連載第9回でピックアップしているのは、5月にニューヨークで開催された現代家具見本市『ICFF』。実際に足を運んだ橋本氏のイベントレポートでお届けしています。
前編では、メイン会場での様子や、橋本氏が注目したブランドについてご紹介しました。
今回の後編では、会期中にニューヨークのあちらこちらで行われていたイベントをクローズアップしていきたいと思います。写真を眺めるだけでも、その楽しそうな様子が伝わってきますよ!
「ICFF×橋本直征」前編はこちら
ICFFの会期に合わせて、SOHOなどに店舗を持つインテリアショップでは、毎晩パーティーが行われている。パーティードリンクにフード、DJと、とても華やかな雰囲気。このデザインイベントを皆とても楽しんでいる様子が伝わってくる。
とはいえ、商談メインで来た人たちは、それどころではないだろうけれど...。
写真は、いろんなショップでのイベント風景。どこも大盛況だった。




ニューヨークのSOHOやチェルシーは、数多くのインテリアショップが立ち並ぶエリアだ。世界規模の国際的なブランドから個性的な小規模ショップ、アンティークショップまで、さまざまな形態のショップやギャラリーが点在している。
一歩脇道に入れば新しい発見があり、土地勘がなくても適当に歩いているだけで、必ずといって良いほど、魅力的な何かに遭遇できる。それくらい多くのショップやギャラリーなどがあるので、ニューヨークを訪れた際には、ぜひ実際に足を運んでみて欲しい。
今回ニューヨーク散策中、個人的に好きなショップなどを見つけることができ、概ね満足しているものの、ただひとつだけ心残りが...。それはJonathan Adlerのフラワーベースを買い損ねたこと。最終日に買いに行ったら、もう閉店時間を過ぎていた。また、ニューヨークへ来いということか...。
今回2度目のニューヨーク。移民の国というだけあって、とても刺激的な街だ。そこでは誰もが平等で、みんなチャンスを掴みにやって来る。
『ICFF』では、さまざまな国からの出店があって、さすが国際見本市という印象を受けた。日本をはじめ、アジア各国の出店も目立って何となく嬉しい。特に日本のブースで知り合いの日本人に会うと、本当に頑張って!と思う。実際、『ICFF』がきっかけでブレイクしたブランドやデザイナーも少なくないだろう。
イタリアのミラノサローネ、フランスのメゾン・エ・オブジェ、そして日本で行われるさまざまな展示会と、見本市はいろいろあり実際に足を運ぶことも多いが、中でもこのニューヨークでの『ICFF』が一番好きだ。メゾン・エ・オブジェにもいつか行ってみたい見本市のひとつではあるけれど、今は"ニューヨークを極めたい"という気持ちの方が若干強い。
ニューヨークはとても文化的な街で、デザインという観点からも大いに刺激を受ける。今回滞在したACE HOTEL(ページ右枠のフォトギャラリーに写真を紹介)も非常に良かった。
滞在中、何となく思ったのは、ニューヨーカーは日常を楽しむのをとても大切にしているということ。もしかしたら、趣味趣向というより、生活を楽しむためにグッドデザインを求めているのかもしれない。僕もどうしても目先の仕事に追われがちになるが、東京での生活をもっと楽しもう。そんなふうに思った。
「ICFF×橋本直征」前編はこちら
ICFF http://www.icff.com/
日程:2011年5月14日(土)〜17日(火)
場所:New York City's Jacob K. Javits
Convention Center
フォトギャラリー
※写真をクリックすると拡大表示されます
橋本直征氏 プロフィール
赤松珠抄子氏に師事後、2004年独立。
セットデザインから、プロップス、
インテリアスタイリングまで手掛ける。
主に広告、TV-CM美術、雑誌などの
分野を中心に活動。
また、ミュージックビデオや企業のディレクション、セレブリティの邸宅も手掛け、
2009年からは、写真、立体作品、制作、
発表にも精力的に取組み、
その活動は多岐にわたる。
http://naoyuki-hashimoto.com/
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