
</div>

<div class="cClear"></div>
</div>
</div>

<div class="special">
<a name="m03" id="m03"></a>
<div class="h2"><h2 id="h2_03">interior(n)interview 私たちと照明の付き合い方</h2></div>
<div class="txt">
<div class="txtLeft">
<p>湯田さんは、照明を選ぶ時に「光源」から考えることもあるのだそうだ。「光源」とは、その文字のとおり、光を放つ物体のこと。たとえば電球や炎、日光などがそれに当たる。<br />
生活環境の中で、その光をどういうふうに採り入れられるか？そして、それはどういう光を放つのか？電球なのか、太陽光なのか。そして最後に、その見栄えはどうか？という流れで選択しているのだそう。<br />
<br />
この話を受けて橋本氏は次のように自身を振り返る。<br />
<img src="../img/serial/07-2/photos_special_06.jpg" width="300" height="304" class="img02" />
<br />
<strong>「普段、自分がスタイリングするものは広告目的なものがメインなので、"人が生活する"というよりは、"見た目やトレンド"を重視することが多いです。でもその中で、モノを選ぶポイントというのが自分の中にあって、見た目だけではなくていろいろ考えてこだわって選ぶようにしていたのですが、照明については盲点でした」</strong>
</p>
</div>

<div class="txtRight">
<p>
橋本氏はスタイリングの時に、そのモノたちが持つ歴史や背景、年代を非常に気にしてセレクトしているのだという。極端な場合、バックボーンがないものは、どんなに見た目が良くてもセレクトしないくらいなのだとか。また、環境や安全に配慮したモノというのも積極的に選んできたのだと話す。<br />
<br />
<strong>「それでも今回の話をしている中で、自分は電球のことまで考えて選ぶことは今までなかったですし、全然意識していなかったことに気づきました。でもこれって、実は大事なことです。たとえば自分がスタイリングした雑誌のページを見て、いいな！と思って買ってくれた人がいたとしたら...。そういうことを考えると、電球やその性質までもこだわって、気にして選びたいと思いました」</strong><br />
<img src="../img/serial/07-2/photos_special_07.jpg" width="300" height="200" class="img02" />
<br />
照明をもっと身近に感じ、考える。そのきっかけは、人それぞれだろう。雑誌を見て惹かれたライトから入ることもあるだろうし、自分の居心地の良さを追求した末に出会うこともあるかもしれない。<br />
本来、「光・照明」は水や空気と同じ、人間にとって本能的なもの。そういう見方をすれば、またもう少し違った付き合い方ができるのではないか。そこに「光・照明」が変わる、新しい一歩があるような気がしている。</p>
</div>

<div class="cClear"></div>
</div>
</div>

<a name="m04" id="m04"></a>
<div class="qa">
<p>
<img src="../img/serial/07-2/07-2question.jpg" alt="皆さんからいただいた質問にお答え！" width="625" height="53" title="皆さんからいただいた質問にお答え！" style="margin-bottom: 30px;" /><br />
<br />
<span class="q">Ｑ．見栄えや居心地がいいだけでなく、<br />
　　より生活が快適になるような光の使い方とは？</span><br />
<br />
<span class="a">Ａ．</span><br />
オススメしているのは、「一室多灯」という使い方です。今日本では「一室一灯」が一般的ですが、スタンドひとつでもいいので取り入れてみてください。光に強弱をつけることで、目の行きにくい場（光が届かない死角）ができるので、たとえばゴミ箱や配線など、見せたくないものをそこへ置くことで、部屋をすっきりさせることができます。<br />
<br />
また光のコントロールが可能になるというのもメリットです。いわゆるライトコントロール（調光）も含めて、ムダなところにムダな光を使わないという環境に配慮した使い方ができます。<br />
<br />
<br />
<span class="q">Ｑ．ウォールウォッシャータイプの照明には<br />
　　どんなものがあるのでしょうか？</span><br />
<br />
<span class="a">Ａ．</span><br />
「ウォールウォッシャー」の照明とは、ダウンライトの一種で、その名のとおり壁面を洗うように演出しますが、絵画などをオシャレに見せて、カッコよくするためだけのものではありません。壁面に光の筋を通す事で空間を立体的に見せ、広く感じさせることができるのです。<br />
<br />
また、空間を広く見せ演出性にも優れる照明器具として、私は壁面に取付ける「ブラケット照明」をオススメしています。小さくても光が上下に広がるので明るさがバッチリ。天井を高く見せる効果もあります。<br />
<img src="../img/serial/07-2/q02.jpg" title="ブラケット照明" alt="ブラケット照明" width="530" height="342" /><br />
<br />
<br />
<span class="q">Ｑ．間接照明のオシャレな使い方とは？</span><br />
<br />
<span class="a">Ａ．</span><br />
いわゆる「間接照明」といっても器具の使い方次第でさまざまなタイプのものが当てはまります。<br />
たとえばデスクスタンド。これひとつでいろんな用途があるんですよ。<br />
<br />
デスクスタンドというと、書き物や読み物の時に手元を照らすというのが、本来の使い方ですよね。それをパソコンを使う時には、そのスタンドを壁に向けて、またDVD鑑賞の時には天井に向けて。そういうふうに「間接照明」としての使い方もできるんです。<br />
デスクスタンドは机の上で手元を照らすもの。そういう固定概念を外すと、使い方も広がります。<br />
<br />
また、そうやって使う時のノウハウとしては、前述の質問部分でも紹介しましたが、光の死角になる部分に見せたくないものを置き、隠すということですね。
<br />
<img src="../img/serial/07-2/q03.jpg" title="スタンドを間接照明として使う時の使用例" alt="スタンドを間接照明として使う時の使用例" width="530" height="342" />
</p>
</div>
<div class="vol"><img src="../img/serial/vol_icon.gif" width="20" height="15" align="top" /><a href="http://www.interiorn.jp/serial/serial07-1.html">「光・照明×橋本直征」前編はこちら</a></div>
</div>

<div id="serial07-2Sub">
<div class="specialShop">
<div class="h2"><h2>照明をもっと身近に感じるために正しく知る　光・照明</h2></div>
<div class="txt">
<img src="../img/serial/07-1/TOL_logo.jpg" title="TREND OF LIGHT" alt="TREND OF LIGHT" width="243" height="162" />
<p>今回、光・照明についてお話をうかがった、湯田さんが主宰を務める<br />
  「<strong>TREND OF LIGHT</strong>」。<br />
  活動内容については今回の記事の中でもご紹介しているが、具体的な活動やそのレポートについては、<a href="http://trendoflight.com/" target="_blank">公式Webサイト</a>でご覧になれます。<br />
<br /><br />
</p>

<!-- 取材のひとコマ -->
<p><strong>今回の取材のひとコマ</strong></p>
<img src="../img/serial/07-2/interview01.jpg" width="243" height="162" title="今回の取材風景" alt="今回の取材風景" />
<p>ゆっくりこういう話をしたのは、今回の取材の場が初めてだったという湯田さんと橋本氏。それでも話題は多岐にわたり、編集部としてはとっても充実した取材となりました。<br />
</p>
<!-- /取材のひとコマ -->
</div>
<div class="footer"></div>
</div>


<!-- プロフィール -->
<div class="specialProfile">
<div class="h2"><h2></h2></div>
<div class="txt">
<p><strong>橋本直征氏 プロフィール</strong></p>
<img src="../img/hashimoto.jpg" width="243" height="162" title="橋本直征氏" alt="橋本直征氏" />
<p>赤松珠抄子氏に師事後、2004年独立。<br />
セットデザインから、プロップス、<br />
インテリアスタイリングまで手掛ける。<br />
主に広告、TV-CM美術、<br />
雑誌などの分野を中心に活動。<br />
また、ミュージックビデオや、<br />
セレブリティの邸宅等も手掛け、<br />
2009年からは、写真、立体作品、制作、<br />
発表にも精力的に取組み<br />
その活動は多岐にわたる。<br />
<a href="http://naoyuki-hashimoto.com/" target="_blank">http://naoyuki-hashimoto.com/</a></p>
</div>
<div class="footer"></div>

<!-- BRUSHウィジェット -->
<div id="brush_widget2">
<script type="text/javascript" src="http://jp.glammedia.com/widgets/bwidgets.js?width=240" charset="UTF-8"></script>
</div>
<!-- //BRUSHウィジェット -->


</div>
<!-- /プロフィール -->

</div>
<div class="cClear"></div>
</div>]]>
        
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>【第６回】特集｜『ブランディングディレクター』株式会社アンドロップ 澤 曙憙誕さん</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.interiorn.jp/feature/feature06.html" />
    <id>tag:www.interiorn.jp,2010://1.171</id>

    <published>2010-06-17T02:47:22Z</published>
    <updated>2012-03-28T11:39:46Z</updated>

    <summary> People who are related to interior インテリ...</summary>
    <author>
        <name>interiorn_admin</name>
        
    </author>
    
        <category term="feature" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.interiorn.jp/">
        <![CDATA[<div id="feature06">
<div class="h1_feature"><h1>People who are related to interior インテリアンな人々 ブランディングディレクター 株式会社アンドロップ　澤 曙憙誕さん</h1></div>

<div id="feature06Main">
<div class="read">
<p><strong>以前、橋本氏の連載ページで「注目している人」としてご紹介した、澤 曙憙誕さん。すでに記事をご覧になって、彼がどんな方なのか？というところはご存じかもしれない。<br />
    <a href="http://www.interiorn.jp/serial/serial06.html">連載第６回「澤 曙憙誕さん×橋本 直征」</a><br />
<br />
その取材で話をうかがっていくうちに「ブランディングディレクター」という仕事に非常に興味を持ったので、今回「インテリアンな人々」でもピックアップしたいと思う。<br />
<br />
今回は、「ブランディングディレクター」として活躍する、澤さん自身にもう少し迫りつつ、"インテリア"自体との出会いや仕事をするきっかけになったエピソード、そしてこれからどんなことをしていきたいと考えているのか。そんなことをご紹介していく。</strong></p>
</div>

<div id="menu">
<ul>
<li><a href="#m01">インテリアと澤さん</a></li>
<li><a href="#m02">当たり前のことを"当たり前"としない</a></li>
<li><a href="#m03">みんなが喜んで、満足してくれるのがブランディング</a></li>
<li><a href="#m04">自分が関わることで、インテリア業界が変わったら...</a></li>
</ul>
</div>

<div class="feature">
<a name="m01" id="m01"></a>
<div class="h2"><h2 id="h2_01">interior(n)interview インテリアと澤さん</h2></div>
<div class="txt">
<div class="txtLeft">
<p>元々、広告業界でコピーライターやCMプランナーなどの仕事をしていたという話は、以前ご紹介したとおりだが、ではどこで「インテリア」との出会いがあったのだろうか？<br />
<br />
<strong>「インテリアに魅力を感じ、強く意識するようになったのは、イギリスへ留学した頃。海外では賃貸のアパートでも、内装を自分の好きなようにやりたいようにできるんですよね。僕も壁の色をどうしようか？というところから考え、まず塗りました。基本的に原状回復の必要はないので、何でもOK。どんどん試せるので失敗しても楽しい！と思える環境がありました」</strong><br />
<br />
イギリスへ渡る前も日本でひとり暮らしをしていたという澤さん。しかし日本では、皆さんもご存じのとおり制限がいろいろあり、思い通りに自分の空間を作ることはできなかったのだそう。事実、澤さん自身は留学前は、インテリアよりは洋服などに興味があり好きだったという。<br />
<br />
<strong>「自由に自分の空間を作るのに、いろいろなことができるんだ！ということを知って、ハマりましたね。アパート自体の内装のほかにも、ソファなどをもらって来てレイアウトしたり...。日本でアンティーク家具として売られているような家具が"ご自由にお持ちください"と家の前に置いてあり、タダで譲ってもらえる環境があるのにはビックリしましたね」</strong><br />
<br />
<img src="../img/feature/06/photos_feature_01.jpg" alt="" width="300" height="200" class="img02" /><br />
海外では"物を大事にしながら、購買意欲もある"と澤さんは話す。いらないものを捨てるのではなく誰かに譲ってから、新しいものを手にする。そういう文化が根付いているのだそう。インテリアがとても身近な存在だったと彼は振り返る。<br />
<br />
<strong>「僕も帰国する時には、それまで使っていた家具などを譲るために、自宅でガレージセールをやりました」</strong><br />
<br />
そんなふうにインテリアと向き合うようになった澤さんは、帰国後そして今現在も、できる限り、自宅や事務所の物件を借りる際には、大家さんと交渉のうえ、自分で手を入れられるところを選ぶようにしているのだという。<br />
</p>
</div>

<div class="txtRight">
<p><strong>「入居する時に、手を入れて良いか？というのが物件を選ぶポイントになっています。大家さんに原状回復しなくてもいいように、"現状より良くします"という方向で交渉するんです。でもたとえ回復費用がかかっても、数年住んでで数万円くらいの費用。せっかく住むなら楽しまないと！そう思っています」</strong><br />
<br />
今回取材でお邪魔した事務所も、窓枠や階段手すりなど内装全般に手を入れているのだそう。<br />
<br />
<img src="../img/feature/06/photos_feature_02.jpg" width="300" height="300" class="img02" />
<br />
こういう身近なご自身の毎日の暮らしの部分でも、インテリアを身近に捉えている澤さん。「ブランディングディレクター」として仕事の視点では、"インテリア"をどのように感じているのだろうか？<br />
<br />
<strong>「インテリア業界については、まだまだ伸びしろがあるし、そこにチャンスがあるのではないかと思っています。海外では、日本の建築家やデザイナーなどは広く知られていますが、認知されているインテリアブランドというとあまり多くないと聞きます。世界的に有名な展示会に出展される企業、ブランドは年々増えているので、海外でももっと広まり、多くの人に使っていただければいいなと思います」</strong><br />
<br />
以前のインタビューでも、まだ日本のインテリア業界にはチャンスがあるということを話していたが、海外との状況を見比べてもそう感じることが多いのだそう。<br />
<br />
<strong>「海外へ行くと、日本の良いものを海外へ伝えたい。そんな志向になりますよね。僕もそう考えていて、単純に自分のブランディングしたものが海外で認知されるようになるといいな、そのために自分にできることを何かしたいと思っています」</strong><br />
<br />
"ブランディング"という仕事をしていくにあたり、まだまだ伸びしろがありそうというところにひかれ、「インテリア」業界と関わり始めた澤さん。
次はそんな澤さんが、これまでの経験で「ブランディングディレクター」の仕事に活きていると思うことや関わった仕事のエピソードについてご紹介していく。
</p>
</div>

<div class="cClear"></div>
</div>
</div>

<div class="feature">
<a name="m02" id="m02"></a>
<div class="h2"><h2 id="h2_02">interior(n)interview 当たり前のことを"当たり前"としない</h2></div>
<div class="txt">
<div class="txtLeft">
<p>今、ブランディングディレクターとして活躍する澤さんは、以前広告業界にいたからこそ、"ブランディング"ということに興味を持ったし、現在の仕事につながっていると話す。その辺りの話は、以前の<a href="http://www.interiorn.jp/serial/serial06.html">連載ページ取材</a>の時にも話をうかがったので、ぜひそちらをご覧いただきたいと思う。<br />
<br />
では、その広告業界にいた頃の経験で今の仕事に活きていることとは、どんなことなのだろうか？<br />
<br />
<img src="../img/feature/06/photos_feature_03.jpg" width="300" height="300" class="img02" />
<br />
<strong>「いろんな角度から物を見るということでしょうか。広告を考え、作るうえで、"新鮮な目で見る"というのは結構大事なんです。その業界にいると中の世界にどっぷりになって、案外、外から見られないものなんですよね」</strong><br />
<br />
広告を作る時には、お客さんの伝えたいことを分かりやすくユーザーに伝えるということが求められる。そのためにいろんな角度からできるだけフラットな視点で見るというのは、広告を作る者にとっては必須のスキルだ。<br />
それを知っているからこそ、今ブランド側で仕事をする時にも活きることがあると、彼は話す。<br />
<img src="../img/feature/06/photos_feature_04.jpg" alt="" width="300" height="200" class="img01" /><br />
<strong><br />
「今、自分もブランド側で仕事をしていると、自分の商品やサービスについていろいろ伝えたくなるんです。今になって、広告業界にいた頃のお客さんの気持ちがよく分かりますね...（笑）でも"シンプルに伝える"ということを心がけるようにしています」</strong><br />
<br />
伝える側になると、つい忘れてしまいがちなことを"忘れないように"と思えることはブランディングディレクターとしての強みになっていることだろう。また広告を作る前の"ブランディング"の段階でそれを心がけられるというのは、澤さんならではなのではないだろうか。
<br />
<br />
また、これまでに前述のイギリス留学を含め、約30カ国を旅してきたという数々の経験も、漠然とだが今の仕事に活きていることがあるという。<br />
<br />
<strong>「海外に行くと日本の良さを感じることってありませんか。日本ほど住みやすいところはないよなーといつも思うんです。たとえば、水回りがずば抜けて良いとか、電車が時間通りに来るのが当たり前とか...。でもそういう良さを再確認することと同時に、日本は安全な分、決まりごとが多いとか自由が利かないとか、そういう"外から見た日本"というのも感じます」</strong><br />
<br />
つまりは客観的な視点ということになるだろうか。物事をいい意味で俯瞰する視点を持つことで、新しいアイデアが引き出される。彼のこれまでの経験は、そういうことにつながっているように感じた。</p>
</div>
<div class="txtRight">
<p><img src="../img/feature/06/photos_feature_05.jpg" width="300" height="200" class="img02" /><br />
そんな澤さんが「ブランディングディレクター」を始めて携わった仕事たちは、"インテリア"とひとつにくくり切れないほど幅広い。そんな中で一番印象に残っている出来事とは？と尋ねてみた。<br />
<br />
<strong>「ブランディングディレクターになって最初に携わったFRASという額縁のブランドの仕事をしていた頃、意匠照明（Luminabella）・キャンドル（DEICA）・額縁（FRAS）の３ブランド共同で、あるレセプションパーティーをやったんです。コンセプトは、"Emotional Luxury"。照明・キャンドル・額縁をメインにして、ホテルの客室という空間をどれだけ演出できるか？というものでした」</strong><br />
<br />
意匠照明・キャンドル・額縁。どれも、「たとえ空間になくても生活できるものだと思う」と彼は語る。しかし同時に、そういうものは感情的に欲するもので、これこそ"インテリアの個性"であるという。<br />
<br />
<strong>「何か分からないけど欲しいと思う気持ち。こういうものがないと、インテリアはつまらない。直接必要ないものがあるから、そこに深みが出るんだと思っています」</strong><br />
<br />
実際、そのパーティーの空間に使われた家具は、無記名のシンプルなものだったという。でもそれにより、メインの照明・キャンドル・額縁はさらに引き立ち、その日訪れた1200〜1300人の訪問客を魅了していたという。<br />
<br />
<br />
そして現在、澤さんの活動の軸になっているのが「DECOLT」という、ブランド公認アウトレット家具ショッピングサイトの運営だ。いわば立ち上げ時のブランディングから、販売、そして運営とトータルで携わっている。<br />
そんなこの「DECOLT」のスタート時のエピソードも、澤さんにとっては印象的なものだったようだ。<br />
<br />
<strong>「2009年にDECOLTはスタートしたのですが、その１年前からわずか数枚の企画書とティザーサイト（正式リリース前にプロモーション用に公開するWebサイトのこと）を作って、各ブランドを廻っていました。これまでの仕事を通して、少しはつながりがありましたが、実際のサイトも販売実績もありませんでしたから、ほぼゼロからのスタート。他に同じようなことをやっているところもありませんし、最初はやりたいことを分かってもらうのにも大変でした」</strong><br />
<br />
アポイントを取るためにメールなどをしても、当時は連絡が取れないことも多々あったという。それでも少しずつDECOLTの思いを理解してくれる人が増えてくるにつれ、周りの反応も変わってきたのだそう。<br />
<br />
<strong>「DECLOTのことを分かってもらうとか、契約してもらうとか、その過程で大変なこともたくさんありましたが、楽しかったですよ！」</strong><br />
<br />
本当に何でもなかったように話す澤さん。しかしゼロから作るというのは、厳しいこともたくさんある。それは皆さんも想像がつくだろう。けれどもそれを"楽しい"と思えるか、思えないか。そこには大きな違いがあるのではないだろうか。</p>
</div>

<div class="cClear"></div>
</div>
</div>

<div class="feature">
<a name="m03" id="m03"></a>
<div class="h2"><h2 id="h2_03">interior(n)interview みんなが喜んで、満足してくれるのがブランディング</h2></div>
<div class="txt">
<div class="txtLeft">
<p>
<img src="../img/feature/06/photos_feature_09.jpg" width="300" height="200" class="img02" /><br />
ブランディングという仕事をする中で、澤さんが一番うれしい！と思う瞬間があるという。それは"お客さんからの声が届いた時"なのだそう。<br />
<br />
<strong>「自分がプロデュースした商品やサービスを、お客さんが対価を払って買ってくれたり、喜んで使ってくれたりする。これは非常にうれしいですね。これまで自分自身、その場で衝動買いできるような安価なものを手掛けてこなかったので、余計にそう思うのだと思います。だから、そういうお客さんからの声が届くと、さらにうれしいですね」</strong><br />
<img src="../img/feature/06/photos_feature_08.jpg" alt="" width="300" height="300" class="img01" /><br />
<br />
ブランディングをして、カッコイイものを作っても、結局売れなくては意味がない。そして澤さん自身も面白くないという。それではブランディングしているとは言えないのではないか、彼はそうも語る。<br />
<br />
<strong>「誰かが買って、手に入れて良かったと思ってくれる。もしくは誰か大切な人のために選んで買ってくれる。ずっと使ってくれる。単に高価なものだということではなく、"誰かにとって特別な価値を与えてくれるもの"、そういうものが"ブランド"だと思っています」</strong><br />
<br />
その物に新しい価値を付けて、新たなニーズへと発信する。それが彼のブランディングのやり方のひとつだと、以前の取材でもそう話をうかがった。それは一見すると、目新しいことをする＝ブランディングというふうにも捉えられてしまいそうだが、実際のところはそうではない。次の彼の言葉から、それがよく分かる。<br />
<br />
<strong>「手にして喜んでくれる、あそこで買ったんだーと言いたくなる。そういうのがブランディングだと思っています。世の中にはたくさん物があるのに、その中から選んでくれることは、ユーザーに思いが伝わった証しだと思いますし、純粋にうれしいです」</strong><br />
<br />
自分の生み出したアイデアによって、商品がより世の中で認知されていく。今すでにあるものに新たな価値を加えることで良い方向に変わっていく。そういうことが、"ブランド作りの醍醐味である"と彼はいう。とてもシンプルなことだが、そんな醍醐味を感じられることが原動力になっていることは確かだろう。
</p>
</div>
<div class="txtRight">
<p>
しかしそれもアイデアが生み出されて、初めて味わえる喜びである。そんなアイデアをカタチにするために、心がけていることはあるのだろうか？<br />
<br />
<strong>「たとえば打ち合わせの時、基本しゃべりに徹しているので、ほとんどメモを取りません。でも打ち合わせのあと、すぐに作業に取りかかることを心がけています。できる限り、その打ち合わせの時のフィーリングが自分の中にあるうちに、ひとつのカタチにしておくんです」</strong><br />
<br />
実際、澤さんの打ち合わせ後のメモには、単語ひとつということも少なくないのだという。でもメモを取るということに注力するより、アイデアをいろいろ出してその場で膨らませることのほうが、彼にとっては確実なものにつながるのだろう。<br />
<br />
<strong>「そうしておくことで、時間が経ってから"あれ、あんまり面白くなかった..."と思うことが少なくなります。また、その後時間をかけて取りかかる段階でも、作業がスムーズになんですよね」</strong><br />
<img src="../img/feature/06/photos_feature_07.jpg" alt="" width="300" height="200" class="img01" /><br />
<br />
とはいえ、ゼロからモノを生み出す時につきものなのが、行き詰まってしまうこと。悩まされている人も多いのではないだろうか。澤さん自身はどうなのだろう？そういう時の解消方法について尋ねた。<br />
<br />
<strong>「疲れることはありますね。そういう時は、カイロプラクティックやリフレクソロジーに行きます。そしておいしいものを食べたら、もうそれで完全にリフレッシュできますね！」</strong><br />
<br />
ご自身で料理をするのが好きで、家に友人を招いてパーティーをすることもあるという澤さんは、"おいしいもの"が元気の源なのだそう。おいしいものとアルコールという組み合わせももちろん好きだということだが、リフレッシュするにはシンプルに食べることだという。<br />
<br />
<strong>「でもカイロプラクティックなどのお店が空いていないような時間の場合もあるので、その時には映画を観ます。寝る時間を削ってでも...。映画を観ると感情移入して没頭できるんで、それが気持ちの切り替えにもなるんですよ」</strong><br />
<img src="../img/feature/06/photos_feature_10.jpg" width="300" height="200" class="img01" /><br />
<br />
ご自身のプライベートな時間で切り替えをする術をしっかり持っていらっしゃる、澤さん。それがあるからこそ、仕事をする面で全力が発揮できるといっても過言ではないだろう。</p>
</div>

<div class="cClear"></div>
</div>
</div>

<div class="feature">
<a name="m04" id="m04"></a>
<div class="h2"><h2 id="h2_04">interior(n)interview 自分が関わることで、インテリア業界が変わったら...</h2></div>
<div class="txt">
<div class="txtLeft">
<p>最後に、これから澤さんが挑戦してみたいこと、やってみたいことについて尋ねてみた。その答えの源には、インテリア業界を少しずつでもいい方向に変えていきたい、そういう思いがあるようだ。<br />
<br />
<strong>「一番やってみたいなと思っているのは、賃貸向けの仕事。アパートやマンションの会社とコラボレーションして、若者がもっとインテリアを気軽に楽しめる物件や場を作っていきたいんです」</strong><br />
<br />
澤さん自身が、イギリスに渡って体験したこと、そしてあのワクワク感。それをもっと日本でも広めていきたい。そういう思いがあるのだと彼は話す。<br />
<br />
<strong>「20代前半って、お金はあんまりないかもしれないけれど、いろんなことに興味がある世代ですよね。そういう時にもっと気軽にインテリアに触れて楽しんで欲しいんです。たとえば家具を買うにはそれなりのまとまった費用がかかるので、若いうちに手が出ないとしても、自分で壁を塗るくらいなら、もっと安価にできて劇的に空間が変えることができる。でも現状、そういうわけにはいかないので、それをどうにか変えていけないかなと思っているのです」</strong><br />
<br />
原状回復しなくていい、もっとラフな感じで楽しんで、どんどん人が入って出ていき、そしてその空間が良くなっていく。そんな場があれば、たとえ相場より１万円高かったとしても、借りたい！という人がいるのではないか。澤さんはそんなふうに考えているのだそう。<br />
そしてまた彼は、そんなアイデアを積極的にいろんな人に話すことにしているのだという。そうすることで実現できることもあるんじゃないか？というのが、彼の持論だ。<br />
<img src="../img/feature/06/photos_feature_11.jpg" width="300" height="200" class="img01" /></p>
</div>
<div class="txtRight">
<p>
そんな彼に、これから挑戦してみたいことを最後に尋ねてみた。<br />
<br />
<img src="../img/feature/06/photos_feature_12.jpg" width="300" height="300" class="img02" /><br />
<strong>「自分が何か関わることで、変えていけることがあれば...。そう思って始めたのがブランディングでした。だから"インテリア業界"に小さいところからでも変化をもたらせることができるのなら、どんどん関わっていきたいです」</strong><br />
<br />
澤さんは最後に「エンドユーザーに対して、社会に根付いた取り組みをしていきたい」と語っていた。今あるものに新しい価値をつけることで、さまざまなものを変えることができるのが、ブランディングだ。それが商品である場合もあるし、サービスやブームという場合もあるのだと思う。<br />
<img src="../img/feature/06/photos_feature_13.jpg" width="300" height="200" class="img01" /><br />
<br />
私たちが日々の暮らしの中で手にするもの、体験するものは、たいていブランディングされて世の中に出てきているはずだ。それをあえて実感しなくてもいいかもしれないけれど、何かいいものに出会ったときには、それらを大切にしていく気持ちを持ちたいなものだ。</p>
</div>

<div class="cClear"></div>
</div>
</div>

<!-- photocallery -->
<div class="gallery">
<div class="txt">
<p><img src="../img/photogallery_tit.jpg" alt="Photo Gallery" width="150" height="25" align="absmiddle" />写真をクリックすると、拡大表示でご覧いただけます</p>
<a href="../img/feature/06/gphoto_01.jpg" rel="lightbox[label]" title="澤さんの仕事スペース。面した窓側からは遊歩道と桜並木が見えます"><img src="../img/feature/06/gphoto_01_thum.jpg" width="150" height="100" border="0" class="img02" /></a>
<a href="../img/feature/06/gphoto_02.jpg" rel="lightbox[label]" title="隅に置かれた、きれいなカラーのランプがアクセントになっています"><img src="../img/feature/06/gphoto_02_thum.jpg" width="150" height="100" border="0" class="img02" /></a>
<a href="../img/feature/06/gphoto_03.jpg" rel="lightbox[label]" title=""ユニークなかたちの食器棚。アンティーク感が目を引きます"><img src="../img/feature/06/gphoto_03_thum.jpg" width="150" height="100" border="0" class="img02" /></a>
<a href="../img/feature/06/gphoto_04.jpg" rel="lightbox[label]" title="上階のプライベートスペースに続く階段。手すりなどにご自身で色を塗ったのだそう"><img src="../img/feature/06/gphoto_04_thum.jpg" width="150" height="100" border="0" class="img02" /></a>
<a href="../img/feature/06/gphoto_05.jpg" rel="lightbox[label]" title="こちらも澤さんが手掛ける壁掛けのフラワーベース"><img src="../img/feature/06/gphoto_05_thum.jpg" width="150" height="100" border="0" class="img02" /></a>
<a href="../img/feature/06/gphoto_06.jpg" rel="lightbox[label]" title="壁のアートワークが得意という澤さんらしく、シンプルながらもいろいろ手が加えられています"><img src="../img/feature/06/gphoto_06_thum.jpg" width="150" height="100" border="0" class="img02" /></a>
<a href="../img/feature/06/gphoto_07.jpg" rel="lightbox[label]" title="一般的に販売されている家具をリメイクしたもの。引き出しの面にスエード地を貼り、アンティークの取っ手をつけたのだそう"><img src="../img/feature/06/gphoto_07_thum.jpg" width="150" height="100" border="0" class="img02" /></a>
<a href="../img/feature/06/gphoto_08.jpg" rel="lightbox[label]" title="同じくリメイクした家具の引き扉バージョン"><img src="../img/feature/06/gphoto_08_thum.jpg" width="150" height="100" border="0" class="img02" /></a></div>
</div>
<!-- //photocallery -->

</div>

<div id="feature06Sub">
<div class="featureShop">
<div class="h2"><h2></h2></div>
<div class="txt">
<p><strong>株式会社アンドロップ</strong><br />
<a href="http://www.undrop.jp/" target="_blank">http://www.undrop.jp/</a><br />
</p>
<p>
日本のライフスタイルに常に新しい価値を提案することをミッションにしているプロデュース会社。<br />
<br />
衣食住でいう"住"を中心にしたプロデュース事業のほか、日本初のブランド公認アウトレット家具ショッピングサイト「<strong>DECOLT</strong>」も運営。
</p>
<img src="../img/feature/06/decolt_img.jpg" title="日本初のブランド公認アウトレット家具ショッピングサイト「DECOLT」" alt="日本初のブランド公認アウトレット家具ショッピングサイト「DECOLT」" width="243" height="162" class="img02" /></div>
<div class="footer"></div>
</div>

<div class="lifeBalance">
<div class="h2"><h2>澤 曙憙誕さんのライフバランス</h2></div>
<div class="txt">
<p class="txtRight"><br />
  起床<br />
  <br />
朝ごはんを食べたり、<br />
メールチェックをしたり<br />
<br />
<br />
打ち合わせや作業<br />
<br />
<br />
打ち合わせの日、作業の日と<br />
できるだけ分けるようにしているのだそう<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
できる限り、<br />
食事に行ったり、友人と会ったり<br />
（もちろん仕事になってしまうことも...）<br />
<br />
<br />
帰宅後、メールチェックをしたり、仕事を少ししたり<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
就寝<br />
</p>
<p class="txtBottom">平日/土日関係なく、このようなスケジュールで生活しているという澤さん。<br />
仕事をする時間も友人と過ごす時間も、<br />
  どちらも大切にしているということが<br />
  伝わってくる。</p>
</div>
<div class="footer"></div>
</div>

<div class="question">
<div class="h2"><h2>澤 曙憙誕さんへQuastion</h2></div>
<div class="txt">
<dl class="border">
<dt class="questionQ">Q.</dt><dd><strong>ON/OFF問わず、大事にしていることとは？</strong></dd>
<dt class="questionA">A.</dt>
<dd>「時間の使い方」です。基本的にON/OFFを切り離さずやっている感じですが、朝起きる時間が遅いのは、起きてからヘコむくらいイヤなんです。だからいつも同じ時間に起きて過ごしています。<br />
<br />
また最近はできるだけ出かけるようにするということも心がけています。今住んでいる家の周辺を、地図を見ずにとにかく迷子になっても歩く。そうすることで、以前チェックしておいたおいしいお店に思いがけず出会うなど、偶然の発見をすることもあるんですよ！</dd>
</dl>
<dl class="border">
<dt class="questionQ">Q.</dt><dd><strong>仕事のうえで欠かせないものは？</strong></dd>
<dt class="questionA">A.</dt>
<dd>MacBook、そしてモバイル用のWi-Fi、iPhoneは、打ち合わせと打ち合わせの合間に外で仕事をするには欠かせないアイテムになっていますね。<br />
  <br />
あとは、昔からメジャーはどこへ行く時にも持っていきます。それから筆記用具もこだわりがあって、ペンよりは鉛筆をよく使っています。
<img src="../img/feature/06/pencil.jpg" title="普段使っている鉛筆と色鉛筆" alt="普段使っている鉛筆と色鉛筆" width="230" height="153" /></dd>
</dl>
<dl class="border">
<dt class="questionQ">Q.</dt><dd><strong>気がつくと身の回りに集まっているものは？</strong></dd>
<dt class="questionA">A.</dt>
<dd>料理が好きなので、調味料はかなり集めていますね。一味、七味、黒七味...など。一度お店で買って気に入って、それからはネットで買っているというものもあります。
  <br />
  <br />
  ほかは、基本的にものが溢れているのは好きではないので、使わないものがあるとすぐ人にあげてしまいます。</dd>
</dl>
<dl class="noBorder">
<dt class="questionQ">Q.</dt><dd><strong>最近読んだ本は？</strong></dd>
<dt class="questionA">A.</dt>
<dd>
<img src="../img/feature/06/book.jpg" title="「徹底のリーダーシップ」「経済ってそういうことだったのか会議」「死神の精度」" alt="「徹底のリーダーシップ」「経済ってそういうことだったのか会議」「死神の精度」" width="230" height="153" />
まず<strong>「徹底のリーダーシップ」</strong>（ラム・チャラン 著）。ユニクロの柳井さんオススメの１冊だったので、読んでみました。ビジネス書は自分のマインドの確認になりますね。<br />
<br />
そして<strong>「経済ってそういうことだったのか会議」</strong>（佐藤 雅彦・竹中 平蔵 著）。経済のことも知らないとなーと思って、手に取った１冊です。<br />
<br />
それからあとは小説で、<strong>「死神の精度」</strong>（伊坂 幸太郎 著）。伊坂さんの作品は他にもいろいろ読んでいますが、最近読んだのはこれです。小説もその世界に入り込めるのでいいですね。</dd>
</dl>

</div>
<div class="footer"></div>

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</div>
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</div>
</div>
<div class="cClear"></div>
</div>]]>
        
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>【第７回/前編】連載｜光・照明×橋本直征</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.interiorn.jp/serial/serial07-1.html" />
    <id>tag:www.interiorn.jp,2010://1.161</id>

    <published>2010-06-04T00:58:22Z</published>
    <updated>2012-03-29T04:03:17Z</updated>

    <summary> 連載「○○×橋本直征」 光・照明×橋本直征 interior(n)interv...</summary>
    <author>
        <name>interiorn_admin</name>
        
    </author>
    
        <category term="serial" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.interiorn.jp/">
        <![CDATA[<div id="serial07-1">
<div class="h1_special"><h1>連載「○○×橋本直征」 光・照明×橋本直征 interior(n)interview Vol.7-1</h1></div>

<div id="serial07-1Main">
<div class="read">
<p>今回テーマに取り上げる「光」「照明」を、皆さんはどのように捉えているでしょうか。部屋のインテリアを演出してくれるもの？オシャレなもの？<br />
<br />
<strong>「"光"は"水"や"空気"と同じ。私たちが生きるために必要不可欠なものなんですよ」</strong>
取材中、そう言われて思わずハッとしました。確かにそうなんですよね。しかしこれまで、もっと装飾的な存在として捉えていたように思います。<br />
<br />
今回は橋本氏が今、非常に興味があるという「光・照明」をクローズアップ。東京・青山にあるルミナベッラという輸入照明器具を扱うショップで、ブランドマーケティング統括マネージャーとして働く、湯田 剛史さんに話をうかがい、照明について幅広く教えていただきました。<br />
<br />
前編では、<strong>日本における「照明」の歴史や文化、捉え方、そして海外との違いなどについて迫っていきたい</strong>と思います。ある意味「照明」に対する見方や考え方が変わるかもしれません。きっと、自分の身の回りの「光」「照明」を見直してみたくなるはずです。</p>
<div class="vol"><img src="../img/serial/vol_icon.gif" width="20" height="15" align="top" /><a href="http://www.interiorn.jp/serial/serial07-2.html">「光・照明×橋本直征」後編はこちら</a></div>
</div>

<div id="menu">
<ul>
<li><a href="#m01">光は、人の心まで突き動かすもの。そして生きるために必要なもの。</a></li>
<li><a href="#m02">日本の照明の今と昔</a></li>
<li><a href="#m03">皆さんからいただいた質問にお答え！</a></li>
</ul>
</div>

<div class="special">
<a name="m01" id="m01"></a>
<div class="h3"><h3 id="h2_01">interior(n)interview 光は、人の心まで突き動かすもの。そして生きるために必要なもの。</h3></div>
<div class="txt">
<div class="txtLeft">
<p>冒頭にも記述した、<strong>「"光"は"水"や"空気"と同じように、私たちが生きるために必要なもの」</strong>そう語る湯田さんの言葉には続きがある。<br />
<br />
<strong>「本来、"水"も"空気"も私たちの周りに自然とあるものでしたが、環境汚染や健康維持の観点から、水はミネラルウォーターを、空気は空気清浄機を、というように買う文化ができました。しかし"光"は買うベクトルが電球の寿命や電気代に向いていて、"身体のために"という意識が根付いていないと感じています」</strong><br />
<br />
上記は、現在の日本での「光」「照明」の捉え方を、分かりやすく表した例だと思う。皆さんもご自身の認識を振り返ると、思い当たる節がないだろうか。<br />
<img src="../img/serial/07-1/photos_special_01.jpg" width="300" height="441" class="img01" />
<br />
そんなふうに「照明」について語る、いわば"照明の専門家"湯田さんが普段、どういうことをされているのか？まずは簡単にご紹介したいと思う。<br />
<br />
湯田さんが働くのは、東京・青山にある「ルミナベッラ」というショップ。輸入照明器具を扱うショップとしては有名なので、ご存じの方も多いのではないだろうか。こちらでは、主にイタリアやスペインなどヨーロッパからの輸入照明器具の販売・提案を行っている。湯田さんはそこで、マーケティングという幅広い視点と、エンドユーザーの視点の双方を考え、照明器具の提案に携わっているという。<br />
<br />
<strong>「光はその美しさや豊かさで、人の心まで突き動かすもの。だから、有名デザイナーが作ったとか、イタリア製であるとか、そういうブランド重視ではなく、"照明器具として価値あるものかどうか"ということを第一に考え、皆さんへ提案しています」</strong>
</p>
</div>

<div class="txtRight">
<p>
そう語る湯田さんが、照明を提案する時に心がけていることとは、どんなことなのだろうか？<br />
<br />
<strong>「まず提案するときに"光は足し算です"ということをお伝えしています。それはムダなところにムダな光が存在しないようにするためです」</strong><br />
<img src="../img/serial/07-1/photos_special_02.jpg" width="300" height="200" class="img01" />
<br />
たとえば家を新築してそこでの生活をスタートさせる際、完璧な生活空間を用意して始めたい！と皆さん思うのではないだろうか。しかし家というのは、実際に暮らしてみてから分かることが多いもの。<br />
<br />
<strong>「特に"光"や"照明"に関してはそうなので、引っ越してから一緒に考えましょう、とご提案することがあります。また選ぶ際に迷ったら、一旦家に帰って本当に必要な光は何なのか？検討するということもオススメしています」</strong><br />
<br />
生活環境・スタイルに合っていない照明があると、本来団欒の場である場所がそうでなくなる、また寝づらくなる...など、私たちの生活に弊害も出てくるものなのだそう。
そこで暮らす家族構成やどういう目的で使う場所なのか、どういう目的で光を必要としているのか。そういう個々の生活スタイルに合わせて、時間をかけて選んでいくことで、自分に合った照明に出会えるのだという。<br />
<img src="../img/serial/07-1/photos_special_03.jpg" width="300" height="304" class="img02" />
このようにユーザーが照明を選ぶ過程を、電球の特性など細かい照明の知識はもちろん、ファブリックや壁紙との相性などの広い知識を持って、湯田さんは日々の提案を通して支えているのだそうだ。</p>
</div>

<div class="cClear"></div>
</div>
</div>

<div class="special">
<a name="m02" id="m02"></a>
<div class="h2"><h2 id="h2_02">interior(n)interview 日本の照明の今と昔</h2></div>
<div class="txt">
<div class="txtLeft">
<p>今回、「光」「照明」について語っていただくにあたり、今そしてこれからの照明を知るためにも、日本にはこれまでに、どんな光・照明の文化があったのか。その点を湯田さんに教えていただくことにした。<br />
<img src="../img/serial/07-1/photos_special_04.jpg" width="300" height="200" class="img02" /><br />
<strong>
<br />
「今、日本でポピュラーな"蛍光灯"は、戦後に広まった照明器具です。日本は戦争を境に照明文化が大きく変化したと言われています」</strong><br />
<br />
明るい光＝幸せの象徴という考え方が、敗戦後の暗い日本には広まったという。その時に均一に明るく照らす"蛍光灯"が日本では主流となり、日本は瞬く間に「蛍光灯大国」となったという。<br />
<br />
<strong>「しかしそれ以前はどうだったかというと、古来から日本には独自の光に対する文化がありました。
日本家屋には、"軒下"が延びていますよね。これは日本が緯度経度の関係により、太陽が昇る位置や、まぶしい光を防ぐために、そのような作りになっていると言われています。また梅雨という雨季があるためにという役割もあるようです。しかし一方で、太陽からの自然光を採り入れにくい作りにもなっていたため、何かに反射させて屋内に光を採り込む工夫をしていました。それが、庭に敷いた白い砂や池、そして障子でした。特に障子は、気候に合わせて湿度調節をしてくれるだけでなく、面で光を採り入れることができるため、部屋の奥まで光を届けることができました」</strong><br />
<br />
今はいわゆる日本家屋というのは少なくなってしまったので、たとえばお寺を考えてみると分かりやすいかもしれない。きれいに作られた庭には、そういう用途もあったのだ。<br />
<br />
<strong>「また、日本には７千何百色という独自の色の文化があり、色を作る職人もいます。"色"に対する造詣が昔から深い民族だったんですね。色というのは、光の波長で変わるもの。人はその波長で色を見分けているのです。だから色と光というのは密接な関係があるんですよ」</strong><br />
<br />
この色のエピソードからも、日本独自の「光」の文化が読み取れるだろう。<br />
そんな独自の文化が、大きく変わったのは先述のとおり、戦争をはさんでからのこと。蛍光灯を使うようになってから、日本の「光」「照明」文化は本来の生態系とは違う方向に進み出してしまったのではないか。湯田さんはそのように語る。<br />
<br />
<strong>「人間は元々、照明器具などが作られる前には太陽の光で生活していました。エジソンが白熱電球を発明してから、まだたかだか130年くらい。人類の歴史は500万年あると言われていますから、火や太陽の光から採光していた歴史のほうが大半なんです。だから太陽などから得る自然の光は、私たちの身体には欠かせないもの。私たちのDNAに組み込まれているといっても過言ではないでしょう」</strong><br />

<img src="../img/serial/07-1/photos_special_05.jpg" width="300" height="200" class="img01" /></p>
</div>

<div class="txtRight">
<p>
この太陽の光に近い光というのは、今はもうなくなりつつある「白熱電球」や新たに広まってきている「高効率タイプのハロゲン電球」というものだ。これらは燃焼系の電球で、熱により光る。このように、太陽の光に近い光、日が昇り夕日を経て夜を迎えるような、なだらかな光のグラデーションを作り出してあげることで、私たちの身体の生体リズムを正常にすることができるのだそうだ。<br />
<br />
<strong>「太陽の光が私たちの健康に不可欠というのであれば、本来ならばこの白熱電球やハロゲン電球のほうが私たちの身体にベストな光なのではないかと思っています」</strong><br />
<br />
しかしその場合にも条件があるという。<br />
<br />
<strong>「調光、つまりライトコントロールできるということが条件のひとつです。使うシーンや場所に合わせて、光を調節することで生体リズムに合った光を作ることができます。また逆に、光で生体リズムを狂わせてしまうこともあるんです」</strong><br />
<br />
たとえば夜中にトイレに行った時、蛍光灯の光を浴びて、寝付けなくなってしまったことはないだろうか。本来浴びてはいけない時間に必要以上に明るい光を浴びてしまうことで、身体のリズムが狂ってしまうのだ。この場合、足元にほのかな光があれば充分なのである。<br />
<br />
<img src="../img/serial/07-1/photos_special_06.jpg" width="300" height="304" class="img02" />
<br />
今の日本は光をコントロールするというよりは、ON/OFFする文化。蛍光灯のスイッチをON/OFFで切り替えることでつけたり消したりを行っている。しかし海外では、「光はコントロールするもの」という意識が根付いているのだそう。特に日照時間の短い期間がある北欧では、効率よく光を採り入れるにはどうしたらいいか？を考えて、ユーザー自身が光を作っているのだという。<br />
<br />
<strong>「ヨーロッパなど海外では、照明売り場で照明器具のパーツが売られています。もちろんできあがった商品もありますが、自分でパーツを組み合わせて照明器具を作ることができる環境があるのです」</strong><br />
<br />
つまり、照明器具を作り、そして自分に合った光を作る。そういう文化が海外にはあるということだ。それにはライトコントロールは欠かせない。<br />
ただ、ライトコントロールと言うと、専用のスイッチや器具を備え付けなければいけないと思いがちだが、もっと簡単な方法があるのだそう。それは、"一室多灯"という考え方だ。<br />
<br />
<strong>「ひとつの部屋に光が点在することで、シチュエーションに合わせてつけたり消したりして光を調整すれば良いのです。天井についたシーリングランプ１台で過ごしているのであれば、スタンド照明を１台だけでもいいので追加してみてください。スタンド照明は移動させることができますから、それだけでも劇的に光のバリエーションが増えます。また、光の強弱をつけるだけでなく、光の位置を変えるだけでもさまざまな効果が得られます」</strong><br />
<br />
<span style="font-size:small;">（※こちらの"一室多灯"の考え方や光・照明の使い方については、<a href="http://www.interiorn.jp/serial/serial07-2.html">後編</a>でもう少し詳しく紹介しています）</span></p>
</div>

<div class="cClear"></div>
</div>
</div>

<div class="end">
<p style="margin-top: 20px;">これまでの話をまとめると、蛍光灯より白熱/ハロゲン電球がいいというふうに聞こえてしまうかもしれない。しかしそればかりでもないということをお伝えしておきたい。<br />
  環境（エコロジー）を考えれば、消費電力を抑制する努力が必要である。となると、白熱電球よりも効率の良いLEDや蛍光灯も大変重要なのだ。大事なことは<strong>「適した場所に適した照明を置くこと、使うこと」</strong>という<strong>"敵光適所"</strong>という考え方。照明は、私たちの生活の中では、演出やオシャレをするためのものだけではない。私たちの生活に必要なもののひとつなのだという認識で見直してみると、何か照明に対する見方、思いが変わってくるのではないだろうか。<br />
<br />
<br />
次回後編では、日本の照明のこれからについて話を進めていく。また、湯田さんが日本の照明の未来のために活動しているという、TREND OF LIGHTの話も聞かせていただく。</p>
</div>

<div class="cClear"></div>

<a name="m03" id="m03"></a>
<div class="qa">
<p>
<img src="../img/serial/07-1/07-1question.jpg" alt="皆さんからいただいた質問にお答え！" width="625" height="53" title="皆さんからいただいた質問にお答え！" style="margin-bottom: 30px;" /><br />
<br />
<span class="q">Ｑ．リラックスするには、<br />
　　どの位置にどのくらいの明るさの照明が必要でしょうか？</span><br />
<br />
<span class="a">Ａ．</span><br />
光の位置に関して、一般的には低い光ほど落ち着いた雰囲気を作りやすいと言われています。しかしリラックスする「光」「照明」というのは、目の色によっても変わるもの。なので、最適な明るさの照明というのは、人それぞれ違うんです。瞳が黒い方もいれば、薄い茶色の方もいますね。<br />
欧米の方がサングラスをかけるのは、瞳の色素が薄いために紫外線から目を守るためだと言われています。日本人の目は持久力がないとも言われますので、明るい環境を好む民族だと言えるかもしれません。<br />
<br />
まず「照明」を選ぶのに気をつけたいのは、目に入ってきてイヤな感じのする光、たとえばハイパワーなものは、避けたほうがいいでしょう。強い光は目にも良くないですし、そういう光を見ているとストレスがたまりますよね。<br />
<br />
またライトコントロールできる照明があれば、そのライトを自分なりにリラックスできる明るさに調整することで、自分に最適な明るさが得られます。<br />
<br />
<br />
<span class="q">Ｑ．シャンデリアを一般的な住宅で圧迫感なく使うには？<br />
　　またどんなことに気にすればよいでしょうか？</span><br />
<br />
<span class="a">Ａ．</span><br />
ミニシャンデリアというタイプのものがあるので、それを選ぶことで圧迫感なく使えるはずです。<br />
また気をつける点としては、ダイニングテーブルなどで使う場合には、できるだけ下げて使うのがオススメ。シャンデリアの光は電球１個あたりの明るさがあまり明るくないため、光が近い方が良いのです。当たって壊れたら...と思って高い位置につけると、暗く感じてしまうと思います。空間のバランスを考えるのであれば、部屋の広さにもよりますが、背の高い家具の配置は避けたほうがよいでしょう。<br />
<br />
<br />
<span class="q">Ｑ．トルコの色鮮やかなランプ、<br />
　　部屋に取り入れる時の使い方のポイントとは？</span><br />
<br />
<span class="a">Ａ．</span><br />
トルコのランプに限らず、特徴あるアイテムを取り入れる時には、その周りのトーンも合わせてあげると統一感が出ます。たとえば今回のライトであれば、周りの壁紙やアート、ファブリックなどをオリエンタルなものにしてみると良いのでは？
</p>
</div>
<div class="vol"><img src="../img/serial/vol_icon.gif" width="20" height="15" align="top" /><a href="http://www.interiorn.jp/serial/serial07-2.html">「光・照明×橋本直征」後編はこちら</a></div>
</div>

<div id="serial07-1Sub">
<div class="specialShop">
<div class="h2"><h2>適した場所に適した照明を置くこと、使うこと　光・照明</h2></div>
<div class="txt">
<img src="../img/serial/07-1/TOL_logo.jpg" title="TREND OF LIGHT" alt="TREND OF LIGHT" width="243" height="162" />
<p>今回、光・照明についてお話をうかがった、湯田さんが主宰を務める<br />
  「<strong>TREND OF LIGHT</strong>」。<br />
その活動内容に関しては、<a href="http://www.interiorn.jp/serial/serial07-2.html">「光・照明×橋本直征（後編）」</a>でもご紹介中。<br />
また、<a href="http://trendoflight.com/" target="_blank">TOL公式Webサイト</a>では、具体的な活動やそのレポートなどが掲載されている。<br />
<br />
<br />
</p>

<!-- 取材場所 -->
<p><strong>今回の取材の場所<br />
  「LUMINABELLA（青山）」</strong></p>
<img src="../img/serial/07-1/luminabella01.jpg" width="243" height="162" title="今回の取材の場所「LUMINABELLA（青山）」" alt="今回の取材の場所「LUMINABELLA（青山）」" />
<img src="../img/serial/07-1/luminabella02.jpg" width="243" height="162" title="今回の取材の場所「LUMINABELLA（青山）」" alt="今回の取材の場所「LUMINABELLA（青山）」" />
<img src="../img/serial/07-1/luminabella03.jpg" width="243" height="162" title="今回の取材の場所「LUMINABELLA（青山）」" alt="今回の取材の場所「LUMINABELLA（青山）」" />
<p>今回取材を行ったのは、東京・青山にある「<a href="www.luminabella.co.jp/" target="_blank">LUMINABELLA（ルミナベッラ）</a>」。<br />
ショップ内にはさまざまなタイプのライトが展示されている。</p>
<!-- /取材場所 -->
</div>
<div class="footer"></div>
</div>


<!-- プロフィール -->
<div class="specialProfile">
<div class="h2"><h2></h2></div>
<div class="txt">
<p><strong>橋本直征氏 プロフィール</strong></p>
<img src="../img/hashimoto.jpg" width="243" height="162" title="橋本直征氏" alt="橋本直征氏" />
<p>赤松珠抄子氏に師事後、2004年独立。<br />
セットデザインから、プロップス、<br />
インテリアスタイリングまで手掛ける。<br />
主に広告、TV-CM美術、<br />
雑誌などの分野を中心に活動。<br />
また、ミュージックビデオや、<br />
セレブリティの邸宅等も手掛け、<br />
2009年からは、写真、立体作品、制作、<br />
発表にも精力的に取組み<br />
その活動は多岐にわたる。<br />
<a href="http://naoyuki-hashimoto.com/" target="_blank">http://naoyuki-hashimoto.com/</a></p>
</div>
<div class="footer"></div>

<!-- BRUSHウィジェット -->
<div id="brush_widget2">
<script type="text/javascript" src="http://jp.glammedia.com/widgets/bwidgets.js?width=240" charset="UTF-8"></script>
</div>
<!-- //BRUSHウィジェット -->


</div>
<!-- /プロフィール -->

</div>
<div class="cClear"></div>
</div>]]>
        
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>【第６回】連載｜澤 曙憙誕さん×橋本直征</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.interiorn.jp/serial/serial06.html" />
    <id>tag:www.interiorn.jp,2010://1.136</id>

    <published>2010-04-28T01:25:32Z</published>
    <updated>2012-03-28T11:36:03Z</updated>

    <summary> 連載「○○×橋本直征」 澤 曙憙誕さん×橋本直征 interior(n)int...</summary>
    <author>
        <name>interiorn_admin</name>
        
    </author>
    
        <category term="serial" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.interiorn.jp/">
        <![CDATA[<div id="serial06">
<div class="h1_special"><h1>連載「○○×橋本直征」 澤 曙憙誕さん×橋本直征 interior(n)interview Vol.6</h1></div>

<div id="serial06Main">
<div class="read">
<p>今回クローズアップするのは、橋本氏が今一番注目している"人"。<strong>「すごく人として魅力のある方です！」ということでご紹介いただいたのは、澤 曙憙誕さん。</strong>ブランディングディレクターとして活躍されている方のだとか。<br />
<br />
そこで今回は、橋本氏イチオシの澤さんはどんな方なのか？また橋本氏とのつながりは？など、<strong>「インテリアンに関わる人々」とは別の視点で、"人"に迫っていきたいと思います。</strong></p>
</div>

<div id="menu">
<ul>
<li><a href="#m01">いつも良い刺激をもらっている存在</a></li>
<li><a href="#m02">他業界からの転身</a></li>
<li><a href="#m03">インテリアをみんなにとってもっと身近なものに...</a></li>
</ul>
</div>

<div class="special">
<a name="m01" id="m01"></a>
<div class="h2"><h2 id="h2_01">interior(n)interview いつも良い刺激をもらっている存在</h2></div>
<div class="txt">
<div class="txtLeft">
<p>共通の仕事仲間の紹介で知り合い、普段からも親しくしているという澤さんと橋本氏。同じ業界の共通の知人も多く、また年齢も近いのでプライベートでも仲がよいのだそう。インタビューの際に会った時にも、お二人の様子からそれがよく伝わってきた。<br />
<br />
そんな澤さんを紹介していただくことになったのは、橋本氏と次の企画について話していた時のこと。<strong>「ぜひ皆さんにも紹介したい"人"がいるんです」</strong>という話が出たのがきっかけだった。</p>
<img src="../img/serial/06/photos_special_01.jpg" width="300" height="441" class="img01" /></div>

<div class="txtRight">
<p><strong>「紹介したいのは、ブランディングの仕事をしている澤さん。とてもバイタリティーがあり、またフットワークも軽く、非常にモチベーションの高い方なんです。いつもいろんな話をしていますが、良い刺激をもらえる存在です」</strong><br />
<br />
まだ仕事を一緒にしたことはないというお二人だが、普段からもお互いの仕事の話に及ぶことがよくあるのだという。<br />
<br />
<strong>「いつも澤さんには、どちらかというとプライベートで会う機会が多いです。だから一度、こういう場でも話してみたいなと思っていました。澤さんの手掛けている仕事に、僕自身とても興味があるので、今回はその仕事について話をうかがいながら、僕たちが普段考えていることを少し伝えられればと考えています」</strong><br />
<img src="../img/serial/06/photos_special_02.jpg" width="300" height="200" class="img02" />
<br />
<br />
ではまず"ブランディングディレクター"という澤さんの仕事の話からご紹介していきたいと思う。どういう仕事なのか？また具体的に"ブランディング"とはどういうことをするのか？について、語っていただいた。</p>
</div>

<div class="cClear"></div>
</div>
</div>

<div class="special">
<a name="m02" id="m02"></a>
<div class="h2"><h2 id="h2_02">interior(n)interview 他業界からの転身</h2></div>
<div class="txt">
<div class="txtLeft">
<p>現在、インテリア業界のブランディングに携わることが多いという澤さん。この業界での知識や人脈が豊富ということなので、もうずいぶん長いのかと思いきや、他業界から転身して今に至るのだとか。<br />
元々は、広告業界でCMプランナーやコピーライターをしていたらしく、ある思いから、現在の「ブランディングディレクター」へ転身することになったのだそう。<br />
<img src="../img/serial/06/photos_special_03.jpg" width="300" height="200" class="img02" /><br />
<strong>
「広告って、モノやサービスがまずあって、そこから関わっていくことになります。そしてクライアントが望むところに対して、アプローチしてあげるのが広告なんですよね。でも、ターゲットにストレートに届く"ブランディング"をすれば、広告はより有効な手段として活用できる。広告はあくまでもブランディングをするうえでのひとつの武器です」</strong><br />
<br />
その思いを実現するには、広告業界ではやり切れない。自分がやりたいのは、広告を作る前の段階から、すなわちブランド自体の立ち上げ（ブランディング）からだ。広告でできることだけでなく、幅を広げた活動をしたい。そう考え、ブランディングディレクターとなった彼が初めて取り組んだのは、偶然にもインテリア業界に関わる案件だった。<br />
<img src="../img/serial/06/photos_special_04.jpg" width="300" height="200" class="img01" /></p>
</div>

<div class="txtRight">
<p><strong>「最初に関わったのは、FRASという額縁ブランドのブランドリニューアルの時です。50年以上の歴史があるその会社の額縁の技術を、絵を際立たせるための"額"としてでなく、額が主役となるような"インテリア"に生かす商材として提案するというコンセプトで、このブランドが立ち上げられました。この時に壁面のデザインや空間のアートワークに携わってから、今ではこれが自分の強いジャンルのひとつになっています」</strong><br />
<br />
その後、プリザーブドフラワーを新たな層へということからスタートした「frenity」や、ラグジュアリーブランド公認、家具のアウトレット販売「DECOLT」など、彼の活動は多方面に渡る。<br />
<img src="../img/serial/06/photos_special_05.jpg" width="300" height="304" class="img02" />
<br />
そんな活動の中で彼自身が強みに感じていることがあるという。それは、ブランディングをする時に、比較的新鮮な目で物事を見られるということ。<br />
<strong>「広告業界にいた頃の視点がそのまま活きている」</strong>と彼は話す。ブランドを新しい方向に導くディレクターにとって、広い視野で物事を捉えることは不可欠である。それが新しい可能性を見出す糸口にもなるのだ。</p>
</div>

<div class="cClear"></div>
</div>
</div>

<div class="special">
<a name="m03" id="m03"></a>
<div class="h2"><h2 id="h2_03">interior(n)interview インテリアをみんなにとってもっと身近なものに...</h2></div>
<div class="txt">
<div class="txtLeft">
<p>前述のとおり、ブランディングディレクターとして、いくつかのブランドに携わっていらっしゃる澤さん。具体的にはどのようなことをしているのだろうか？<br />
<br />
ブランディングの入り口は、これまでとは違う見せ方、ユーザーアプローチをしたい、ということが多い。その依頼を受けるところから彼の仕事はスタートする。<br />
その際、彼がどんな時にも共通して心がけているのが、これまでの技術や素材、使い方を今までとは違うかたちで見せてあげるということ。もちろんこれは、新しいユーザーへリーチするには必要なことだ。でもただそういう見せ方をするだけでなく、そこに新しい可能性・価値を見出す仕掛けを作るということも忘れない。それにより、新たなプロダクトや仕組みが生まれるのである。<br />
<img src="../img/serial/06/photos_special_06.jpg" width="300" height="304" class="img02" />
<br />
たとえば彼が携わる「frenity」というブランドの場合、出発はプリザーブドフラワーを現在のユーザー層以外のところにも広げたいということだった。元々は30〜50代の女性に人気があったというプリザーブドフラワー。その技術を生かし、ユニセックスなテイストにアレンジしたことで、プリザーブドフラワーにとって新たな世界が広がった。敢えて誰もやっていないところを狙うという、少しエッヂの効いた方法ではあるが、新たな層へ見事に届いている。<br />
<br />
そしてブランディングコンセプトが出来上がると、それに沿ってのクリエイティブ作業に移る。この段階では、彼はディレクション業務がメイン。その時々で合うデザイナーなどクリエイターを集め、目指す完成形へ向けて、プロジェクトを調整し、管理する立場だ。<br />
<br />
また同時に一方では、プロダクトの販売戦略を練り、販路を選定。澤さんの場合、実際の販売までを通してブランディングを考えることが多いのだそう。そこまでトータルしてやるからこそ、一貫したブランディングが実現できるのだ。<br />
前述の「frenity」の場合は、販売場所として有名大手百貨店のメンズ向け売り場を選定している。それはこのブランドがスタートする際、これまでとは違うユーザー層へのアプローチとして、ユニセックスなテイストを提案したところにつながる。エッヂの効いた提案は、手にする人にも新鮮で伝わりやすい。だからこそ、その百貨店で売ることの意味は十分にあると彼は考えているのだという。<br />
<br />
<strong>「また、百貨店という誰にでも目につきやすい場所を選ぶことによって、その商品がみんなの中でメジャーになるんです」</strong></p>
</div>

<div class="txtRight">
<p>彼自身は、このプリザーブドフラワーに限らず、"インテリア"自体がもっとみんなにとって身近なものとなるように、意識を少しずつでも変えていけたら...と考えているのだそう。彼はそれについて次のように説明してくれた。<br />
<img src="../img/serial/06/photos_special_07.jpg" width="300" height="200" class="img02" /><br />
<strong>「日本では衣・食・住のうち"住"に関しては、まだまだチャンスがある分野だと思っています。"衣＝ファッション"や"食"については関心が高い人も多く、流行がはっきりしていますよね。それくらいに"住"や"インテリア"も変えていけたらいいですね。そうすることで、もっとリアルに世の中の動きや流行に対して勝負できるようになると思うんです」</strong><br />
<br />
その想いは、ブランド公認家具のアウトレット販売「DECOLT」にも続く。<br />
<img src="../img/serial/06/photos_special_08.jpg" width="300" height="441" class="img02" />
<br />
<strong>「"家具のアウトレット"と聞くと、あんまりいいイメージがなかったと思います。リサイクルとかリプロダクトとかはありましたが、車の"認定中古車"のような位置づけのものってなかったんです。でも各ブランドと組み、ブランド公認とすることで、それが実現できました」</strong><br />
<br />
今やアウトレットは、"衣""食"の分野でも広く人気を集めている。でも、"住"の分野では、彼の言うとおりまだ浸透していないのかもしれない。"住"については、ほかの２つに比べて大きな買い物になるからこそ、車のような認定中古車の仕組みがあれば、もっといいものが広がっていくはず。<br />
そんな彼の想いに、今少しずつ何かが動き始めているのを感じた。</p>
</div>

<div class="cClear"></div>
</div>
</div>

<div class="end">
<p style="margin-top: 20px;">橋本氏が注目する"人"として今回ご紹介した、澤 曙憙誕さん。とてもビジネス的な考え方を持っていらっしゃるので、話をしていて新鮮だった。今回の話は、インテリアに限らず広く当てはまる部分があるのではないかと思う。<br />
<br />
また橋本氏も今回の澤さんへのインタビューを通して、次のように語っている。<br />
<br />
<strong>「衣・食・住の"住""インテリア"を盛り上げたいという思いは、僕もまったく同感で、まだまだチャンスもあると思います。澤さんが手掛けている仕事は、今後"住"を盛り上げていくためのとても大切な要素が多く含まれているように感じます。<br />
<br />
frenityは、インテリアの新しいターゲットを獲得し、今まで興味の薄かった人たちにもアプローチ出来ている。またDECOLTに関しても、全く新しいアプローチで非常に有意義で正しい買い物ができるサイトだと思っています。<br />
<br />
インテリアのネットショップには、エンドユーザーにとってメリットもありますが、デメリットもあります。そのデメリットに気が付いていない人も多いかもしれないですね。<br />
DECOLTでは、正当な価格で本物のインテリアに触れることができます。だからぜひ、そういうところで一生もののインテリアを妥協せずに、プライドを持って購入して欲しい。そうすれば必ず、日常生活が豊かになっていくはずです」</strong><br />
<br />
話していても興味が尽きない！と橋本氏はインタビューの最後をそう締めくくっていたが、今回は"住""インテリア"に対する二人の想いをそれぞれの言葉でうかがうことができた。ブランディングディレクター、インテリアスタイリストという各々の立場で考える"インテリア"。ぜひ二人の想いの相乗効果で、私たちにとって"インテリア"が今以上に身近な存在になっていけばいいなと思っている。<br />
<br />
<br />
さて今回ご紹介した澤さんの職業、"ブランディングディレクター"という仕事自体についても、大変興味深かったので、後日「インテリアンな人々」でも取り上げたいと考えている。そちらではいつものとおり、"ブランディングディレクター"そのものの仕事内容やエピソードなどについて、うかがっていく予定だ。<br />
<br />
<br />
<a href="http://www.interiorn.jp/feature/feature06.html">特集「インテリアンな人々／ブランディングディレクター」でも澤さんをご紹介中！</a>
</p>
</div>

</div>

<div id="serial06Sub">
<div class="specialShop">
<div class="h2"><h2>ブランディングディレクターとして活躍中！ 澤 曙憙誕さん</h2></div>
<div class="txt">
<img src="../img/serial/06/decolt_img.jpg" title="DECOLT" alt="DECOLT" width="243" height="162" />
<p>日本初のブランド公認アウトレット家具ショッピングサイト「<a href="http://www.decolt.com/" target="_blank"><strong>DECOLT</strong></a>」。文中でも紹介したとおり、澤さんがブランディングから販売までトータルで携わる仕事のひとつ。<br />
  <br />
素材サンプルのお取り寄せはもちろん、実際にサイト上で販売している現物をブランドのショールームで確認できるサービスやサイトに載っていない家具のアウトレットもリクエストできるサービスなど、ブランド公認だからこその企画が満載。 <br />
<br />
</p>

<!-- スタッフさん -->
<p><strong>今回の取材のひとコマ</strong></p>
<img src="../img/serial/06/interview_photo.jpg" width="243" height="162" title="今回の取材のひとコマ" alt="今回の取材のひとコマ" />
<p>文中でもご紹介したとおり、プライベートでも仲が良いという澤さんと橋本氏。お二人ともリラックスした様子で取材に臨んでいただけたのではないでしょうか。</p>
<!-- /スタッフさん -->
</div>
<div class="footer"></div>
</div>


<!-- プロフィール -->
<div class="specialProfile">
<div class="h2"><h2></h2></div>
<div class="txt">
<p><strong>橋本直征氏 プロフィール</strong></p>
<img src="../img/hashimoto.jpg" width="243" height="162" title="橋本直征氏" alt="橋本直征氏" />
<p>赤松珠抄子氏に師事後、2004年独立。<br />
セットデザインから、プロップス、<br />
インテリアスタイリングまで手掛ける。<br />
主に広告、TV-CM美術、<br />
雑誌などの分野を中心に活動。<br />
また、ミュージックビデオや、<br />
セレブリティの邸宅等も手掛け、<br />
2009年からは、写真、立体作品、制作、<br />
発表にも精力的に取組み<br />
その活動は多岐にわたる。<br />
<a href="http://naoyuki-hashimoto.com/" target="_blank">http://naoyuki-hashimoto.com/</a></p>
</div>
<div class="footer"></div>

<!-- BRUSHウィジェット -->
<div id="brush_widget2">
<script type="text/javascript" src="http://jp.glammedia.com/widgets/bwidgets.js?width=240" charset="UTF-8"></script>
</div>
<!-- //BRUSHウィジェット -->


</div>
<!-- /プロフィール -->

</div>
<div class="cClear"></div>
</div>]]>
        
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>【第５回】特集｜『クリエイティブディレクター』有限会社レーベルクリエーターズ 熊谷 有記さん</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.interiorn.jp/feature/feature05.html" />
    <id>tag:www.interiorn.jp,2010://1.122</id>

    <published>2010-04-09T01:03:40Z</published>
    <updated>2012-03-28T11:34:47Z</updated>

    <summary> People who are related to interior インテリ...</summary>
    <author>
        <name>interiorn_admin</name>
        
    </author>
    
        <category term="feature" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
    <content type="html" xml:lang="ja" xml:base="http://www.interiorn.jp/">
        <![CDATA[<div id="feature05">
<div class="h1_feature"><h1>People who are related to interior インテリアンな人々 第５回 有限会社レーベルクリエーターズ クリエイティブディレクター 熊谷 有記さん</h1></div>

<div id="feature05Main">
<div class="read">
<p><strong>「クリエイティブディレクター」という仕事は、この業界に限らずよく耳にする仕事だ。皆さんも一度は聞いたことがあるかもしれない。では具体的にはどういう仕事なのだろうか？<br />
今回は、有限会社レーベルクリエーターズの熊谷 有記さんの場合をご紹介していこう。<br />
キーワードは"日本のモノづくり　衣・食・住"。「日本のモノづくりは感動を覚えるほど、レベルが高いんですよ」と話す彼女は、その心の揺さぶりをモノ・コトに落とし込んで使い手である私たちに提案する、そんな仕事をしている。<br />
<br />
今だけじゃなく、未来にもいいものを。というコンセプトのもと活躍する、熊谷さん。彼女ならではの「クリエイティブディレクター」としての仕事ぶりをぜひご覧いただきたいと思う。</strong></p>
</div>

<div id="menu">
<ul>
<li><a href="#m01">デザイナー時々店番、時々...</a></li>
<li><a href="#m02">マテリアルや職人さんにたくさん会えるかも！</a></li>
<li><a href="#m03">正しく情報を伝えるために丁寧に売る</a></li>
<li><a href="#m04">自分の五感の反応に耳を傾ける</a></li>
</ul>
</div>

<div class="feature">
<a name="m01" id="m01"></a>
<div class="h2"><h2 id="h2_01">interior(n)interview デザイナー時々店番、時々...</h2></div>
<div class="txt">
<div class="txtLeft">
<p>熊谷さんが働いている、レーベルクリエーターズは、大阪と東京にオフィスがある。今回私たちが訪ねたのは、東京・麻布十番にあるレーベルビル。オフィスのほか、ショップやカフェ、ギャラリーも一緒だ。その構成からも分かるように、レーベルクリエーターズがコンセプトとして掲げているのは「日本のモノづくり　衣・食・住」。今、自分たちが生活を通して必要とするものについて考え、作り、発表していきたい、作り手と使い手の想いをつなぎたい。そんな想いが込められている。
<img src="../img/feature/05/photos_feature_01.jpg" width="300" height="200" class="img01" /><br />
<br />
だからレーベルクリエーターズのモノづくりへの関わり方のスタンスには、独自のものがある。モノづくりの初めから終わりまで。こういうものがあったらいいんじゃないか？という提案から、モノづくりの工程の開発管理、そして使い手へ届けるための販売まで、すべて彼らが通して行っている。それには、作り手と使い手ができるだけ近い距離で...という考えのもとなのだそう。<br />
<br />
<strong>「自分たちの目や手が届く範囲でないと、無理が生じると思っています。こういうモノづくりをコンスタンスに続けていくことが大事だと思うので...」</strong> 熊谷さんはレーベルクリエーターズでの活動の中についてそう語る。<br />
<img src="../img/feature/05/photos_feature_02.jpg" width="300" height="300" class="img01" /><br />
<img src="../img/feature/05/photos_feature_03.jpg" width="300" height="200" class="img02" /></p>
</div>

<div class="txtRight">
<p>
そんなレーベルクリエーターズには、３つのプロジェクトがある。<br />
<strong>MATE-RE-INNO</strong>（マテリノ）・<strong>SHIN-GI</strong>（心技）・<strong>ME-KIKI</strong>（目利き）。<br />
<br />
まず「<strong>MATE-RE-INNO</strong>」とは、"マテリアルリノベーション"を省略した言葉。日本のモノづくりの中で出る端材を使って、製品を作るというプロジェクトだ。<br />
<br />
<strong>「日本のモノづくりでは素材からこだわって作られているものが多いので、端材とはいえ、品質・技術ともにとても優れているんです。でもだからこそ、端材が生まれてしまう環境であるということも言えます。そんな端材たちをデザインの力で再生させ、新たな価値を見出すというのが、このプロジェクトのコンセプトです」</strong><br />
<br />
"端材"というと、本来捨てられてしまうことが多い。しかしそんな端材を彼女は"宝物"と言う。普段それらを見つけ出し、どうやって新しいものにするか？を考えている彼女だからこその言葉だ。<br />
<br />
そして「<strong>SHIN-GI</strong>」は柔道等でよく聞く「心技体」からモノづくりの心と技を伝えるモノを作りたいと、自分たちで企画したものを職人さんたちと一緒に開発していくプロジェクトだ。ここでは、実際に自分から「一緒にやりませんか？」とアクションを起こすことからスタートするのだそう。心からその素材を愛せるからこそ、職人さんたちの心を動かし、ひとつの商品への完成につながるのだろう。<br />
<br />
それから「<strong>ME-KIKI</strong>」は言葉の響きのとおり「目利き」のこと。日本のモノづくりの仕事から生まれる商品を、レーベルクリエーターズが独自にセレクト（目利き）して紹介するプロジェクトだ。MATE-RE-INNOやSHIN-GIというレーベルクリエーターズオリジナルの商品開発があるからこそセレクトされる、そんなモノたちが揃う。<br />
<br />
<br />
これらのプロジェクトに、熊谷さんはすべて携わる存在だ。時にMATE-RE-INNOで使えそうな端材を探し出し、相手に交渉し、それらに新しい息（デザイン）を吹き込む。そして、SHIN-GIで作りたい製品のアイデアを考え、職人さんたちと相談。また開発工程を管理しながら、３つのプロジェクトから生まれるモノたちを、レーベルビルのショップスペースで販売する。<br />
<br />
そんな一人何役もこなす彼女の仕事場は、ショップスペースと兼用なのだという。本当にレーベルビルのショップを訪ねると、ショーケースの後ろに彼女のデスクがある（左下写真のとおり）。実にユニーク！「モノづくりの始めから終わりまで」「自分たちの目が届く範囲でないと...」という彼女の言葉が、本当にそのまま実現されているということがよく分かる仕事場だ。<br />
<br />
このようなレーベルクリエーターズの仕事に携わる彼女は、これまでにどのような道を歩き、またなぜこういう世界に出会うことになったのだろうか？次ではそんな話をうかがってみた。
</p>
</div>

<div class="cClear"></div>
</div>
</div>

<div class="feature">
<a name="m02" id="m02"></a>
<div class="h2"><h2 id="h2_02">interior(n)interview マテリアルや職人さんにたくさん会えるかも！</h2></div>
<div class="txt">
<div class="txtLeft">
<p>取材の途中、「私の実家、材木屋なんですよ」と語る熊谷さん。では昔からこの世界が身近な存在だったということなのか？というと、そうでもなかったそうで...。多くの場合がそうであるように、彼女は「どうやって実家から離れるか？」ということだけを、大学進学時には考えていたのだと話す。<br />
  <br />
<img src="../img/feature/05/photos_feature_04.jpg" width="300" height="300" class="img02" />
<br />
そうして進んだ大学では商店街の研究をし、フィールドワークに勤しむ日々。何度も商店街に足を運んでいるうちに、ソフトを具現化するすべとして、"デザイン"でできることに興味が向き、本格的に学んでみたいと思うようになったのだそう。そこで大学卒業後、彼女は専門学校へ進むこととなる。<br />
彼女が進んだ専門学校は、スペースデザインカレッジという学校。そこでは空間デザインを学んでいたのだという。実はその時の講師だった岩本 勝也氏が空間デザイナーであり、今彼女が働くレーベルクリエーターズの代表である。<br />
<br />
<strong>「この世界に進むことになったきっかけは、その大学での経験だと思いますが、だんだん空間デザインの勉強を進めていくうちに、木に興味が出てきて、実家の材木屋のことも考えるようになってきました」</strong><br />
<img src="../img/feature/05/photos_feature_05.jpg" alt="" width="300" height="200" class="img02" /><br />
その専門学校を卒業後、彼女は岐阜・飛騨高山にある、オークヴィレッジという木工家具を扱う会社に就職する。そこには工房とショールームが隣同士にあり、そういう環境に彼女はひかれたのだという。<br />
<br />
</p>
</div>
<div class="txtRight">
<p>
<strong>「オークヴィレッジに勤めている頃に、代表の岩本から連絡がありまして。"今、何してるんだー？"と。今度、新しいプロジェクトをスタートさせるから、一緒にやらないか？という話でした」</strong><br />
<br />
その新しいプロジェクトというのが、レーベルクリエーターズでの３つのプロジェクト。彼女が加わるまでに、今のMATE-RE-INNOにつながる、鉄展・木展というのが行われていたのだが、今のように継続したプロジェクトではなく、期間限定のイベント性、メッセージ性の強いものだったそうだ。<br />
<strong>「私が参加したのは、布展から。この布展からは、展示だけでなく販売するところまでやっていきましょうということでスタートして、今に至っています」</strong><br />
<br />
でもなぜ彼女は、岩本氏から連絡を受けた時にこのレーベルクリエーターズに自分も参加してみようと思ったのだろうか？<br />
<img src="../img/feature/05/photos_feature_06.jpg" width="300" height="200" class="img01" /><br />
<br />
<strong>「小さい頃から木の端っことか石とか、そのあたりに転がっているこまごましたものや、お菓子の箱とかを集めるのが好きでした。職人さんの仕事も好きでしたね。これは今の自分にもつながっているかなと思います。そういうことを代表の岩本も知っていて、レーベルクリエーターズに参加しないか？と声をかけてくれたのではないかと思います。実は岩本もマテリアルマニアなので、参加したらいろんな素材や職人さんに出会える機会が増えるんじゃないか？という、そんな淡い期待もありました（笑）」</strong><br />
<br />
そんな彼女の期待は、現実のものとなる。普段から使っていた帆布のカバン、偶然手にした肌触りバツグンのシャツ...そんな自分が惚れ込んだものの作り手を訪ねて、きっかけを見つけていった。最初、作り手の皆さんからは「変わった子だな...ゴミが欲しいの？」と思われることも多かったそうだが、今では大事なパートナーとなっているのだという。<br />
<br />
次では、レーベルクリエーターズでの作り手とのエピソードや携わった仕事についての話をご紹介していこう。
</p>
</div>

<div class="cClear"></div>
</div>
</div>

<div class="feature">
<a name="m03" id="m03"></a>
<div class="h2"><h2 id="h2_03">interior(n)interview 正しく情報を伝えるために丁寧に売る</h2></div>
<div class="txt">
<div class="txtLeft">
<p>
<img src="../img/feature/05/photos_feature_07.jpg" width="300" height="200" class="img02" /><br />
熊谷さんがレーベルクリエーターズで働き始めて、まず最初に携わったのがMATE-RE-INNOプロジェクトの「ORI」シリーズである。こちらは、京都の信三郎帆布の端材を使って作る、"布"モノだ。<br />
<br />
元々こちらのカバンを使っていた熊谷さん。カバンが作られる工程の中で、もしかして布の端材が出ているんじゃないか？そう思った彼女は、すぐ行動に移した。電話をかけ、実際に信三郎帆布さんを訪ねて話を聞いてもらったのだとか。最初こそ相手も驚かれたようだが、結果「どうぞ」と快くご提供いただけることになった。<br />
<br />
<strong>「端布をもらったはいいけれど、さてこの端布をどうしようか？と。布をあれこれ触りながら考えました。ファスナーをつけて...とかだと、信三郎さんのところの商品と変わらなくなります。同じようになったのでは意味がないんじゃないかと。あと、完成品を作るまでの工程数もできるだけ少なくしたかったんです」</strong><br />
<img src="../img/feature/05/photos_feature_08.jpg" alt="" width="300" height="300" class="img01" /><br />
<br />
そこで考えられたのが、端布を折って作る「ORI」シリーズだった。信三郎さんのところの布はカバンの素材なので、表面に加工が施されていた。そのため折るときれいな折り目がつくという特徴があり、これを生かしたアイデアだった。現在このシリーズには、名刺入れ、ペンケース、コインケースがある。どれも端布の色や特徴を生かした商品になっている。今でもこちらの「ORI」シリーズは、彼女をはじめとするスタッフの手によって折られているそう。<br />
<br />
<br />
またほかにも、彼女にとっては思い出深いエピソードがあるという。<br />
<br />
<strong>「それは今城さんとの出会いです。たまたま自分が手にしたシャツの手触りや着心地がとても良くて、ぜひ一緒に仕事をしたい！と思ったので、自分から声をかけてみました」</strong>
</p>
</div>
<div class="txtRight">
<p>
彼女が手にしたシャツというのは、"今城メリヤス"という和歌山で作られている生地で作られたものだった。シャツについていたタグを頼りに、今城さんのところを訪ねたのだそう。<br />
<br />
<strong>「実際にお会いして話を聞かせていただいたら、今城さんのところでは"吊り編み機"という機械で生地を編んでいることが分かりました。これは、天井から吊した編み機で筒状に布を編む方法で、編み上げられた布は下に置かれたたらいにゆっくり溜まっていきます。これが実は糸にとってストレスのない編み方で、丈夫で気持ちのよい生地が出来上がるんです」</strong><br />
<br />
ゆっくり編むこともあり、生産性を考えると効率があまり良くないため、今では見かけることも少なくなってしまった吊り編み機。それでもこの着心地と肌触りを生かした商品を何とかして作りたい！そこで生まれたのが、MATE-RE-INNOから「MUSUBU」、そしてSHIN-GIから「TSUTSU」という商品だ。<br />
<img src="../img/feature/05/photos_feature_09.jpg" alt="" width="300" height="200" class="img01" /><br />
<br />
<strong>「今城さんとの出会いは、偶然に手にしたシャツでしたが、今ではレーベルクリエーターズのすべてのプロジェクトでご一緒いただいています。これも何かの縁だと思いますが、とてもありがたいことです」</strong><br />
<br />
これら２つのエピソードは彼女が携わってきたことのごく一部だ。しかしすべての商品において、使い手である私たちに届ける際、彼女たちがこだわっていることがある。それは、モノを売る時にはきちんとした"説明"が必要だということ。<br />
<br />
<strong>「その商品ができるまでの過程、どんな背景があるのか、そういうことを正しく伝えて丁寧に売ろう。これは信三郎帆布さんと約束していることでもありますが、私たちが考えたことや作り手が思っていることが、ストレートに使い手にも届くというのがレーベルクリエーターズの良さでありコンセプトです。そこは大事にしたいですね」</strong><br />
<img src="../img/feature/05/photos_feature_10.jpg" width="300" height="200" class="img01" /><br />
<br />
今回記事では紹介しきれなかったが、レーベルクリエーターズの商品は皆どれも興味深い背景・エピソードを持っている。それをきちんと伝えたい。だから彼女は自分で店番をし、お客さんと会話をしている。きっと彼女から話を聞くと、あなたもその商品のファンになってしまうはずだ。それくらいグッと来るエピソードが満載なのである。</p>
</div>

<div class="cClear"></div>
</div>
</div>

<div class="feature">
<a name="m04" id="m04"></a>
<div class="h2"><h2 id="h2_04">interior(n)interview 自分の五感の反応に耳を傾ける</h2></div>
<div class="txt">
<div class="txtLeft">
<p>熊谷さんは"これいい！"というものに出会った時、盛り上がる気持ちを少し抑えて、自分自身に３回くらい「何で？」と尋ねるのだという。<br />
<br />
<strong>「まずは五感を研ぎ澄ましていろんなものに触れ、"これいい！"と思うモノにたくさん出会うことを大事にしています。そのうえで、"本当にいい？何でいいと思う？"と、自分自身に問いかけるんです。そうしてじっくり向き合うことで、見えてくるコトがあります」</strong><br />
<br />
基本的に自分の五感を信じるようにしているという。さらに自分へ何度も問いかけることで、本質に詰め寄っていくのだろう。それくらい慎重に、大事に考えるからこそ生まれるものがあるのだと、彼女の話から口ぶりから非常に伝わってくる。<br />
またそういう彼女の真摯な姿勢に、作り手も引きつけられているのではないだろうか。彼女はインタビューの中で、「作り手と一緒に作っている」と話していた。それはきっと作り手の方々もそう感じていることだろう。<br />
<br />
作り手と向かい合う時の彼女の熱意には、使い手の気持ちがしっかり見えるし、使い手に商品を紹介する彼女の言葉には、作り手の思いがこもっているからだ。<br />
<img src="../img/feature/05/photos_feature_11.jpg" width="300" height="300" class="img01" />
</p>
</div>
<div class="txtRight">
<p>
そんな彼女に、これから挑戦してみたいことを最後に尋ねてみた。<br />
<br />
<img src="../img/feature/05/photos_feature_12.jpg" width="300" height="200" class="img02" /><br />
<strong>「まだまだ出会ったことがない素材や技術はたくさんあると思います。だから、そういうものにどんどん出会いたいですね。そしてこれからも、その素材や技術の持つ特性を生かしたモノ作りを、長く続けていきたいです」</strong><br />
<br />
インタビューの最初にも、彼女は"長く、コンスタントにモノづくりを続けていきたい"そう語っていた。確かに、今、レーベルクリエーターズが取り組んでいるプロジェクトは、続けていくことが大事だ。それは一過性のものではなく、生活に根付く、使えば使うほど良さが分かる、そういうモノづくりを目指しているのが彼女たちのプロジェクトだからである。レーベルクリエーターズのプロジェクトが続いていくということは、技術力の高い日本のモノづくりが健在であるということでもあるのだ。<br />
<br />
<img src="../img/feature/05/photos_feature_13.jpg" width="300" height="200" class="img02" /><br />
彼女の言うとおり、まだまだ日本中にはすばらしいモノづくりがたくさんある。きっと彼女はこれからもたくさんの"感動するモノ"に出会うことだろう。それがまた、彼女の"デザイン"と作り手の皆さんの"技術"と掛け合わさって、新しい可能性を秘めたモノとして生まれるのが今から楽しみだ。</p>
</div>

<div class="cClear"></div>
</div>
</div>

<!-- photocallery -->
<div class="gallery">
<div class="txt">
<p><img src="../img/photogallery_tit.jpg" alt="Photo Gallery" width="150" height="25" align="absmiddle" />写真をクリックすると、拡大表示でご覧いただけます</p>
<a href="../img/feature/05/gphoto_01.jpg" rel="lightbox[label]" title="レーベルショップのショーケースの一部。色とりどりのはんかちが目を引きます"><img src="../img/feature/05/gphoto_01_thum.jpg" width="150" height="100" border="0" class="img02" /></a>
<a href="../img/feature/05/gphoto_02.jpg" rel="lightbox[label]" title="MATE-RE-INNO「ORI」シリーズの名刺入れ。縦/横と２パターンあります"><img src="../img/feature/05/gphoto_02_thum.jpg" width="150" height="100" border="0" class="img02" /></a>
<a href="../img/feature/05/gphoto_03.jpg" rel="lightbox[label]" title=""きころ"を使って作られたストラップ。家のかたちをしています"><img src="../img/feature/05/gphoto_03_thum.jpg" width="150" height="100" border="0" class="img02" /></a>
<a href="../img/feature/05/gphoto_04.jpg" rel="lightbox[label]" title="床材の端材でできたコースター「KIGI」"><img src="../img/feature/05/gphoto_04_thum.jpg" width="150" height="100" border="0" class="img02" /></a>
<a href="../img/feature/05/gphoto_05.jpg" rel="lightbox[label]" title="今城メリヤスさんのところの端布で作られたクッション。触り心地が最高！"><img src="../img/feature/05/gphoto_05_thum.jpg" width="150" height="100" border="0" class="img02" /></a>
<a href="../img/feature/05/gphoto_06.jpg" rel="lightbox[label]" title="今城メリヤスさんと一緒に作ったTシャツやストール"><img src="../img/feature/05/gphoto_06_thum.jpg" width="150" height="100" border="0" class="img02" /></a>
<a href="../img/feature/05/gphoto_07.jpg" rel="lightbox[label]" title="モア・トゥリーズというプロジェクトにデザイナーとして参加し、熊谷さんが提案した木のブローチ。木目を気軽に楽しんでもらえるようにとあえてシンプルに作られているのだとか"><img src="../img/feature/05/gphoto_07_thum.jpg" width="150" height="100" border="0" class="img02" /></a>
<a href="../img/feature/05/gphoto_08.jpg" rel="lightbox[label]" title="熊谷さんが手に持っているのは、フリーカップ「CASANE」。手間はかかってしまうけれど、型を作らず手びねりで作られているそう"><img src="../img/feature/05/gphoto_08_thum.jpg" width="150" height="100" border="0" class="img02" /></a></div>
</div>
<!-- //photocallery -->

</div>

<div id="feature05Sub">
<div class="featureShop">
<div class="h2"><h2></h2></div>
<div class="txt">
<p> <strong>有限会社レーベルクリエーターズ</strong><br />
<a href="http://www.label-creators.com/" target="_blank">http://www.label-creators.com/</a><br />
<br />
<strong>Labelcafe・shop・gallery（東京）</strong><br />
東京都港区1-11-49 レーベルビル<br />
tel: 03-5444-6677<br />
営業時間：cafe 9:00〜17:00<br />
　　　　　shop・gallery 10:00〜17:00<br />
定休日：火曜<br />
<br />
<strong>Labeldining tetote・Labelshop（大阪）</strong><br />
大阪府大阪市北区西天満1-1-11<br />
レーベルビル<br />
tel: 06-6366-1161<br />
営業時間：tetote 11:30〜23:00<br />
　　　　　shop 平日13:00〜19:00／<br />
　　　　　土祝12:00〜18:00<br />
定休日：tetote 日曜　shop 日・月・火曜<br />
</p>
<img src="../img/feature/05/label01.jpg" title="レーベルクリエーターズ" alt="レーベルクリエーターズ" width="243" height="324" class="img01" /><br />
<img src="../img/feature/05/label02.jpg" title="レーベルクリエーターズ" alt="レーベルクリエーターズ" width="243" height="162" class="img02" /><br />
<p><br />
  写真は、上が東京・麻布十番のレーベルビル、そして下がカフェの様子。こちらの店内でレーベルクリエーターズオリジナルの家具や雑貨に触れられます。</p>
</div>
<div class="footer"></div>
</div>

<div class="lifeBalance">
<div class="h2"><h2>熊谷 有記さんのライフバランス</h2></div>
<div class="txt">
<p class="txtRight"><br />
  9:00-10:00の間に出社<br />
  <br />
店番をしながらメールチェック<br />
（作り手/販売サイドそれぞれへ）<br />
<br />
<br />
<br />
Labelcafeでランチ<br />
<br />
図面やスケッチ製作<br />
月末になると、<br />
経理をやることも...<br />
だいたい17:00以降に<br />
作り手さんとの連絡が<br />
密になることが多い<br />
<br />
<br />
<br />
20:00-22:00の間に業務終了<br />
</p>
<p class="txtBottom">これらのほか、お店のチラシやPOPを作ったり、商品の写真を撮ったりなども行っているそう。</p>
</div>
<div class="footer"></div>
</div>

<div class="question">
<div class="h2"><h2>熊谷 有記さんへQuastion</h2></div>
<div class="txt">
<dl class="border">
<dt class="questionQ">Q.</dt><dd><strong>仕事の上で欠かせないものは？</strong></dd>
<dt class="questionA">A.</dt>
<dd>筆記用具、ノート、スケジュール帳ですね。<br />
<img src="../img/feature/05/stationary.jpg" title="熊谷さん愛用の筆記用具、ノート、スケジュール帳" alt="熊谷さん愛用の筆記用具、ノート、スケジュール帳" width="230" height="153" />
筆記用具の中には、メジャーや三角スケールも欠かせません。</dd>
</dl>
<dl class="border">
<dt class="questionQ">Q.</dt><dd><strong>気に入って集めているものは？</strong></dd>
<dt class="questionA">A.</dt>
<dd>木の端っことか石とか、こういうものを小さい頃からよく集めています。<br />
<br /> 
それが講じて、MATE-RE-INNOの「KIKORO」シリーズができました！<br />
<img src="../img/feature/05/kikoro.jpg" title="きころ" alt="きころ" width="230" height="153" />これは、建築の時に使う木材を製材する際に出る、木くずを粉砕する過程で出る木の節部分"きころ"を使って作られています。"きころ"って私たちが呼んでいるだけなんですけど、木くずを粉砕する時に、そのきころは風で飛ばされてひとつの箱により分けられるんですが、その中でコロコロと転がっているんです。そうしているうちに、角が取れてコロッとしたかたちになるんですよ。<br />
<br />
また、白いシャツも集めているもののひとつです。"白"って、ストイックな感じがするんですよね。縫い目とかいろいろ"隠せない"そういう感じにひかれます。</dd>
</dl>
<dl class="noBorder">
<dt class="questionQ">Q.</dt><dd><strong>今読んでいる本は？</strong></dd>
<dt class="questionA">A.</dt>
<dd>まず、長田 弘さんの「空と樹と」という本。美しい詩と絵から構成されていて、ひと息つきたい時に広げてうっとりします。<img src="../img/feature/05/book01.jpg" title="「空と樹と」" alt="「空と樹と」" width="230" height="153" />
<br />
それから、「七十二候 美味禮讃」という食べ物についてイラストでつづられている本。日本ならではの季節が生み出した食材や古来の調理法について書かれています。
今とても旧暦に興味があって、いろいろ読んでいるうちに出会った１冊です。<br />
特に自然のものと月には深い関係があるのだそうです。たとえば木は、新月それも特に冬場に切るのがいいと言われています。その頃に切った木はくさりにくくて、使う時にも素直なのだとか。不思議ですよね。<br />
<br />
なので、旧暦について書かれたスケジュール帳も使っていて、それには自分の体調など書き、実験しています。どれくらい私の体が月とリンクしているのかなと思いまして...。<img src="../img/feature/05/book02.jpg" title="「七十二候 美味禮讃」とスケジュール帳" alt="「七十二候 美味禮讃」とスケジュール帳" width="230" height="153" />
<br />
そして最後に「木工材料」という教材。これは今読んでいるというよりは、木について知りたい時に見る本です。飛騨高山で働いている頃に、併設されていた「森林たくみ塾」というところに、木の勉強をしに行っていたのですが、そこで使っていたものです。<br />
今、木にもとても興味が向いてきていて、おもしろいなと思うようになりました。木ってひとつずつ表情が違うんですよね。それぞれの種類や特性を生かして、木を使ったモノづくりも少しずつ始めています。
<img src="../img/feature/05/book03.jpg" title="「木工材料」" alt="「木工材料」" width="230" height="153" /></dd>
</dl>

</div>
<div class="footer"></div>

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</div>
</div>
<div class="cClear"></div>
</div>]]>
        
    </content>
</entry>

<entry>
    <title>【第５回/後編】連載｜Photography×橋本直征</title>
    <link rel="alternate" type="text/html" href="http://www.interiorn.jp/serial/serial05-2.html" />
    <id>tag:www.interiorn.jp,2010://1.110</id>

    <published>2010-03-25T02:05:42Z</published>
    <updated>2012-03-29T05:01:35Z</updated>

    <summary> //&lt;![CDATA[ function openList(_href, _w...</summary>
    <author>
        <name>interiorn_admin</name>
        
    </author>
    
        <category term="serial" scheme="http://www.sixapart.com/ns/types#category" />
    
    
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        <![CDATA[<div id="serial05-2">
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//<![CDATA[
function openList(_href, _winname) {
	var win = window.open(_href, _winname, 'width=820, height=820, status=no, scrollbars=yes, toolbar=no, menubar=no, resizable=yes');
	win.focus();
}
//]]&gt;
</script>

<div class="h1_special"><h1>連載「○○×橋本直征」 Photography×橋本直征 interior(n)interview Vol.5-2（後編）</h1></div>

<div id="serial05-2Main">
<div class="read">
<p><strong>スタイリストだから撮れる写真があるはず...。</strong><br />
今回の後編では、そう語る彼の写真やその撮影風景をご紹介しようと思う。<br />
<br />
編集部が取材にうかがったのは、インテリア雑誌『LiVES』に掲載するページの仕事の現場。今回橋本氏はスタイリングと写真撮影との両方を行うのだそう。<br />
<img src="../img/serial/05-2/photo_image.jpg" width="530" height="342" class="img01" /><br />
上写真のイメージ図をもとに、今回撮影を進めていくという（こちらは橋本氏が描いたもの）。<br />
１枚のカットが出来上がるまでの行程やシャッターを切るまでの現場の程よい緊張感など、普段なかなか体験できない貴重なシーンに立ち会わせていただいた。</p>
<div class="vol"><img src="../img/serial/vol_icon.gif" width="20" height="15" align="top" /><a href="http://www.interiorn.jp/serial/serial05-1.html">「Photography×橋本直征」前編はこちら</a></div>
</div>

<div id="menu">
<ul>
<li><a href="#m01">実際のスタイリング＆撮影現場に密着取材！</a></li>
<li><a href="#photo">当日撮影したカットを大公開！！</a></li>
</ul>
</div>

<div class="cClear"></div>

<div class="special">
<a name="m01" id="m01"></a>
<div class="h2"><h2 id="h2_01">interior(n)interview 実際のスタイリング＆撮影現場に密着取材！</h2></div>
<div class="h3"><h3 id="h3_01">搬入から撮影準備</h3></div>
<div class="txt">
<p>撮影のときには、事前にスタジオへ撮影に使う家具などの荷物が搬入されている。今回も前日までに運び込まれていて、撮影当日は朝から、橋本氏のアシスタントさんたちが梱包材を外し、準備を進めていた。</p>
<img src="../img/serial/05-2/photos_special_01.jpg" width="300" height="200" class="img01" />
<img src="../img/serial/05-2/photos_special_02.jpg" width="300" height="200" class="img01" />
<p>どれも借り物なので、取り扱いは慎重に...かつ手早く作業をすることも大事だ。</p>
<br />
<p>
その日使う家具などがお目見えすると、次は今回のスタイリングのベースとなる部分を作る。<br />
ここからは、橋本氏がメインとなって現場が動いていく。</p>
<img src="../img/serial/05-2/photos_special_03.jpg" width="300" height="200" class="img01" />
<img src="../img/serial/05-2/photos_special_04.jpg" width="300" height="200" class="img01" />

<div class="h3"><h3 id="h3_02">撮影するアングルを決定、スタイリングを完成させる</h3></div>
<p>
ベースの家具を配置したら、次は撮影するアングルを決める。カメラをセッティングしてファインダーを覗き、さまざまな角度からアングルを見る橋本氏。</p>
<img src="../img/serial/05-2/photos_special_06.jpg" width="300" height="200" class="img01" />
<img src="../img/serial/05-2/photos_special_07.jpg" width="300" height="200" class="img01" />
<p>また、ベースの家具の位置などもアシスタントに指示しながら調整。この日の撮影に立ち会っていた編集者と相談しながら最終的なアングルを決めていく。</p>
<img src="../img/serial/05-2/photos_special_05.jpg" width="300" height="200" class="img01" />
<img src="../img/serial/05-2/photos_special_08.jpg" width="300" height="200" class="img01" />
<br />
<p>アングルが決まったら、ベースの家具に小物などを置いてスタイリングを完成させていく。こちらもカメラのファインダーを覗きながら調整しつつ進める。</p>
<img src="../img/serial/05-2/photos_special_10.jpg" width="300" height="200" class="img01" />
<img src="../img/serial/05-2/photos_special_09.jpg" width="300" height="200" class="img01" />
</div>

<div class="h3"><h3 id="h3_03">ポラを切り相談。そして本番のフィルムで撮影へ</h3></div>
<div class="txt">
<div class="txtLeft">
<img src="../img/serial/05-2/photos_special_11.jpg" width="300" height="441" class="img02" />
<img src="../img/serial/05-2/photos_special_13.jpg" width="300" height="200" class="img02" />
<img src="../img/serial/05-2/photos_special_15.jpg" width="300" height="200" class="img02" /></div>

<div class="txtRight">
<p>
<br />
アングルが決まりセッティングがすべて完了したら、次はポラで試し撮りをする。「ポラを切る」という作業である。まずポラを切ってから、使う紙面のレイアウトと照らし合わせ、最終決定するのだ。光の具合なども丁寧にチェックしながら、本番のフィルムでの撮影に向けてすべてを整えていく。
<img src="../img/serial/05-2/photos_special_12.jpg" width="300" height="304" class="img02" />
 左写真は、ポラを切ったあとに編集者と使うレイアウトを想定して相談している様子。この日はトーンを変えて数パターン撮って、確認していた。デジタルカメラでの撮影とは違い、とりあえず撮ってみて様子を見ようというわけにはいかないので、何度も念入りにチェックが必要となる。<br />
そしてポラでのチェックが終わったらフィルムを入れ替えて、実際の撮影に臨む。<br />
下写真は、最終的に撮影する直前の様子。きれいにスタイリングされ、あとはシャッターが押されるのを待つだけという状態だ。<br />
<img src="../img/serial/05-2/photos_special_14.jpg" width="300" height="200" class="img02" /></p>
</div>

<div class="cClear"></div>
<div class="h3"><h3 id="h3_04">撮影終了後は、撤収作業</h3></div>
<div class="txt">
<p>
撮影後は、この撮影のためにレンタルした家具を各ショップへ返却するため、梱包作業を行う。家具等の返却はこういう撮影での搬入出をメインで行っているロケバスが担当。
<img src="../img/serial/05-2/photos_special_16.jpg" width="300" height="200" class="img01" />
<img src="../img/serial/05-2/photos_special_17.jpg" width="300" height="200" class="img01" />
このような流れで、雑誌に掲載される１カットがスタイリング・撮影されているのだ。</p>
</div>

<div class="cClear"></div>
</div>
</div>



<div class="special">
<a name="photo" id="photo"></a>
<div class="h2"><h2 id="h2_02">interior(n)interview 当日撮影したカットを大公開！！</h2></div>
<div class="txt">
<div class="txtLeft">
<p>
<img src="../img/serial/05-2/photos_special_18.jpg" width="300" height="304" class="img03" /></p>
</div>

<div class="txtRight">
<p>
今回の密着取材の際に、橋本氏が実際に撮影したカットをここで大公開したいと思う。<a href="serial05-1.html">前編</a>で彼が語った想いとともにご覧いただくと、さらに"彼らしさ"が伝わってくるはずだ。<br />
左のカットは、雑誌『LiVES（Vol.50）』に掲載されているが、<strong>そのほかに橋本氏が撮り下ろしたカットも合わせてご紹介</strong>。<br />
ほかではなかなか見られない内容なので、ぜひチェックを！<br />
<div class="banner"><a href="javascript:void(0)" onclick="openList('sub_photo.html','sub'); return false;"><img src="../img/serial/05-2/photo_banner.jpg" width="270" height="110" border="0" /></a></div>
</p>
</div>

<div class="cClear"></div>
</div>

<div class="end">
<p>
前編で橋本氏も述べていたが、スタイリングの仕事も写真も、ひとつのカタチを作り上げるものである。私たちに見えているのは、そこから切り取られた一部分なのかもしれない。しかし今回は、そこに込められた彼の想いや考えにじっくり迫り、お伝えすることができたのではないかと思う。<br />
<br />
<strong>インテリアスタイリストの彼だからこそできること、撮れる写真。まだまだこれからもその活動の幅は広がっていきそうだ。</strong></p>
<div class="vol"><img src="../img/serial/vol_icon.gif" width="20" height="15" align="top" /><a href="http://www.interiorn.jp/serial/serial05-1.html">「Photography×橋本直征」前編はこちら</a></div>
</div>


<div class="cClear"></div>
</div>
</div>



<div id="serial05-2Sub">
<div class="specialShop">
<div class="h2"><h2></h2></div>
<div class="txt">
<div class="event">
<p><strong>今回橋本氏がスタイリング・撮影した<br />
  写真は、『LiVES Vol.50』に掲載中！</strong></p> 
<p>2010年3月15日より絶賛発売中の『LiVES Vol.50』、「リノベーション入門」特集内の「INTERIORS FOR NEW LIFE」というコーナーに今回橋本氏がスタイリング・撮影したカットが掲載されています。<br />
こちらのコーナーでは、新生活に取り入れたくなるような、部屋の印象を一新するインテリアアイテム、人気の定番アイテムなどが紹介されているのだとか。<br />
ちなみにそのアイテムのセレクト部分も橋本氏が担当されたのだそうですよ。
<br />
ぜひ書店などでチェックしてみてくださいね！</p>
<img src="../img/serial/05-1/lives.jpg" width="215" height="285" title="LiVES Vol.50　表紙" alt="LiVES Vol.50　表紙" class="img02" />
<p><a href="http://www.livesjapan.com/" target="_blank">住宅＆インテリアマガジン<br />
  『<strong>LiVES（ライヴズ）</strong>』</a><br />
発行：株式会社第一プログレス<br />
<br />
今回の撮影スタジオ<br />
<strong><a href="http://www.camerabiyori.com/school/studio.htm" target="_a">カメラ日和フォトスタジオ</a></strong>
</p>
</div>
<br />
<br />
</p>

<!-- スタッフさん -->
<p><strong>今回撮影に使ったカメラ</strong></p>
<img src="../img/serial/05-1/camera.jpg" width="243" height="279" class="camera" title="Mamiya RZ 67" alt="Mamiya RZ 67" />
<p>今回、橋本氏が撮影に使用したのは、「Mamiya RZ 67」というカメラ。<br />
しっかりとしたインテリアを撮るには、いいカメラなのだとか。接写に強く、寄りの写真がとてもキレイです。<br />
（<a href="#photo">実際に撮影した写真はこのページ末尾で</a>）<br />
</p>
<!-- /スタッフさん -->

</div>
<div class="footer"></div>
</div>


<!-- プロフィール -->
<div class="specialProfile">
<div class="h2"><h2></h2></div>
<div class="txt">
<p><strong>橋本直征氏 プロフィール</strong></p>
<img src="../img/hashimoto.jpg" width="234" height="162" title="橋本直征氏" alt="橋本直征氏" />
<p>赤松珠抄子氏に師事後、2004年独立。<br />
セットデザインから、プロップス、<br />
インテリアスタイリングまで手掛ける。<br />
主に広告、TV-CM美術、<br />
雑誌などの分野を中心に活動。<br />
また、ミュージックビデオや、<br />
セレブリティの邸宅等も手掛け、<br />
2009年からは、写真、立体作品、制作、<br />
発表にも精力的に取組み<br />
その活動は多岐にわたる。<br />
<a href="http://naoyuki-hashimoto.com/" target="_blank">http://naoyuki-hashimoto.com/</a></p>

</div>
<div class="footer"></div>

<!-- BRUSHウィジェット -->
<div id="brush_widget2">
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</div>
<!-- //BRUSHウィジェット -->


</div>
<!-- /プロフィール -->

</div>
<div class="cClear"></div>
</div>]]>
        
    </content>
</entry>

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